先日、ギリシャの関わって「債務奴隷」という表題でぐだぐだ書きましたが、債務減免の交渉に入ったようだ。
ところでアベノミクスの3本の矢のひとつ「積極的な財政出動」で景気浮揚と従来の自民党的政策を繰り広げてきたが、何のことはない、国の借金を100兆円増やしただけで国民の生活は悪化している。世論調査では62%が生活が苦しくなったと報告された。
釧路市はどうか。次のグラフを
釧路市の合併後10年。最初は膨らんだが少し減らし、また大きく膨らんだ。借金は減らないものですね。
もうひとつ、下のグラフは釧路市の貯金である。
減債基金(緑色のライン)は合併後にほとんどゼロになったが、財政健全化のプランなどを実行した結果、なんとか30億円まで大きくなった。
特定目的基金は、条例で目的を定めて貯金するもの。こちらも順調といえる。この基金は、予算作成時にお金が足りなくなると、「借入」を行ってきており、たいそう重宝してきた。
このグラフは、福祉や市民サービスを削り、人件費を切り下げてきた結果を表している。
一番ひどかったのは、2006年の小泉ショックであった。悪名高き三位一体改革で、いっきに地方交付税を引き下げてしまった。
地方交付税制度を破壊するものであったが、その後民主党政権でようやくもとに戻した経緯がある。
財政は予断を許さないが、最近、大型公共事業に再びシフトしてきている。
またぞろ「自民党的政策」が頭をもたげてきている。
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