耳も目も悪く、口下手で音痴、見るに耐えない野田歌舞伎、民主党はいまや馬糞の川流れ

2012年07月23日 01時52分40秒 | 政治
◆「離党相次ぐ民主 首相はひるまず体制立て直せ」と読売新聞は7月22日付け朝刊「社説」(総合面=3面)で大騒ぎしている。だが、残念ながら、もはや手遅れだ。船体に大穴の開いた民主党は、海中に沈没寸前にあり、水底に没するのは、時間の問題であるからだ。
 読売新聞の社説が、「前原政調会長を中心に、今から十分議論しておくことが。肝要である。次期衆院選の公約を準備することも急がねばならない。今度こそ、実現可能な公約となるよう精査が必要だ」と絶叫しているのは、実に虚しい。マニフェストを破り、すっかり国民有権者から信頼も信用もされなくなっているのに、新しい「次期衆院選の公約」(マニフェストと言わないところに、後ろめたさを感じているらしい)と言っても、信じてもらえるわけがないのだ。国民有権者の多くは「どうせまた公約破りするに違いない」と思っている。孔子が「民信なくば立たず」(世の中は、国民の信頼、信用を失っては成り立たない)と教えているのが、いまさらながらによくわかる。
 「マニフェスト破り」を唆した読売新聞の論説委員の罪は重い。しかもマニフェストに書いていなかった「消費税増税」まで教唆煽動したその罪は、なおさらである。
◆この結果、民主党は、大変なことになった。それは、松井孝治元官房副長官(参院議員、2期目=鳩山派、次期参院選に不出馬表明)が、朝日新聞7月22日付け朝刊「4面」の企画記事「再生日本政治」(聞き手・田伏潤記者)の最後で、「民主党はどうなるのでしょうか」と聞かれて、こう発言しているのが、よく示している。
 「民主党はいま、アイデンティティ・クライシス(自己喪失)に陥っている。消費増税や原発再稼動、TPP(環太平洋経済連携協定)といった党内の対立点に目が向きがちだが、民主党はそもそも何をめざす政党なのか、再認識しなければならない。国民からもう一度、民主党に期待していただくには、そのプロセスを避けては通れないと思います」
 しかし、民主党の支持率が、6。8%(時事通信社)とひどい数字も出ている現状では、「再生」は絶望的である。再生に立ち上がる前に消滅している。
経団連の財界人が一堂に集う長野県軽井沢町での「夏季フォーラム」で一連の注文を受け止めた仙谷由人政調会長代行は、「これから先、与党で居続けられるのか、野党になるのか分からない」(朝日新聞7月21日付け朝刊4面)と自嘲気味に語っていたという。おそらく、「野党に転落」を予感しているのであろう。
 こうなったのは、小沢一郎党首ら小沢派議員を党外に切って捨てた当然の報い、自業自得というものである。いまさら自嘲気味になったところではじまらない。
◆民主党消滅への元凶は、ひとえに「恩知らず」の野田佳彦首相の人格に根ざしている。2011年8月の代表選挙で当選に尽力してくれた小沢一郎党首の厚情を非情にも裏切ったのである。
 そればかりてはない。野田佳彦首相の思い上がりが災いしている。その思考方法は、最悪だ。すなわち、
 ①「実行することを予め決定しておく」
 ②「丁寧に説明と称して、民主的手続きを取るフリをしてアリバイづくりを行う」
 ③「実は、すでに決定しているのに、正式に決定を表明し、強引に実行する」
 ④「党議に従わなかった者を厳重処分する」
 ⑤「国民有権者の切実な叫びを雑音としか聞かない、反対の姿を正視しようとしない」
 ⑥「発言内容がビント外れで、TPOを無視しており。国民有権者の耳には音痴に聞こえる」
 ⑦「他人への配慮に欠ける独善的な言動に走るクセがある」
 ⑧「国会対策が下手で、舞台回しが拙劣、踊っている姿は、見るに耐えない野田歌舞伎だ」
 これらを具体的にいちいち例示するまでもなく、野田佳彦首相の「C調ぶり」は、周知の通りである。
 このなかでも、自民党の谷垣禎一総裁は、このごろようやく、野田佳彦首相に騙されているのではないかと疑心暗鬼になってきている。

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎党首は、「大飯原発再稼動反対デモ」をバックに、とてつもなく躍進、米国は市民デモの駐日米大使館包囲を恐れ、小沢一郎政権の言いなりにならざるを得なくなる

◆〔特別情報①〕
 読者「tankさん」からの質問・・・「以前より、D・ロックフェラーが失脚し、ロスチャイルドに権力が移行したことでジャパンハンドラーズ等が影響力を失ってきたこと等で小沢が復権出来るようなことを板垣先生が書いていたと記憶しています。今、小沢バッシングが激しい中、今後どのような展開になるのでしょうか?」
 お答え・・・フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)の情報によると、日本支配の「司令塔」のトップである「悪魔大王」と言われた米国最大財閥のディビッドが失脚したいま、その配下である米対日工作者、日本の政治家、読売新聞はじめ日本のマスメディアは、これまでのポジションと利権を維持しようと死に物狂いである。だが、小沢一郎党首は、着実に勢力を上げてきており、死闘が続いている。

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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。

『民主党政変 政界大再編』 ( 2010年5月6日 ごま書房刊)

目次

あとがき

 本書が出版され、書店の店頭に並ぶ五月初旬には、日本中がゴールデンウィークの真っ盛りと思われる。
 民主党政権が誕生してまだ一〇カ月たらず。

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『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊


第8回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年8月25日(土)
核戦争時代
『集団的自衛権を問う』
~武器輸出3原則、PKO武器携行、オスプレイ 


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コメント (3)
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