テレビでも10年前の映像が流れ、東日本大震災の教訓が語られている。同時に原発の事故が起きたときでもある。
当時の私はちょうど市議会の委員会審議の真っ最中で会った。あまりにも長く続く揺れはただごとではない地震であることを示していた。
多くの命が失われ、地域が破壊された。
私は4ヶ月後、気仙沼へボランティアとして参加した。
ボランティア報告 ⇒
あれから10年。いまだに4万人をこえる人々が避難したままだ。
昨日はyoutubeで当時の津波の映像、原発の爆発などの映像をみた。あの下に子どもたちが、家族が、と思うと見ているだけでつらくなる。
つくづく日本列島は「災害列島」そのものであることが認識された。その狭い列島の上に数多くの原発が建てられた。「安全神話」の名のもとに。アメリカ、旧ソ連の原発事故の最大の教訓が「安全神話」だということがまったくいかされていない。
福島では避難解除と一体に、賠償や支援も打ち切ってしまうやり方が行われている。
いったい誰のための政府なのか。
国会では「原発ゼロ基本法案」が、一度も審議されないまま棚ざらしにされている。
これを審議し可決するためには、政府を変えるしかない。
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