小学校が35人学級に。
長く動かなかった壁がようやく動いた。
保護者や教育関係者の声が動かした。
さらに中高にも拡大し、30人学級にすす
むよう、さらなる運動が必要だ。
それにしても財務省のかたくなな姿勢が、
壁であり障害物でもある。
少人数学級を拒否するために、利用できる
ものは何でも利用する。
そのうちのひとつが財務省の「エビデンス
論」だ。
少人数学級によって「学力」が上がるとい
うエビデンス(根拠)はないという主張だ。
雑誌「前衛」の1月号に「財務省の『エビ
デンス論』を批判する」が掲載された。
エビデンスのそもそも論からはじまり、い
かに財務省が誤用しているか。
複雑な人間社会の一断面を切り取って数値
化する危険性を明らかにしている。
数値化といえば「学力テスト」だ。
いかに教育をゆがめているか、その弊害は
何回も語られている。
釧路市の「学力条例」もそろそろ廃止にす
べきときがきているのだはないか。
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