やっぱりか!
選挙が終わったら、財務省から介護報酬の
削減方針が打ち出された。
こちら→(67ページ)
「平成30年度介護報酬改定の基本的考え」
のなかで、「保険料負担の増を極力抑制す
る観点からは平成30年度改定においてマイ
ナス改定が必要」と書かれた。
マイナスの%の数値はこれからだ。
(前回の2015年度の介護報酬は▼2・27%と驚くべき引き下げ!)
削減の理由のひとつに、「介護⼈材の処遇
改善を先⾏して実施した」ことをあげ、こ
れでは処遇改善が「人質」ではないか。
介護現場からみれば、報酬増しか考えられ
ない。
10年前の私の調査・提言はこちら→
(この時の結論も報酬増)
さて、自民・公明はどう動くのか?
いつものように財務省のイエスマンぶりを
発揮するのか!
障害者は、(89ページから)
「障害保健福祉関係予算は急増」と、あえ
て前面に打ち出して、
「利用者負担が非情に少ないことは、コス
トインセンティブが働かず、供給サイドに
よるサービス増加や、質の低いサービス供
給につながる」と負担がないことを攻撃。
なんと社会福祉の観点がゼロ!
生活保護は、(99ページから)
「近年、期末一時扶助や住宅扶助、冬季加
算について見直しが⾏われたが、必要性や
内容・水準について検証が⾏われていない
加算・扶助も存在」
「級地制度について抜本的な⾒直しを行な
う」と、これまた削減をにおわせている。
安倍首相の言う「全世代型」の社会保障で
はなく、これでは「全世代型」の社会保障
の破壊ではないか!
安倍政権、自民・公明政権が、いかに民意
から離れているか。生活の現場から離れて
いるか。
反撃は、すでにはじまっている。
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