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但木敬一検事総長の総指揮に期待する!

2007年11月29日 19時21分12秒 | 政治
東京地検特捜部が11月29日、防衛省を家宅捜索した。捜索に当たった捜査官は約80人と大がかりである。事務次官室などが捜索されたが、守屋武昌前事務次官は退官しているので、事件に直結するようなメモなどは残されていないだろう。だが、守屋派の内局部員や自衛官が多数するから、収賄罪に結びつく書類などが押収されたことは想像に難くない。
ところで、最高指揮官の但木敬一検事総長は、検察行政畑を歩いてきた超エリート検事ながら、若い駆け出し検事のころ、岩槻市長を起訴するなどいわゆる「サンズイ」汚職事件を多数手がけてきた名うての検事でもある。「検察庁のタヌキ」ともアダ名され、政治力も備えている。
「検察官一体の原則」の頂点に立ち、守屋前事務次官逮捕で政界への斬り込みも大いに期待できる。「政治家の首」を取り、大事件をもののみごとに捜索して、福田政権を震え上がらせてこれを花道にして「検察人生」に有終の美を飾って欲しい。

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自民党は「居直り強盗」を止め、防衛疑獄事件の解明に協力をせよ

2007年11月28日 17時26分03秒 | 政治
防衛省の守屋武昌前事務次官と妻・幸子が11月28日、東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。自民党の国会議員、とくに防衛庁長官、防衛相をターゲットにした大疑獄事件が、いよいよい「本丸」に迫ってきた。
これは「時効」を計算に入れれば、自民党・公明党により連立政権下における大疑獄事件であり、大正時代に起きた海軍軍部をめぐる汚職事件であった「シーメンス事件」をはるかに上回る深刻な事件である。
シーメンス事件では、当時の山本権兵衛内閣が総辞職しており、このことと照らし合わせれば、福田康夫首相の連立内閣は、防衛省事務次方のトップで「天皇」ともいわれ権勢を誇った守屋夫妻の逮捕を重大視して、直ちに総辞職すべきである。
ところが、どういうことだろう。自民党は、参議院財政金融委員会が27日に賛成多数で議決した守屋と額賀福志郎財務相の証人の喚問(12月3日)について、採決にも加わらず、おまけに、額賀財務相の宴席への同席を否定する調査結果まで発表するなど見苦しいことを行っている。
これを「居直り強盗」と言うのである。
自民党は民主党の永田寿康元衆院議長によるニセメール事件」を念頭に置いての、「あるあがき」と言っていも過言ではない。
今回の大疑獄事件は、防衛庁・自衛隊発足(昭和29年6月9日)以来53年の歴史の中でも最悪の事件である。
守屋容疑者ただ一人の犯罪ではなく、防衛省・自衛隊からさらに政治家、そして防衛産業全体につながる構造的な積年の収賄体質によって起こされた事件だからである。
しかもも防衛予算4兆円を上回る国民の汗の結晶である「血税」が「悪の巣窟」に巣食う「極悪人」たちによって犯されてきた事件であることを見逃してはならない。自民党は「居直り強盗」のような往生際の悪いことはせず、「真相」の解明に協力すべきである。

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海上自衛隊補給艦をインド洋から引き揚げると国際的に孤立すると宣伝したのはウソだったのか?

