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【COGHCC聖書通読】 2016/11/24

2016-11-24 07:52:08 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記下 1:1-4
『サウルが死んだ後、ダビデはアマレクびとを撃って帰り、ふつかの間チクラグにとどまっていたが、 三日目となって、ひとりの人が、その着物を裂き、頭に土をかぶって、サウルの陣営からきた。そしてダビデのもとにきて、地に伏して拝した。 ダビデは彼に言った、「あなたはどこからきたのか」。彼はダビデに言った、「わたしはイスラエルの陣営から、のがれてきたのです」。 ダビデは彼に言った、「様子はどうであったか話しなさい」。彼は答えた、「民は戦いから逃げ、民の多くは倒れて死に、サウルとその子ヨナタンもまた死にました」。』

アマレク人から妻子たちを取り戻し、分捕りものを得て喜びを満喫していたダビデの元に、サウルとヨナタンの戦死を知らせる使いがやって来ました。私たちの人生には、喜びの絶頂から突如にして悲しみのどん底に突き落とされるようなことの連続です。何事にもあわてることなく、現実を真正面から受け止めた上で、神様に信頼して前を向いて生きることが私たちクリスチャンに相応しい生き方です。

http://bible.com/81/2sa.1.1-4.ja1955

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サムエル記下 1:5-10
『ダビデは自分と話している若者に言った、「あなたはサウルとその子ヨナタンが死んだのを、どうして知ったのか」。 彼に話している若者は言った、「わたしは、はからずも、ギルボア山にいましたが、サウルはそのやりによりかかっており、戦車と騎兵とが彼に攻め寄ろうとしていました。 その時、彼はうしろを振り向いてわたしを見、わたしを呼びましたので、『ここにいます』とわたしは答えました。 彼は『おまえはだれか』と言いましたので、『アマレクびとです』と答えました。 彼はまたわたしに言いました、『そばにきて殺してください。わたしは苦しみに耐えない。まだ命があるからです』。 そこで、わたしはそのそばにいって彼を殺しました。彼がすでに倒れて、生きることのできないのを知ったからです。そしてわたしは彼の頭にあった冠と、腕につけていた腕輪とを取って、それをわが主のもとに携えてきたのです」。』

どうしてサウル王とヨナタンが死んだことを知っているのか?とのダビデの問いかけに、自分はアマレク人であり、自害を試みるも死にきれず苦しんでいたサウルに頼まれて最期のとどめを刺したのだと答えました。しかし彼の情け深いようにも見える動機の背後には、主が立てた王を殺すことを恐れない不遜と、サウルに命を狙われていたダビデに報告すれば何か褒美でももらえるだろうとの下心がありました。私たちは慈悲を装った冷酷、謙遜を装った不遜、合理的思考を装った利己心に陥らないよう、細心の注意を払わなければなりません。

http://bible.com/81/2sa.1.5-10.ja1955

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サムエル記下 1:11-12
「そのときダビデは自分の着物をつかんでそれを裂き、彼と共にいた人々も皆同じようにした。 彼らはサウルのため、またその子ヨナタンのため、また主の民のため、またイスラエルの家のために悲しみ泣いて、夕暮まで食を断った。それは彼らがつるぎに倒れたからである。」

サウルの最期を告げたアマレク人の報告に、ダビデはその場で衣を裂き、断食してサウルとヨナタン、主の民イスラエルのために悲しみ嘆きました。私たちは自分さえ幸せであればよいという無慈悲な他人事のような考え方を捨て、悲しむ者と共に悲しみ、泣く者と共に泣く、人の悲しみ苦しみを自分のこととして受け止め寄り添う憐れみ深い者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2sa.1.11-12.ja1955

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サムエル記下 1:13-16
『ダビデは自分と話していた若者に言った、「あなたはどこの人ですか」。彼は言った、「アマレクびとで、寄留の他国人の子です」。 ダビデはまた彼に言った、「どうしてあなたは手を伸べて主の油を注がれた者を殺すことを恐れなかったのですか」。 ダビデはひとりの若者を呼び、「近寄って彼を撃て」と言った。そこで彼を撃ったので死んだ。 ダビデは彼に言った、「あなたの流した血の責めはあなたに帰する。あなたが自分の口から、『わたしは主の油を注がれた者を殺した』と言って、自身にむかって証拠を立てたからである」。』

サウルとヨナタンの戦死をダビデに報告したのは、残忍な卑怯者で神をも恐れぬイスラエルの敵、アマレク人でした。ダビデは、主がイスラエルの王として立てたサウルを殺害した罪に報いるために、このアマレク人を撃ち殺すよう命じました。たとい自分の命を狙っていた悪しき王であったとしても、主が立てられた権威に私たちは畏れる心をもって従うべきです。

http://bible.com/81/2sa.1.13-16.ja1955

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サムエル記下 1:17, 23, 26-27
『ダビデはこの悲しみの歌をもって、サウルとその子ヨナタンのために哀悼した。-

「サウルとヨナタンとは、愛され、かつ喜ばれた。彼らは生きるにも、死ぬにも離れず、わしよりも早く、ししよりも強かった。

わが兄弟ヨナタンよ、あなたのためわたしは悲しむ。あなたはわたしにとって、いとも楽しい者であった。あなたがわたしを愛するのは世の常のようでなく、女の愛にもまさっていた。 ああ、勇士たちは倒れた。戦いの器はうせた」。』

ダビデはサウルとヨナタンの戦死を悼む悲しみを、哀歌をもって表しました。特にヨナタンについては、彼が自分のいのちにも勝ってダビデを愛し、苦しみの時に励ましてくれたことを思い起こして悲しみの歌を歌いました。私たちもまた、自分のためにいのち懸けで愛してくれる信仰の友のために、祈り、また喜びも悲しみも自分のこととして共有する者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2sa.1.17,23,26-27.ja1955
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