◆国民に夢を描いてみせる。明るい未来を語る。これは、政治家の務めである。だが、目の前に大震災、大事故の被災者、被害者がいるとき、夢を描き、未来を語っても無意味である。前にやるべきことがあるからだ。とにもかくにも、目の前の被災者、被害者を助けなくてはならない。
孔子は言われた。「義を見て為ざるは、勇なきなり」(論語巻1第2為政篇)と。「孔子が言われた。人間としてやるべきことが眼の前にありながら、やらないのは、臆病者である。義とは正義、人としての道、務め、社会的責任、勇気などを意味する。この孔子の思想は後に孟子によって、『井戸に落ちそうな子供を見て助けない人はまず居ない』との、性善説となって花開いた。日本では鎌倉時代以降に、武士道の精神として結晶した。自己の保全、責任逃ればかりを考えている現代人に、もっとも必要な徳目ではあるまいか」(三戸岡道夫編著「声を出して活かしたい論語70」栄光出版社刊)
野田佳彦首相は、何はさておいても、東日本大震災、大津波、福島第一原発で被害を受けた眼の前の被災者、避難民を救済し、復旧復興を急がなくてはならない。併せて、大洪水や山崩れで被害を受けた被害者、被災民を助ける必要がある。これらは、国政の上で最優先すべき事項である。
だが、 野田佳彦首相がやっていることは、最優先事項ではなく、まだ時間的に余裕のある事項、すなわち、消費税増税法案を国会で成立せることに全精力を費やし、「待ったなし」と勝手に喧伝して、これに政治生命を賭けようとしている。この政治家は、「人間としてやるべきことが眼の前にありながら、やらないのは、臆病者」そのものなのである。「正義、人としての道、務め、社会的責任、勇気など」が明らかに欠落している。
◆ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎さんは、脱原発の東京集会(7月16日)で、「原発大事故がなお続く中、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に、侮辱されていると感じる」と怒りの演説をしていた。だが、当の野田佳彦首相は、何も感じておらず、何も考えていなかったに違いない。大江健三郎さんの怒りの声も、ただの音にしか聞こえていないはずだからである。大飯原発再稼動を決定したとき、「私の責任で行う」と大見得を切ったが、これはウソだらけである。首相を辞めてしまえば、「後は野となれ、野田となれ」、つまりは、何の責任も取りようがない。「巧言令色、鮮なし仁」(口がうまくて、お世辞がうまい人は、人のいいように見えるが、それは表面だけで、実際は仁徳がほとんどない人が多い)とは、野田佳彦首相のような不誠実な人間のことを言う。加えて言えば、野田佳彦首相は2011年8月の代表選挙のとき、当選に貢献してくれた小沢一郎元代表(当時)から受けた恩義をケロリと忘れて、簡単に裏切っている。まさに「恩知らず」の人間でもある。
【参考引用】中国新聞は7月17日付け朝刊で「脱原発の東京集会に17万人 大江健三郎さんら再稼働に怒り」という見出しをつけて、以下のように報じている。
「原発を目指して作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた『さようなら原発10万人集会』が16日、東京・代々木公園で開かれ、主催者発表で約17万人が参加した。警備に当たった警視庁は約7万5千人としている。強い日差しが照りつける中、公園内のステージ前広場は参加者で埋め尽くされ、呼び掛け人が次々登壇。音楽家坂本龍一さんは『電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない』と訴えた。ルポライター鎌田慧さんは『まだ原発にこだわっている政府、国民の生命と財産を無視するような政府を、徹底的に弾劾していきたい』と述べ、政府のエネルギー・環境会議の意見公募に『原発ゼロ』の意見を送るよう提案した。大江さんは『原発大事故がなお続く中、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に、侮辱されていると感じる』と怒りをあらわにした。
また、東京電力福島第1原発事故に関連し、同社幹部らを対象にした業務上過失致傷容疑などの告訴状を提出した『福島原発告訴団』の武藤類子団長(58)も参加。『福島の現状はあまりにも厳しい。つながりあって、共に歩んでいきましょう』と呼び掛けた。参加者は猛暑の中、トークや音楽ライブに耳を傾ける一方、3コースに分かれて都内をパレードした。公園周辺の歩道は一時、身動きが取れなくなるほどの人波だった。大江さんらは『原発ゼロ』を求める1千万人署名運動に取り組んでおり、7月8日現在で約785万人分が集まったという。一部は既に藤村修官房長官に提出している。昨年9月の『さようなら原発5万人集会』は主催者発表で約6万人が参加した。脱原発集会では、毎週金曜日の官邸前抗議行動のほか、7月29日にはキャンドルを持って国会議事堂を囲む大規模な行動が予定されている」
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ジェイコブ・ロスチャイルドが世界支配権を掌握、「勝ち組」の小沢一郎党首が、いよいよディビッド・ロックフェラーの下僕・野田佳彦首相や自民党を駆逐する
◆〔特別情報①〕
