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【COGHCC聖書通読】 2018/06/23

2018-06-23 07:50:31 | 一日一章・聖書通読日記
エゼキエル書 32:1-2, 11-12, 15-16

第十二年の十二月一日に、主の言葉がわたしに臨んだ、 「人の子よ、エジプトの王パロのために、悲しみの歌をのべて、これに言え、あなたは自分をもろもろの国民のうちのししであると考えているが、あなたは海の中の龍のような者である。あなたは川の中に、はね起き、足で水をかきまぜ、川を濁す。

主なる神はこう言われる、バビロンの王のつるぎはあなたに臨む。 わたしはあなたの民衆を勇士のつるぎに倒れさせる。彼らは皆、もろもろの国民の中で、最も恐れられている者たちである。彼らはエジプトの誇を断つ、エジプトの民衆は皆滅ぼされる。

わたしはエジプトの国を荒し、その国に満ちるものが、ことごとく取り去られる時、わたしがその中に住む者をことごとく撃つ時、彼らはわたしが主であることを知る。 これは悲しみの歌である。人々はこれを歌い、もろもろの国の娘たちはこれを歌う。すなわちエジプトと、そのすべての民衆とのために、これを歌うのであると、主なる神は言われる」。

南ユダ王国最後の王ゼデキヤの治世が始まった年に預言者として召命されたエゼキエルの12年目の12月、これはエルサレム陥落がゼデキヤの在位11年目の5月でしたから、既に1年半以上経った後のことです。遠くバビロンの地に捕囚となっていた人々の下にも、エルサレムの神殿がバビロン軍によって破壊され、町には火が放たれ廃墟となったことは、誰しもが知っていたことでしょう。そのタイミングで神様は、ユダが頼みとしていたエジプトもまた滅ぼされるとの預言を再び授け、滅び行くエジプトのために哀歌を歌うようにと命じられたのです。獅子は陸の王者、勇敢な王のたとえですが、海の龍とはサタン、悪しき者のたとえです。エジプトは自ら強い国であると自負しながら、他の国々を罪に陥れる悪しき国であったために、主はエジプトを滅ぼされたのです。それでも神様は罪に気付かず滅び行く魂を悲しまれる、実に情け深いお方です。

http://bible.com/81/ezk.32.1-2,11-12,15-16.ja1955

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エゼキエル書 32:17-21, 31-32

第十二年の一月十五日に、主の言葉がわたしに臨んだ、 「人の子よ、エジプトの民衆のために嘆き、これと大いなる国々の娘らとを、下の国に投げ下し、穴に下った者のところに至らせよ。 『あなたの美はだれにまさっているか。下って、割礼を受けない者と共に伏せよ』。 彼らはつるぎに殺される者のうちに倒れる。その民衆はこれと共に伏せる。 勇士の首領はその助け手と共に、陰府の中から彼らに言う、『割礼を受けない者、つるぎに殺された者は下って伏している』と。

パロは彼らを見る時、そのすべての民衆について慰められる。パロとそのすべての軍勢とは、つるぎで殺されると、主なる神は言われる。 彼は生ける者の国に恐れを広げた。それゆえ、パロとすべての民衆とは、割礼を受けない者のうちにあって、つるぎで殺された者と共に伏すと、主なる神は言われる」。

時はまた少し遡って第12年の1月15日に戻ります。これはエルサレム陥落の翌年のことですから、最後に捕囚となった人々もまたバビロンに到着していたことでしょう。おそらく彼らは、もしエジプトが援軍を送ってくれたならばエルサレムは滅ぼされなかったのにと思っていたかもしれません。しかし神様は、エジプト自身が裁かれ、先にバビロンによって滅ぼされた国々と同様、陰府に落とされ、滅びに至ることを預言されました。彼らは心に誇り高ぶり、まことの神を信じず広く偶像礼拝を行っていたという点では皆同類、同じ穴のむじなだったのです。国の大小にかかわらず、神様は信仰のあるなしによって人々を公平に裁かれるお方です。そして私たちは、この世で力のある人々に頼るのではなく、まことの神、主に寄り頼む者であるべきことを聖書は教訓として教えています。

またこの1月15日という日は、イスラエルの律法では過越の祭の最終日です。すなわち、この日はかつてエジプトから脱出したイスラエルが紅海を渡り、追撃してきたエジプト軍が海の中に投げ込まれて全滅し、神様はもはやイスラエルの人々はエジプトを見ないと言われたその日に、エジプトが滅ぼされるとの預言を授かったことは実に興味深いことです。

http://bible.com/81/ezk.32.17-21,31-32.ja1955

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エゼキエル書 32:22-30

「アッスリヤとその仲間とはその所におり、その墓はこれを囲む。彼らはみな殺された者、またつるぎに倒れた者である。 彼らの墓は穴の奥に設けられ、その仲間はその墓の周囲にあり、これはみな殺された者、つるぎに倒れた者、生ける者の地に恐れを起した者である。 その所にエラムがおり、その民衆は皆、その墓の周囲におる。彼らはみな殺された者、つるぎに倒れた者、割礼を受けないで、下の国に下った者、生ける者の地に、恐れを起した者で、穴に下る者と共に、恥を負うのである。 彼らはそのすべての民衆と共に、殺された者の中に床を置き、その墓はこれを囲む。これは皆、割礼を受けない者、つるぎに殺された者、生ける者の地に恐れを起した者で、穴に下る者と共に恥を負う。彼らは殺された者の中に置かれている。 その所にメセクとトバル、およびすべての民衆がおる。その墓はこれを囲む。彼らは皆、割礼を受けない者で、つるぎで殺された者である。生ける者の地に恐れを起したからである。 彼らは昔の倒れた勇士と共に伏さない。これらの勇士は、武具を持って陰府に下り、つるぎをまくらとし、その盾は骨の上にある。これは勇士の恐れが、生ける者の地にあったからである。 あなたは割礼を受けない者のうちに、つるぎで殺された者と共に横たわる。 その所にエドムとその王たちと、そのすべての君たちがおる。彼らはその力を持つにもかかわらず、かのつるぎで殺された者と共に横たえられ、割礼を受けない者および穴に下る者と共に伏している。 その所に北の君たち、およびシドンびとが皆おる。彼らは自分の力によって恐れを起したので、殺された者と共に恥を受けて、下って行った者である。彼らはつるぎで殺された者と共に、割礼を受けずに伏し、穴に下る者と共に恥を負う。」

エジプトが落とされた陰府の国には、先に滅ぼされた国々の人々がいました。彼らは武器をもってバビロンと戦いましたが、何の役にも立たず、滅ぼされてしまいました。それは神様がバビロンをこの世の罪に染まった国々を一掃するために用いられたからです。この世の力や武力に頼る者は、更に強大な力によって倒されます。心に割礼のある者、すなわち、まことの神、主を信じ受け入れ、聖書の御言葉の基準に照らして人生を歩む者だけが、永遠のいのちに与ることができます。

http://bible.com/81/ezk.32.22-30.ja1955
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