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非核の政府を!

2015-08-07 07:01:32 | 日記

昨日は、ピースウェイブの1日であった。

私も20分ほど、マイクを握り訴えた。

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
        峠三吉

広島の平和記念公園に石碑がある。
私は、この石碑の前に立ち、これを読むと胸が苦しくなった。
20年前の原水爆禁止世界大会に参加したときであった。

唯一の被爆国である日本政府の「二枚舌」には、いつも怒りがわく。
昨日の広島での慰霊祭での安倍首相のあいさつも、ひどいものであっ
た。

「核兵器のない世界」は言うが、核兵器禁止条約には背を向ける。
「核兵器の廃絶」は言うが、アメリカの「核の傘」は受け入れる。

昨日も書いたが、安倍首相や日本政府の「核抑止力論」が背景にあ
る。

その結果が、今年のNPT(核不拡散条約)再検討会議において、
最終合意が得られなかった原因になっている。
半年前には、核兵器の早急な削減を求める具体的措置を求める「オー
ストリアの誓約」に、安倍首相は賛同をしなかった。

これが唯一の被爆国の首相か! と驚くことばかりである。
「究極的な核廃絶」の立場から抜け出せず、「核抑止力論」にもとづ
く「核の傘」は、日米安保最優先の考え方である。国連総会ではくり
かえし、「核兵器禁止条約」に対して「棄権」を続けている。

毒ガス兵器、対人地雷兵器の禁止は、まず「禁止条約」を結ぶことか
ら始まっている。だからこそ、人類史上もっとも非人道的な核兵器こ
そ、「禁止条約」を結ぶこと。
それを強力に訴えることが出来るのが、唯一の被爆国、日本である。

そのためには、一日も早く安倍首相には辞めてもらうこと。
「核抑止力論」の立場に立つ政党の議席を減らすこと。

当面の喫急の課題は、「戦争法案」の廃案だ!! 


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