マンガやアニメの「進撃の巨人」が読まれ
ている。かなり残酷なシーンが多く、私は
かなりひけてしまう。
この「巨人」をアメリカ軍と見た場合、か
なり重なるものがあるのではないか。
湾岸戦争で火蓋を切られたイラク攻撃、さ
らにシリア、そしてISである。
巨大な軍事力に対して、小火器や爆弾で対
抗していく。自爆攻撃に失敗し逮捕された
女性の状況が報道されていた。親も子ども
も、兄弟も、みな殺されていた。
どれほどの涙を流してきたのであろうか。
残されたのはアメリカ軍への憎しみだけで
はなかったのか。
「進撃の巨人」に重なっていく。
和楽器バンドが、この映画の音楽を担当し、
「反撃の刃」を歌っている。
「強(したた)かに燃える憎しみの中で」
「燃え滾(たぎ)った感情にこの身を任せ
て 蠢く群れを憎み」
「流した涙は数え切れない 噛み締めた誓
いと刃」
そして最後に「奪われし僕等の自由と存在、
光射す未来を取り戻す為に」で結ばれてい
る。
すごい歌詞をつくったものだ。
北朝鮮をめぐって「軍事力」だけが先走っ
ている。とくに安倍首相。各国と比べても
異常な対応である。
一度でも戦火を開けば、底知れない憎しみ
の連鎖が始まる。
70年以上前に、朝鮮や中国で「憎しみの連
鎖」をつくりだした日本。日本鬼子( リー
ベングイズ)と蔑まれた日本。戦後は憲法9
条にもとづく日本をつくりあげてきた。
だからこそ、できることがある。
今、一番に求められているのが「直接対話」
だ。対話は譲歩ではない !!
この声をもっと大きく。
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