2007年11月27日 15時23分04秒 | 政治
最近、不思議な気持ちになっている。というより、「だまされたのかな?」という感じが強い。
それは、政府与党やメディアの一部が、「インド洋派遣の海上自衛隊の補給艦を引き揚げてしまうと、国際社会で日本が孤立する」と盛んに宣伝していたことについてである。
テロ特措法が期限切れとなり、実際に引きあ挙げてきたにもかかわらず、少なくとも表面的には、どこからも非難や抗議の声が聞こえてきてはいないのである。福田首相は訪米中、ブッシュ大統領から「給油継続」を強く求められたそうだが、ブッシュ大統領がいま一番力を入れているのは、北朝鮮問題であり、日本のことはほとんど気にしていないのではないかと疑われるほど、アッケラカンとしている。
民主党の小沢一郎代表が言っているように、「アメリカ国内でさえ、イラクからの米軍撤退のブッシュ大統領の対アフガニスタン、対イラク戦争に批判が高まっており、イラクからの撤退を求める声が強まっているのかだから、ブッシュ大統領にあまり気がねする必要はない」という考え方は、正論である。
日本は、いつまでも「対米追従」し続けるりをやめ、自主的な判断で外交防衛政策を展開してもよい時期にきている。
その意味で民主党など野党提案の「自衛隊イラク派遣法廃止法案」が参院外交委員か会で可決されたことは、大変良いことである。
ちなみに、農業問題について言えば、最近アメリカの農家の多くはトウモロコシをエタノール工場に売り、日本への輸出から手を引いてきているという。
こちらの方が、儲かるからである。
アメリカは過剰生産する小麦ゆトウモロコシ、ダイズなどを日本に押し付けてきたが、儲け先を別に見つけると手の平を返すように、これまでの永い付き合いを無視して、日本への輸出をやめる動きに出る。
日本は、他国の都合に振り回されないようにするため、現在、自給率38%の農業を100%に再生し、食糧安全保障政策に力を入れていかなくてはならない。

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福田政権は、いい加減、イラクから手を引いた方がよい。

2007年11月25日 18時55分50秒 | 政治
オーストラリア連邦議会(上下両院)選挙は、11月24日の投開票の結果、下院選挙で(定数150)でケビン・ラッド党首(50)率いる最大野党・労働党が過半数を大きく超える議席を獲得して大勝し、11年半ぶりに政権を奪取した。
ラッド党首は「イラク駐留部隊の部分撤退」や「京都議定書の批准」などを公約に掲げて選挙戦を戦って勝利したので、ブッシュ米政権の対イラク戦争に協力してきたハワード政権の路線を軌道修正することになる。
イラク戦争は、アメリカの事実上の敗戦という悲惨な状況が続いており、ブッシュ大統領は「名誉ある撤退」を図ろうにも、容易に「」できない。
このままズルズルと戦争を続けていくなら、すでに3600~4000人もの戦死者を出している米軍は、さらに多くの若い兵士たちを「犬死に」させることになる。
イタリア、スペイン、英国などいわゆる「有志連合」が相次いで逃げ腰になり、ついにオーストラリア軍まで手を引く方向に来ているというのに、日本の福田政権だけは、航空自衛隊をいつまでも残留させようとしている。バカの骨頂である。
アフガニスタンのことはアフガニスタンに、イラクのことはイラク人に任せた方がよい。
それが「民族自決」というものである。

ちなみに、政府与党は、民主党に対し、アフガニスタンについて「新テロ特措法に反対するなら、責任野党として対案を示せ」と主張しているが、対テロ戦争に協力することを大前提とする対案要求に安易になる必要はない。
「反対」も立派な対案であることを認識すべきである。

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世界初の「万能細胞」作製は、ノーベル賞が期待できる快挙だ!

2007年11月21日 19時49分43秒 | 政治
◆京都大学の山中伸弥教授らの研究チームが、ヒトの皮膚から世界初の「万能細胞」をつくることに成功したと発表した。「数年以内に臨床応用可能」という。簡単に言えば、心臓などの臓器や神経の再生が可能ということである。当面は、パーキンソン病やアルツハイマー病、糖尿病などの治療に期待が持てるという。
◆世界初の「万能細胞」の成功は、夢の再生医療に大きな道を開いたことを意味している。世界各国の研究機関やメディアから問い合わせが殺到しており、早くもノーベル賞受賞の声が出ている。まさに快挙である。
◆福田政権は、巨額の防衛予算を食い物にする政治家や防衛官僚を飼うくらいなら、山中教授らのチームに対する研究費を思い切って増額するなど、国民の血税を医科学研究にどんどん注ぎ込み、難病治療に役立て、福田首相が掲げる「希望と安心」の政治を行うべきである。もしかしたら、「老害政治」を若返らせる治療薬も開発されるかも知れない。

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福田康夫首相は、国民にビジョンを示せ!

