釧路町イオン前で(10日)
岸田首相が「成長と分配の好循環」なる言葉を使っている。
小池書記局長によると、この言葉は安倍元首相が国会で55回も使っていた。
なんのことはない。アベノミクスのことだ。
成長によって分配というが、大企業の成長はすごい。利益剰余金は毎年積み上がり、膨れあがるばかりだ。その反面、賃金は上がらず非正規労働の増加でワーキングプアが広がってしまった。さらに消費税10%で消費は落ち込むばかりだ。
現実として、トリクルダウンはない。空想的経済論だ。
「成長と分配の好循環」は起きなかった。
これが日本の失われた30年だ。
「新しい資本主義」「新自由主義からの転換」など、言葉でカモフラージュをしようとしているが、中身はアベノミクスそのものだ。
財界・大企業の「パトロン」でもある自・公政権に「分配」はできない。
大企業に「社会的責任」を果たしてもらうことが必要だ。
やはり「政権交代」の選挙だ。
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