道東の釧路、厚岸、根室の花咲港などでは
サンマの水揚げが盛んな季節を迎えている。
その漁場に向けてミサイルを落とすなどと
いう行為は狂気だ。
根室では基幹産業である漁業、サンマ船が
出漁している地域ではないか。地域の危機
でもある。
共産党の根室市議団では、北朝鮮への抗議
とともに、根室市長に緊急の申し入れを行っ
た。
抗議声明はこちら→
日本上空を通過した北朝鮮のミサイルは、
今回で5回目だ!
国連や周辺国からの要請も全く無視。ひた
すらミサイルと核兵器開発に進む姿は狂気
の沙汰ではないか。
先日、北朝鮮の若者が軍隊志願をしている
報道があった。「軍国主義」・・・まるで
戦前の日本。それを思い出した。
ミサイルと核兵器開発で一番危険なのが、
軍事対軍事のエスカレートだ。
河野外相が「北朝鮮、少しひるんだか」と
いう発言は、挑発行為で「失言」そのもの
だ。子どものケンカの言葉だ。
安倍首相の対応も諸外国と比べても異常で
はないか。「対話のための対話は意味がな
い」とアメリカに完全に依存し、軍事的圧
力一辺倒になっている。
今必要なのは国連決議にもとづき、経済的
制裁と対話の場に引き出すことではないか。
軍事的圧力は最悪の結果を招きかねない。
日本には対話のチャンネルがない。すべて
アメリカ依存という情けない姿だ。
そのうえ北海道では最大級の日米合同演習
が終了したばかりだ。
諸外国と比べても、「外交なき」安倍政権
の異常さがきわだっている。
ミサイル一辺倒のニュースになったが、ど
う避難するかではなく、どうしたらミサイ
ルと核の開発を中止させることができるの
か。もっと冷静な議論が必要ではないか。
国連では「核兵器禁止条約」の各国の署名
が始まろうとしている。
国際法で核兵器を「違法」とする画期的な
条約だ。
こうした議論と取り組みこそ必要ではない
か。
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