2007年11月20日 19時22分29秒 | 政治
◆福田康夫首相が就任して間もなく2か月になる。しかし、福田首相が、この国をどうしようとしているのか、ビジョンが少しも語られていない。行く先が、まったく不明なのである。安倍前首相の「美しい国」が、絵に描いた危険な餅だったのを考えれば、何も示してくれない方がまだましかもしれないが、「風に柳」のようなやる気のなさを見せられ続けたのでは、たまったものではない。「木戸銭を返せ」とあちこちから批判の声が投げつけられたとしても不思議ではない。
◆国会運営について、11月22日に野党との党首会談を行うそうだが、平身低頭、いくら下手に出ても、無駄であろう。それよりも、憲法の条項に従って、粛々と進めていけばよい。その際、民主党の小沢一郎代表が言っているように「アメリカのなかでも人気が低下しているブッシュ大統領のことを気兼ねし過ぎる必要はない」のである。アメリカ国内で「米軍のイラク撤退」を求める声が高まっているのに、日本だけが、馬鹿の一つ覚えのように「協力」にこだわるのは、おかしい。
◆それよりも、福田首相は、これからの日本の未来を示すのが先である。首相は、消費税アップに慎重だそうだが、大事なのは、日本の景気上昇軌道が「あと2年足らず」でピークに達することを深刻に受け止め、折角のチャンスを生かすことである。
平成20年度政府予算案が12月20日ごろに内示されるのであるから、まずは【景気押し上げの5つの条件】を最優先に揃えるべきである。
①福田首相の強力なリーダーシップを発揮する。
②政財官学界の実力者による「チーム編成」を行う。
③ビジョンを示す。
④新しい国造りの資金を確保する。
⑤官民一致の態勢を築く。
◆残念ながらいまのところ、この5つの条件のうち、「◎」は、④のみである。その他は、すべて「×」である。このまま無為に時間を費やすならば、それこそ、「やっぱり老害政治家だった」との烙印を歴史家からも押されることになる。

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東京都の税理士・阿部数利氏が経営現場から放つ著書は、数々の警世に富み感動的である

2007年11月19日 18時35分42秒 | Weblog
◆東京都江戸川区平井で会計事務所を経営している税理士の阿部数利先生から、「活力を呼ぶ人間界!再建―『群れないで生きる』ため」(明窓出版刊)と「反骨税理士が訴える 中小企業は悪でなければ生き残れない」(現代企画刊)「祈り学―占い・宗教潜在意識」(こうふく社刊)と題する著書3冊を贈呈された。いずれも現代という複雑怪奇な時代に対する警世の書であり、大変刺激的である。同時に、視界が不透明な時代を懸命に切り拓き、未来に向けて希望を保ちつつ全力で取り組んでいる真摯な姿勢がよく伝わり、しかも数々の警世に富み感動的である。
◆社会というのは、一部の指導的な政治家や経済人、あるいは新聞人や学識経験者のみによって誘導されるものではなく、個々の国民の真剣な思考や行動の積み重ねによって形成されていくものであることを改めて認識させられる。慶応大学の創設者・福沢諭吉が「学問ノススメ」のなかで「愚民の上に苛き政府あり」と力説しているように、「悪政・乱世・銃声」に蹂躙されない世の中を築くには、国民一人一人が「賢く」ならなくてはならない。たとえば、政治で言えば、一部の大物政治家や新聞人が「民意」を聞くこともなく、「大連立」などと勝手なことをしてもらっては困る。「天の声」とは「民の声」の謂いであるからである。
◆かかる視点から、この3冊の本のなかで、個人的に大いに刺激を受けた部分を以下、抜粋して紹介しておこう。
「活力を呼ぶ人間界!再建」(明窓出版刊)より
○「人間は『予知能力』がなぜ欠けているか―地震・風水害等の自然災害、火災・交通事故等の人的災害、そして私が体験したような突発的入院など、あらゆる問題の結果には、そこに原因及び予兆がある。但し、私達凡人には、そのことが後になってみないとわからないだけである」
「反骨税理士が訴える 中小企業は悪でなければ生き残れない」(現代企画刊)より
○「来る人は福の神、去る人は貧乏神と思えばいい」
○「税務署は中小企業を潰すな!」
○「小企業のチームワークが客を呼ぶ」  
「祈り学―占い・宗教潜在意識」
○「マーフィの奥にエマソン―この世の永遠のは神、その時々における自分の最善である」
◆なお、「人間界再建」と「中小企業は悪でなければ生き残れない」「祈り学―占い・宗教潜在意識」(については、下記の「阿部数利会計事務所」に直接お問い合わせいただきたい。
〒132-0035 東京都江戸川区平井4-11-17 平井パークハイツ406号
電話03-3684-5231 FAX03-3684-5277
E-mail:abekaikei@mub.biglobe.ne.jp

