毎日新聞の与良正男が「鳩山さんの話って、もう止めましょうよ」とコメンテイターの責任を放棄!

2012年07月07日 02時35分17秒 | 政治
◆TBSテレビの朝番組「みのもんた朝ズバ!」の「お出かけ前の朝刊チェック」コーナーで、毎日新聞の与良正男論説副委員長(名古屋大学文学部卒、早稲田大学政治経済学術院公共経営研究科客員教授)が、コメンテイターとしての責任放棄とも思える無責任発言をしていた。怒りを越して、呆れるばかりである。
 与良正男論説副委員長が勤務している毎日新聞が7月6日付け朝刊で、民主党執行部から資格停止6か月の処分を受けた鳩山由紀夫元首相(30億円を出して民主党設立に貢献した実質的なオーナー)が民主党に止まり、消費税増税法案反対、成立阻止を叫び、野田佳彦内閣に対する不信任決議案が提出されれば賛成することを示唆していることについて、まともにコメントするどころか、これを逃げてしまったからである。与良正男論説副委員長は、こう発言した。
 「輿石さんは、逆だと思う。鳩山さんの話って、もう止めましょうよ」
 輿石東幹事長が鳩山由紀夫元首相について発言している内容に不満を述べたうえで、鳩山由紀夫元首相の言動は、コメントに値しないと切って捨てているのだ。
「朝刊チェック」で取り上げられた毎日新聞の記事は、「民主党:鳩山元首相、政権の火種に」という見出しのついた次の記事であった。
 「消費増税法案の衆院採決で造反し、民主党に残った鳩山由紀夫元首相らが、参院での増税法案成立阻止の動きを強めている。野党が野田内閣不信任決議案を提出した場合、『賛成をちらつかせて法案修正を迫る』との意見も浮上。民主党の輿石東幹事長は5日の記者会見で、党員資格停止処分を受けた鳩山氏ら19人について、処分期間中に次期衆院選があった場合、公認する考えを示すなど、関係修復に躍起となっている。鳩山氏を含む残留グループ24人は5日、国会内に3日連続で集まり、党内に残った造反者で勉強会『消費税研究会』を立ち上げることを確認した。会合では参院審議を通じ、消費増税法案の民主、自民、公明の3党合意の修正を求める方針を決定。鳩山氏に近い川内博史衆院議員は『私たちの志まで処分することはできない』と強調した。民主党分裂により与党会派は254人にまで減った。さらに16人が離党すれば少数与党となり、与党だけでは内閣不信任案を否決できなくなる。鳩山氏らのグループは衆院解散をにらみ、『小沢新党』と連携も探っており、党執行部は警戒感を強めている」
 与良正男論説副委員長は、自分が勤務している毎日新聞のこの記事すら、掲載するほどの記事ではないと否定するのであろうか。本当に気が狂っているとしか思えない。
◆鳩山派は、鳩山由紀夫元首相はじめ総勢20人(衆院議員19人、参院議員1人)で、これらがこぞって離党し、小沢一郎元代表が設立する新党に合流すると、衆院議員は小沢派37人と併せて56人となり、民主党は過半数割れして完全に少数与党となる。もちろん、野田佳彦内閣に対する不信任決議案も提出できるので、マスメディアは、鳩山由紀夫元首相の言動、一挙手一投足を注視している。テレビの政治担当コメンテイターとしては、当然これを解説する義務がある。「輿石さんは、逆だと思う。鳩山さんの話って、もう止めましょうよ」と言うのであれば、与良正男論説副委員長こそ、さっさとコメンテイターを辞めるべきである。
 朝日新聞は7月6日付け朝刊「4面」で「輿石氏『鳩山氏、公認する』処分議員に大甘対応」という見出しをつけて報道。読売新聞は「政治面」(4面)で「不信任可決に可能性」「鳩山氏ら23人『研究会』衆院 ハードル54人から15人に」(消費税研究会の出席者)「処分議員公認の方針 輿石幹事長」という見出しをつけて詳しく報じている。とくに読売新聞は、緊迫した政局をしっかり追う姿勢を示している。

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目次

第2章 政界再編のキーパーソン

新党が雨後の竹の子の如く生まれる

小沢一郎が描いた「首相は小沢一郎、副総理は与謝野馨」


 一方、与謝野馨は、鳩山邦夫の動きについて記者団に聞かれ、煙に巻いていた。
「ワインは熟成するまでに一〇年以上かかる」
 機が熟すのをじっくり待つ姿勢である。その時がくれば、決断して立つという意味であり、連携に含みを持たせている。当面は事態の推移を見守る構えであった。

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