小沢一郎党首が結成した「国民の生活が第一」に対する国民有権者の「期待度」について、マスメディアの世論調査は、「期待する」16%、「期待しなし」81%と、予め気脈を通じていたかのように、いずれも同じような結果を出している。これに引き換え、まだ政党も設立していないのに、大阪市の橋下徹市長の率いる「大阪維新の会」への期待度は、いずれも50%を超えている。ところが、フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)によると、ここに来て、日本のマスメディアの世論調査を裏切るような現象が顕著になってきているという。
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『民主党政変 政界大再編』 ( 2010年5月6日 ごま書房刊)
目次
第3章 日本の政治を左右する最後の政治家・小沢一郎とは
政界幕編の「AとB」
強い権力のすがたかたち
国家最高指導者は、日々精勤の事務的な仕事の圏外にたち、超然として、常に大勢の推移を達観し、心を策按と大局の指導に集中し、適時適切な決心を行わなければならない。そのためには国家最高指導者その人の自覚と信念、責任をおそれない勇気と、自分を補佐してくれる閣僚や行政各部属僚を信任する度胸をもたなければならない。
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『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
第8回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年8月25日(土)
核戦争時代
『集団的自衛権を問う』
~武器輸出3原則、PKO武器携行、オスプレイ
板垣英憲マスコミ事務所
孔子は言われた。「義を見て為ざるは、勇なきなり」(論語巻1第2為政篇)と。「孔子が言われた。人間としてやるべきことが眼の前にありながら、やらないのは、臆病者である。義とは正義、人としての道、務め、社会的責任、勇気などを意味する。この孔子の思想は後に孟子によって、『井戸に落ちそうな子供を見て助けない人はまず居ない』との、性善説となって花開いた。日本では鎌倉時代以降に、武士道の精神として結晶した。自己の保全、責任逃ればかりを考えている現代人に、もっとも必要な徳目ではあるまいか」(三戸岡道夫編著「声を出して活かしたい論語70」栄光出版社刊)
野田佳彦首相は、何はさておいても、東日本大震災、大津波、福島第一原発で被害を受けた眼の前の被災者、避難民を救済し、復旧復興を急がなくてはならない。併せて、大洪水や山崩れで被害を受けた被害者、被災民を助ける必要がある。これらは、国政の上で最優先すべき事項である。
だが、 野田佳彦首相がやっていることは、最優先事項ではなく、まだ時間的に余裕のある事項、すなわち、消費税増税法案を国会で成立せることに全精力を費やし、「待ったなし」と勝手に喧伝して、これに政治生命を賭けようとしている。この政治家は、「人間としてやるべきことが眼の前にありながら、やらないのは、臆病者」そのものなのである。「正義、人としての道、務め、社会的責任、勇気など」が明らかに欠落している。
◆ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎さんは、脱原発の東京集会(7月16日)で、「原発大事故がなお続く中、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に、侮辱されていると感じる」と怒りの演説をしていた。だが、当の野田佳彦首相は、何も感じておらず、何も考えていなかったに違いない。大江健三郎さんの怒りの声も、ただの音にしか聞こえていないはずだからである。大飯原発再稼動を決定したとき、「私の責任で行う」と大見得を切ったが、これはウソだらけである。首相を辞めてしまえば、「後は野となれ、野田となれ」、つまりは、何の責任も取りようがない。「巧言令色、鮮なし仁」(口がうまくて、お世辞がうまい人は、人のいいように見えるが、それは表面だけで、実際は仁徳がほとんどない人が多い)とは、野田佳彦首相のような不誠実な人間のことを言う。加えて言えば、野田佳彦首相は2011年8月の代表選挙のとき、当選に貢献してくれた小沢一郎元代表(当時)から受けた恩義をケロリと忘れて、簡単に裏切っている。まさに「恩知らず」の人間でもある。
【参考引用】中国新聞は7月17日付け朝刊で「脱原発の東京集会に17万人 大江健三郎さんら再稼働に怒り」という見出しをつけて、以下のように報じている。
「原発を目指して作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた『さようなら原発10万人集会』が16日、東京・代々木公園で開かれ、主催者発表で約17万人が参加した。警備に当たった警視庁は約7万5千人としている。強い日差しが照りつける中、公園内のステージ前広場は参加者で埋め尽くされ、呼び掛け人が次々登壇。音楽家坂本龍一さんは『電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない』と訴えた。ルポライター鎌田慧さんは『まだ原発にこだわっている政府、国民の生命と財産を無視するような政府を、徹底的に弾劾していきたい』と述べ、政府のエネルギー・環境会議の意見公募に『原発ゼロ』の意見を送るよう提案した。大江さんは『原発大事故がなお続く中、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に、侮辱されていると感じる』と怒りをあらわにした。
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政界幕編の「AとB」
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