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大連立・小沢ショックのさなか、デイビッド・ロックフェラーが来日していた

2007年11月16日 00時10分23秒 | 政治
福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表との二人きりで行われた党首会談で持ち出された「大連立構想」は、不調に終わった。だが、小沢代表が、なぜ一度は「大連立構想」に心を動かされたのかについては、「総選挙に勝てる自信がなかった」「参議院議員選挙で示したマニフェストを実行したかった」などと説明されているものの釈然とせず、依然として謎とされている。国民新党の亀井静香代表代行は、民放テレビ番組に出演した際、「アメリカのことを恐れたのかもしれない」と言いかけて口ごもっていた。だが、党首会談が行われていた最中、アメリカからブッシュ政権を背後から支えて、イラク戦争を支援してきたディビッド・ロックフェラー(92)が来日していた。表向きは、自著「ロックフェラー回想録」の翻訳版が発刊され、サイン会に出席のためと言われていた。だが、実は、福田政権に「消費税の大幅アップ」を要求するのが最大の目的だったという見方が取りざたされている。アメリカはイラク戦争の戦費が嵩み、財政と貿易の双子の赤字に苦しんでおり、日本に対してアメリカ国債の購入を期待している。しかし、これに応えるには、日本は「大連立政権」大幅増税するしかない。小沢代表は、「師匠・田中角栄元首相がアメリカに逆らって、失脚させられた」と思い込んでいる節があり、「二の舞にはなりたくなかった」のではないかと解釈する向きもある。
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福田首相が「地」を出し始め、支持率もジワジワ低下へ

2007年11月13日 19時48分41秒 | 政治
福田康夫首相が、風邪のため、ついに声が出なくなってしまっている。今年の風邪は、例年以上にタチが悪いといわれているけれど、声が出ない状態のまま訪米してブッシュ大統領との首相会談で何をしゃべるのか、心配である。
新テロ特措法の成立が遅れていることの言い訳をしようにも声が出ないのではどうしようもない。いっそブッシュ大統領の言うことに首をタテに振ってうなづくしか手はなかろう。
ブッシュ大統領もあきらめてくれるかもしれない。
それよりも、風邪で気分が悪いせいか、記者団の質問に対してていねいに答えるどころか、つっけんどんな発言に終始し、ついに「うるさい」と反発するようになっているそうだ。福田首相が「地」を出し始めたと思われているが、かつて森喜朗元首相と記者団との関係が思わしくなく、その結果、神の国発言をはじめ、不規則発言を報道され、だんだんと支持率を下げ、ついに「森さんでは選挙に勝てない」と自民党内から引きづりおろされたことが思い出された。
安倍晋三前首相は、共産党に「政治とカネ」をめぐって狙われた、支持率を下げたが、福田首相は、自らの発言と共産党からの攻撃で、次第に支持率を下げていく気配が強まってきている。

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民主党・小沢一郎代表は、「永田町の妖怪たち」に惑わされるな!

2007年11月12日 18時30分00秒 | 政治
日本の政治は、いよいよい総選挙に向けて、各党が決戦態勢に入った。
民主党は、小沢一郎代表が11月22日から全国行脚を再開、小選挙区(300)の候補者全員を早急に決めて、大勝利をめざす段取りのようである。
小沢代表は「大連立」「辞任」「辞任撤回」で傷を負ったものの、75日も経てば、国民の大部分が忘れてしまうだろうから、余計な心配をせず「政権交代を図る」のただ一点をめざして、全力投球すれば活路は自ずと開かれるはずである。
「永田町の妖怪たち」が、行く先々であらゆる妖術を使って、心を惑わそうとするだろうが、「西遊記」を思い出し、化け物を退治していけば必ずや、めでたく「天竺」にだとりつけるに違いない。

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