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【COGHCC聖書通読】 2020/09/30

2020-09-30 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
ヨブ記 39:1-12

「あなたは岩間のやぎが子を産むときを知っているか。あなたは雌じかが子を産むのを見たことがあるか。 これらの妊娠の月を数えることができるか。これらが産む時を知っているか。 これらは身をかがめて子を産み、そのはらみ子を産みいだす。 その子は強くなって、野に育ち、出て行って、その親のもとに帰らない。 だれが野ろばを放って、自由にしたか。だれが野ろばのつなぎを解いたか。 わたしは荒野をその家として与え、荒れ地をそのすみかとして与えた。 これは町の騒ぎをいやしめ、御者の呼ぶ声を聞きいれず、 山を牧場としてはせまわり、もろもろの青物を尋ね求める。 野牛は快くあなたに仕え、あなたの飼葉おけのかたわらにとどまるだろうか。 あなたは野牛に手綱をつけてうねを歩かせることができるか、これはあなたに従って谷を耕すであろうか。 その力が強いからとて、あなたはこれに頼むであろうか。またあなたの仕事をこれに任せるであろうか。 あなたはこれにたよって、あなたの穀物を打ち場に運び帰らせるであろうか。」

神はヨブに、38節ではこの世のはじめや死後の世界、森羅万象や自然法則などスケールの大きな、人間にはとても想像できないことを尋ねましたが、 39節ではより人間にとって身近な家畜の野生の生態を知っているかと尋ねられました。しかし身近に接しているはずのこれらの動物でさえ、人間にはわからないことだらけで、飼い慣らすことも相当骨の折れることです。しかし神は、これらの野生動物さえも意のままに用いることのできる偉大なお方です。

https://www.bible.com/bible/81/job.39.1-12.ja1955

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ヨブ記 39:13-30

「だちょうは威勢よくその翼をふるう。しかしこれにはきれいな羽と羽毛があるか。 これはその卵を土の中に捨て置き、これを砂のなかで暖め、 足でつぶされることも、野の獣に踏まれることも忘れている。 これはその子に無情であって、あたかも自分の子でないようにし、その苦労のむなしくなるをも恐れない。 これは神がこれに知恵を授けず、悟りを与えなかったゆえである。 これがその身を起して走る時には、馬をも、その乗り手をもあざける。 あなたは馬にその力を与えることができるか。力をもってその首を装うことができるか。 あなたはこれをいなごのように、とばせることができるか。その鼻あらしの威力は恐ろしい。 これは谷であがき、その力に誇り、みずから出ていって武器に向かう。 これは恐れをあざ笑って、驚くことなく、つるぎをさけて退くことがない。 矢筒はその上に鳴り、やりと投げやりと、あいきらめく。 これはたけりつ、狂いつ、地をひとのみにし、ラッパの音が鳴り渡っても、立ちどまることがない。 これはラッパの鳴るごとにハアハアと言い、遠くから戦いをかぎつけ、隊長の大声およびときの声を聞き知る。 たかが舞いあがり、その翼をのべて南に向かうのは、あなたの知恵によるのか、 わしがかけのぼり、その巣を高い所につくるのは、あなたの命令によるのか。 これは岩の上にすみかを構え、岩のとがり、または険しい所におり、 そこから獲物をうかがう。その目の及ぶところは遠い。 そのひなもまた血を吸う。おおよそ殺された者のある所には、これもそこにいる」。

次いで神はヨブに、ダチョウ、馬、鷹の生態について尋ねます。これらの動物類の特徴は、相手を傷つける力につながる他よりも優れた能力を持ち、力による支配を意味する動物です。神はダチョウには思慮を与えなかったと言われ、馬には己の力を誇り敵を恐れず好戦的であると言われ、鷹には巣を高い場所に作り上から獲物を見下ろすと言われました。これらはどれも、神をも恐れず驕り高ぶった人間の姿を重ね合わせておられるのではないでしょうか。天地万物を統べ治められる神に向かい反逆的な態度を取り続ける人間の愚かさを憂うだけでなく、神を畏れると言いながらヨブのように自分の正しさを神の御前に主張して不平不満をぶつけていないか、自己点検する必要があるのではないでしょうか。

https://www.bible.com/bible/81/job.39.13-30.ja1955
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