福島原発事故から11年。いまだに福島県の避難者は、
県外23,667人
県内6,540人、合計30,207人(4月現在)
一人ひとりの人生を思えば・・・言葉が思いつかない。
被害者が国の監督責任を追及した裁判で、最高裁が判決をだした。
想定外の津波だったので国に責任はない。
何という判決だ!
最高裁が原発事故に対して、国の責任を免罪をした。
「想定外」で責任がないとすると、東京電力にも責任がなくなってしまう、とんでもない判決だ。
国民の感覚からすれば「おかしい」となるのでは。
政府をあげての原発推進であり、国策でもあった。
4人の裁判官の1人は反対した。
「長期評価」は信頼性が高く、この対策をとっていれば事故は防げた可能性が高いと、まっとうな意見を出した。
こういう裁判官には国民投票で信任したい。
北海道の小説家の三浦綾子さんが、戦後50年で短いエッセーをだしている。
「原発のない日を祈る」
人類の希望を損なうような、恐ろしい原発の存在を、私はどうしても納得できないのです。・・・
人間一人一人の命を真剣に愛するならば、原発は次々にこれを廃止する必要があるのではないでしょうか。
・・・
わずか14行の短いエッセーだが、真剣な思いが私たちの心をとらえる。
これから16年後に、原発の大事故が起きた。
しかし、自民・公明政府はすべての原発を再稼働させようとしている。
こちら⇒ (6月4日のブログ)
地震列島日本、それも「東海大地震」という想像すらできない巨大地震が予想されるというのにだ。
司法の場ではなく、今度は政治の場だ。
自・公、維新、国民ではない政党への投票が必要ではないか。
そのなかでも「ぶれない」日本共産党を大きく伸ばしてほしい。
比例は日本共産党へ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます