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【COGHCC聖書通読】 2016/09/10

2016-09-10 18:00:07 | 一日一章・聖書通読日記
ヨシュア記 6:1-2
『さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。 主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。」』

イスラエルの侵攻を恐れたエリコの人々は、城壁の門を堅く閉ざして、誰も立ち入ることもできないようにする籠城作戦を採りました。しかし要塞都市エリコの鉄壁の守りも、主の前には何の役にも立ちません。主はエリコの王と勇者たちを既にヨシュアの手に渡していると仰せられました。

私たちの人生にも時折、目の前に立ちはだかる障壁に阻まれ、一歩も前に進めないように思える試練のときがあります。しかし主が共にいてくださるならば、私たちに乗り越えられない壁などありません。主の御手にすべてを委ね、御言葉に全く聞き従い、既に勝利を得たと確信して勇敢に歩みを進める私たちでありますように。

http://bible.com/81/jos.6.1-2.ja1955

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ヨシュア記 6:3-5
「あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。 七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。 そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。

主がヨシュアとイスラエルの人々に命じた戦略は、6日間ただ黙々とエリコの町の周りを行進し、7日目に大声で呼ばわるという、通常の戦争とは全くかけ離れた方法でした。しかし主が命じられた通りに行うならば、エリコの城壁は崩れ落ちて、直ちに攻め上ることができると主は約束されました。

ときに主のご命令は、私たちには到底理解できないことがあります。しかし主の御言葉に全く従うとき、私たちの想像をはるかに越えた不思議な御業をもって、御心を成し就げられます。私たちのなすべきことは、主の約束に間違いはないと確信して従うことです。

http://bible.com/81/jos.6.3-5.ja1955

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ヨシュア記 6:8-9
「ヨシュアが民に命じたように、七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主に先立って進み、ラッパを吹き鳴らした。主の契約の箱はそのあとに従った。 武装した者はラッパを吹き鳴らす祭司たちに先立って行き、しんがりは箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。」

ヨシュアは7人の祭司たちに、羊の角笛を携えて神の箱に先立って進み、武装した兵たちを神の箱の前と後ろに配備して行進させました。イスラエルの民がエリコの城壁の周りを行進するとき、祭司は角笛を吹き鳴らし、その音は絶え間なく鳴り響きました。イスラエルの人々は6日間、ただ黙々とヨシュアの命令に従って同じことを続けました。私たちが主に従うには、忍耐と一致が必要です。しかし最後まで耐え忍んだ者には、主が必ず勝利をもたらしてくださいます。

http://bible.com/81/jos.6.8-9.ja1955

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ヨシュア記 6:15-17
『七日目には、夜明けに、早く起き、同じようにして、町を七度めぐった。町を七度めぐったのはこの日だけであった。 七度目に、祭司たちがラッパを吹いた時、ヨシュアは民に言った、「呼ばわりなさい。主はこの町をあなたがたに賜わった。 この町と、その中のすべてのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。ただし遊女ラハブと、その家に共におる者はみな生かしておかなければならない。われわれが送った使者たちをかくまったからである。」』

7日目にエリコの町を7回廻ったとき、ヨシュアはイスラエルの民に角笛の音にあわせて大声で呼ばわるように命じ、エリコの町を滅ぼし尽くして、すべて主の奉納物とするように命じました。しかし主はエリコの町の住人のうち、イスラエルのスパイを敵の手からかくまったラハブの家は滅ぼさないようにと、彼女の信仰を覚えて救いの約束を守られました。

神様は、主を畏れず堅く心を閉ざす者には厳しく、主を畏れ信頼する者にはそのいのちを救い、神の民の一員に加えてくださいます。民族的にはイスラエル人ではない私たちもまたラハブのように主を畏れ、救いに導き入れていただきたいと願います。

http://bible.com/81/jos.6.15-17.ja1955

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ヨシュア記 6:18-19
『「また、あなたがたは、奉納物に手を触れてはならない。奉納に当り、その奉納物をみずから取って、イスラエルの宿営を、滅ぼさるべきものとし、それを悩ますことのないためである。 ただし、銀と金、青銅と鉄の器は、みな主に聖なる物であるから、主の倉に携え入れなければならない」。』

主はエリコの町を滅ぼし尽くすと共に、奉納物はすべて主に捧げ、自分のために取ることのないように命じられました。それは神様のものに手を付けてはならないことはもちろんのこと、罪の故に滅ぼされたものを神様に捧げてきよめることなしに、自分の所有とすることによって自ら滅びを招かないための知恵もありました。

これは今の私たちにとって、神様に捧げられたもの、すなわち献金や献品、教会のものを、自分のために利用してはならないことにもつながります。残念ながら一部の教会やクリスチャンの中には、教会を私物化したり、教会のものを自分のために利用したり持ち出したり、公私混同する人がいますが、決してそのような真似をしてはなりません。教会のものは神様のものとして大切にする私たちでありますように。

http://bible.com/81/jos.6.18-19.ja1955

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ヨシュア記 6:20-21
「そこで民は呼ばわり、祭司たちはラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。そこで民はみな、すぐに上って町にはいり、町を攻め取った。 そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。」

イスラエル人は7日目にエリコの周りを7回巡り、祭司たちの吹く角笛の音が鳴り響くと同時に大声で呼ばわると、難攻不落のエリコの城壁は崩れ落ち、イスラエルはいとも簡単に町を攻め滅ぼすことができました。私たちが神様の御言葉に忠実に従うとき、目の前に立ち塞がるいかなる障壁も、神様は崩れ去らせてくださいますから感謝いたします。

http://bible.com/81/jos.6.20-21.ja1955

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ヨシュア記 6:22-24
『その時ヨシュアは、この地を探ったふたりの人に言った、「あの遊女の家にはいって、その女と彼女に属するすべてのものを連れ出し、彼女に誓ったようにしなさい」。 斥候となったその若い人たちははいって、ラハブとその父母、兄弟、そのほか彼女に属するすべてのものを連れ出し、その親族をみな連れ出して、イスラエルの宿営の外に置いた。 そして火で町とその中のすべてのものを焼いた。ただ、銀と金、青銅と鉄の器は、主の家の倉に納めた。』

エリコの町を探りに行った2人は、自分たちを敵の手からかくまってくれたラハブとその家族を町から連れ出し、滅びを免れさせた後、エリコの町を火で焼き尽くしました。これはかつて罪の町ソドムとゴモラからアブラハムの甥ロトとその家族を2人の主の使いが救い出した後、天から火を降らせて滅ぼしたことを想起させます。

罪の中に留まり続ける者は、決して滅びを免れることはできません。罪の世に生きる中でも罪に汚れず、主の憐れみに寄り頼んで救いに至る私たちでありますように。

http://bible.com/81/jos.6.22-24.ja1955
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