小沢一郎元代表に対する評価は新聞・テレビとインターネットでは真逆、読者の評価も真逆と改めて知らされた

2012年07月06日 00時42分53秒 | 政治
◆7月5日、 本日は、私がかねてより大変お世話になっている先輩が主催する会合に呼ばれ、「混迷する政局」と題して講演をしてきた。
 聴講された方々は、70歳代以上の人生の先輩が大半である。昭和の時代を駆け抜け先導してきた世代ともいえる。年金生活に入りながらも、政治・経済への関心は高く、政変が起こりそうな今、若輩の私に声がかかった。
 これまで、ブログに書き連ねてきたことを中心に今後どういう展開が予想されるのかをタイジェンスにお話した。講演を一通り終え、質疑応答となってそれぞれが思い思いの感想なり質問なりを発言していただいたのだが、あることに私はちょっとしたショックを受けた。
 まさに私を呼んでくれた先輩が、「しかし、小沢さんは人気がないんだよなぁ。世論調査でも70%が支持しないと言っている」とポロリと漏らした。周りの聴講者もそれにうなずいている。
 私は不思議な気持ちになった。もちろん、大手新聞の世論調査の数字はブログに取りあげたほど、百も承知だ。しかし、その数字をもってしても、「小沢さんが人気がない」という肌感覚は私にはまったくない。すぐに「インターネットでは小沢さんの人気は絶大に高い。支持率もまったく逆転している」と話すと、大半の聴講者は大変驚いていた。いったいこの感覚の違い、認識のズレ・格差は何だろうかという違和感を強く感じる一日だった。

  私は、ブログの読者を対象に約半年近く「板垣英憲『情報局』勉強会」を開催して、直接読者の方々と交流をしてきた。インターネットを介して集う聴講者との間には、そうした違和感を感じたことは一度もない。つまり、恐らく、イタンーネットを介して集まる頂いた読者達とは、ほぼ同じ共通の認識に立っていることを改めて思い知らされたのである。


◆政治に強い関心を持っているという点では、本日の講演の聴講者も、私主催の勉強会の聴講者も同じである。しかし、大きく違うことは、何の「情報」を得て、国民の世論を自分の肌感覚としているかという点である。
 インターネットで集う私の勉強会は、大体40歳代以降の中高年が主だ。一方、本日の聴講者は、70歳代以上。しかし、世代間の格差というものとは言い切れない。私の勉強会の聴講者の方も、70歳代以上の方は多くいる。つまり70歳代以上の高齢者であっても、インターネットの情報を収集している人は少なくないということをまさに肌で感じている。また、この年代は時間的余裕もかなりあって、インターネットからの情報だけでなく、当然新聞・テレビの情報にも目を向けている。ところが、年代が下がるに従って、新聞の情報はアテにならないと見切りをつけ、インターネットからのみ情報を得ている人も多い。実際、私の事務所は集合住宅にあるが、新聞をとっている世帯はほとんどない。はっきりいって、うちだけである。40歳代から下の世代になると、新聞をとらない、テレビも観ない人口がドッと増えているのである。

◆つまり、こうした人びとにとって、「小沢さんは人気がないんだよなぁ」という肌感覚は、違和感を覚えるのではないか。つまり、「国民の世論」というものがどうであるかの認識の多いなるズレが生じている。そして、この人口の推移は、大きく逆転していきているのではないだろうか。
 その兆候は、原発反対のデモにもよく現れている。国民の代弁者であるべき新聞・通信社・テレビ等マスメディアが、権力側のプロパガンダになり下がっている。まさにこのことを直感的に、肌感覚として感じ取っている国民が増えてきているといえるだろう。



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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
鳩山由紀夫元首相と鳩山派が近く、民主党を離党して、小沢一郎元代表の新党に合流することを決めた

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表にごく近い筋の情報によると、鳩山由紀夫元首相と鳩山派が近く、民主党を離党して、小沢一郎元代表の新党に合流することを決め、また、原口一博元総務相も離党して、小沢一郎元代表の新党に参加するという。小沢一郎元代表が民主党を離党し、7月11日に新党の設立総会が開かれることが決まったなかで、鳩山由紀夫元首相と鳩山派や原口一博元総務相の去就が注目されていたが、ようやく、はっきり決意したということである。

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『民主党政変 政界大再編』 ( 2010年5月6日 ごま書房刊)

目次

第2章 政界再編のキーパーソン

新党が雨後の竹の子の如く生まれる

与謝野・平沼新党からみると「大連立構想」いまだ健在なり


 これらの記述を「政界再編」というキーワードで、深読みしてみると、与謝野が描いているであろう戦略の一端が垣間見えてくる。
 第一は、「既成の与野党の枠組みを超えたプロフェッショナルな政策集団の結集」という考え方である。これは、衆院で圧倒的多数の議席を獲得している民主党と野党第一党・自民党との「大連立」を前提にした戦略以外の何ものでもない。

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板垣英憲マスコミ事務所
コメント (2)
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