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【COGHCC聖書通読】 2017/04/23

2017-04-23 08:25:52 | 一日一章・聖書通読日記
ネヘミヤ記 5:1, 5-6
『さて、ここに民がその妻と共に、その兄弟であるユダヤ人に向かって大いに叫び訴えることがあった。

「現にわれわれの肉はわれわれの兄弟の肉に等しく、われわれの子供も彼らの子供に等しいのに、見よ、われわれはむすこ娘を人の奴隷とするようにしいられています。われわれの娘のうちには、すでに人の奴隷になった者もありますが、われわれの田畑も、ぶどう畑も他人のものになっているので、われわれにはどうする力もありません」。 わたしは彼らの叫びと、これらの言葉を聞いて大いに怒った。』

エルサレムの城壁を再建する工事中も、人々は生計を立てなければ生きてゆけません。しかし中には日々の糧を得るために、あるいは税金を納めるために、自分たちの所有の地を同族であるユダヤ人に売り、あるいは子どもたちを奴隷として売らざるを得なかったと、窮状を訴える人々がいました。

ネヘミヤはこの訴えを聞いて非常に怒りました。なぜならモーセの律法に、同族であるイスラエル人の嗣業の地を抵当に入れて金を貸したり、そのために利息を取ったり、奴隷にしてはならないと戒められているからです。

私たちの行動基準は聖書の御言葉です。御言葉に反する行為をして私腹を肥やしたり、隣人を憐れまない者は、神様の厳しい裁きを決して免れることはできません。

http://bible.com/81/neh.5.1,5-6.ja1955

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ネヘミヤ記 5:8-10
『彼らに言った、「われわれは異邦人に売られたわれわれの兄弟ユダヤ人を、われわれの力にしたがってあがなった。しかるにあなたがたは自分の兄弟を売ろうとするのか。彼らはわれわれに売られるのか」。彼らは黙してひと言もいわなかった。 わたしはまた言った、「あなたがたのする事はよくない。あなたがたは、われわれの敵である異邦人のそしりをやめさせるために、われわれの神を恐れつつ事をなすべきではないか。 わたしもわたしの兄弟たちも、わたしのしもべたちも同じく金と穀物とを貸しているが、われわれはこの利息をやめよう。」』

ネヘミヤは私腹を肥やしていた人々を集めて、彼らの行ってきた行為を厳しく非難しました。そして彼らが貧しい人々に課していた利息をやめるように提案しました。その理由は、神の愛を知らぬ異邦人のような無慈悲な行為を真似ることなく、神様の憐れみによってバビロン捕囚から解放された者同士、自分たちも憐れみ深い者となって、互いに愛と施しを行うべきだと言うことです。

私たちはキリストの十字架によって罪赦され購われた者、すなわち神様の所有となっているのですから、同じキリスト者同士、人を食い物にするようなことをしてはなりません。残念ながら、教会の中にも兄弟姉妹を金儲けの手段とするような不届き者がいますが、そのような愚かな行為を厳しく戒め、また私たち自身、決してそのようなことをしてはなりません。

http://bible.com/81/neh.5.8-10.ja1955

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ネヘミヤ記 5:14-15, 17-19
「またわたしは、ユダの地の総督に任ぜられた時から、すなわちアルタシャスタ王の第二十年から第三十二年まで、十二年の間、わたしもわたしの兄弟たちも、総督としての手当を受けなかった。 わたしより以前の総督らは民に重荷を負わせ、彼らから銀四十シケルのほかにパンとぶどう酒を取り、また彼らのしもべたちも民を圧迫した。しかしわたしは神を恐れるので、そのようなことはしなかった。

またわたしの食卓にはユダヤ人と、つかさたち百五十人もあり、そのほかに、われわれの周囲の異邦人のうちからきた人々もあった。 これがために一日に牛一頭、肥えた羊六頭を備え、また鶏をもわたしのために備え、十日ごとにたくさんのぶどう酒を備えたが、わたしはこの民の労役が重かったので、総督としての手当を求めなかった。 わが神よ、わたしがこの民のためにしたすべての事を覚えて、わたしをお恵みください。」

イスラエルの主だった人々、富裕層に向かって、同族から利子を取ったり資産を担保に取るような金貸しはやめるように戒めたネヘミヤ自身は、更に厳しく自らを律していました。彼はなんと城壁再建の任に就いた12年もの長きにわたり、自らの報酬をいっさい受けずに、むしろ共に働く同労者のために一日あたり牛一頭、肥えた羊6頭、多くの鶏を提供してその労を労い養いました。ここまで大盤振る舞いの生活を12年間も続けたというのは、どれほど尊い捧げものだったでしょうか。天に宝を積むというのは、まさにこのネヘミヤのような行動です。

その動機をネヘミヤは、自分が神を畏れるが故、また同族の厳しい労働に報いるためであると告白しています。なぜなら天の父なる神様は、私たちに無償で大自然の豊かな恵みを与え、御子イエスのいのちという貴い犠牲を払ってまで、限りない愛を私たちに注いでくださっているからです。その神様の豊かな恵みと憐れみを受けている私たちもまた、ネヘミヤのように神様のために、教会のために、同じ主を信じ福音のために共に働く兄弟姉妹たちのために、惜しみなく捧げ、仕え、徹底して神様の愛と憐れみに応える生き方を貫く者でありたいと願います。

http://bible.com/81/neh.5.14-15,17-19.ja1955
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