小沢一郎元代表が、早くも「総選挙モード全開」、新党結党を急いでいる

2012年07月04日 00時55分17秒 | 政治
◆三度のメシより選挙が大好きな小沢一郎元代表の頭の中は、完全に「総選挙モード」になっている。側近たちに口を開けば、「選挙だ。選挙だ」と言っているという。
 だから、新党結党作業と並行し、次期総選挙、参院議員選挙に向けて、自らを含めて離党者49人(衆院議員37人=7月3日、水野智彦〈比例南関東選出、当選1回〉が撤回)、参院議員12人)の選挙対策を進めている。
 小沢一郎元代表についてきた49人の選挙態勢固めに余念がない。民主党に離党届を提出した衆参両院議員(数字は当選回数。カッコ内は選挙区。*は2013年改選の参院議員、(敬称略)は次の通り。
 【衆院=37人】
 〈14〉小沢一郎(岩手4)〈5〉東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)〈4〉牧義夫(愛知4)〈3〉鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)、小宮山泰子(埼玉7)〈2〉青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)〈1〉相原史乃(比例南関東=比例単独)、石井章(比例北関東=比例単独、地盤・千葉県取手市)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海=比例単独、地盤・愛知県刈谷市)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海=比例単独、地盤・岐阜1区)、金子健一(比例南関東=千葉11区)、川島智太郎(比例東京=比例単独、地盤・東京9区)、菊池長右ェ門(比例東北=比例単独、地盤・岩手県宮古市)、木村剛司(東京14)、京野公子(秋田3)、熊谷貞俊(比例近畿=比例単独、地盤・大阪府豊中市)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国=広島2区)、瑞慶覧長敏(沖縄4)、高松和夫(比例東北=比例単独、地盤・秋田2区)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北=青森2区)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、三宅雪子(比例北関東=群馬4区)、村上史好(大阪6)
 【参院=12人】
 〈2〉主浜了(岩手)、*森裕子(新潟)、*広野允士(比例)〈1〉*平山幸司(青森)、*中村哲治(奈良)、*姫井由美子(岡山)、*佐藤公治(広島)、*友近聡朗(愛媛)、*外山斎(宮崎)、*藤原良信(比例)、谷亮子(同)、はたともこ(同)
 総選挙では、小選挙区と比例区の重複立候補により、当選の確立を高める。参院議員半数の任期満了が2013年7月28日なので、衆参両院の候補者がお互いを盛り立てるよにして選挙運動を展開する。:
◆小沢一郎元代表は、総選挙後の{大阪維新の会」(会長=大阪市の橋下徹市長)との連携を期待している。場合によっては、橋下徹市長を「総理大臣」に担ぎ上げることもあり得ると考えているという。
 橋下徹市長は、最短「8月上旬解散、9月9日投開票」を大前提に、300小選挙区と比例区11ブロックで候補者を立てる準備を進めている。
 総選挙に突入すれば、「小沢新党」と{大阪維新の会」が激突することになるが、切磋琢磨して、小選挙区と比例区とで当選するように競い合わせる。あるいは、交渉次第では、選挙協力できるかも知れない。
 いずれにしても、小沢新党が走り始めると、他党も一斉に走り出し、止められなくなるのが、選挙である。小沢一郎元代表は、この選挙力学を利用して、野田佳彦政権に揺さぶりをかけて、解散・総選挙に追い込もうとしている。早期解散・総選挙を要求している自民党の谷垣禎一総裁の最も望むところである。

にほんブログ村 政治ブログへ
ブログランキング

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国オバマ大統領は、「悪魔大王」ディビッド・ロックフェラーの失脚に伴い、国際基軸通貨「ドル」の「アメロ」への切り替えを完全撤回した

◆〔特別情報①〕
 米国オバマ大統領は、国際基軸通貨として信頼を失っている「米ドル」を廃止して、カナダ、米国、メキシコで構成する北米経済連合が発行する新通貨「アメロ」に代えて、今年12月末から実施すること決めていたが、このほど、これを完全撤回することを決めたという。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

携帯電話から有料ブログへのご登録
http://blog.kuruten.jp/mobile.php/top

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。

『民主党政変 政界大再編』 ( 2010年5月6日 ごま書房刊)

目次

第1章 民主党と自民党、それぞれの分裂

 大連立構想

 「反小沢派」を徹底的に締め上げる

 結局、小沢一郎は平成二一(二〇〇九)年五月二二日、政権交代のための挙党一致を訴えて代表を辞任した。
 小沢一郎は、「数とカネによる力」を背景に院政を敷き、「選挙対策本部長」として総選挙を仕切り、逆らう者の公認を取り消し、刺客を送る恐怖政治を断行、「反小沢派」を徹底的に締め上げ、干上がらせるつもりだった。その「心中」を読んでみると、以下のようになる。

つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊


第7回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年7月14日(土)
事実上の国際基軸通貨「円」
「1ドル=50円」時代突入
~影の仕掛け人とシナリオとは


板垣英憲マスコミ事務所
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする