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スポーツくじ、拡大とギャンブル化!

2020-12-01 12:17:29 | 日記

(残念だが1日に可決、下の追記を)

サッカーくじに、バスケットボールの
Bリーグを加える法案が審議されている。

さらに、従来やらないとしていた「単一
試合」をかけの対象にしている。

これでは競馬、競輪と同じになってしま
う。

しんぶん赤旗のスポーツ欄に29日付から
3日間の連載で「変質するサッカーくじ、
法案の問題点を突く」が掲載された。

「ぼくらは競馬の馬じゃない」
22年前の国会でサッカーくじを導入する
法案が国会で議論しているなか、代表経
験のあるJリーガーの批判があった。

そして「単一試合」ではなく12~14
試合の結果を予想するのであるから、当
選確率は宝くじに近いものだと言い訳し
ていた。さらにコンビニなどでは扱わな
いとしていたものが、今はコンビニで発
売している。約束は簡単に破られてきた。

今度は「単一試合」の勝敗にまで拡大し
ようとしている。さらにバスケットのB
リーグまでも!

このままでは、1試合のチーム、そのな
かでの選手の失敗がもろに「くじ」に影
響を与える。宝くじどころではない。
本来のスポーツを楽しむどころか、八百
長試合を誘発させてしまう。

外国では、選手やそのトレーナー、さら
に家族まで、賭けに負けた時の攻撃対象
にされている。

これでは、まともなスポーツとはいえな
い。

プロ野球の賭け事が、なぜ禁止されてい
るのか。自民・公明議員は分かっている
のか、と大きな声で叫びたい。

カジノは、国会議員の逮捕者まで出した。
このままでは、Jリーガー、Bリーガー
のプロ選手が危ない。

スポーツ予算はスポーツくじからではなく、
本来の国家予算を増やせ、と言いたい。
政治家の精神の貧困があまりにもひどい。

追記
12月1日、参院委で自民・公明、立憲民主、
維新によって可決してしまった。
「単一試合」を賭ければ、野球賭博と同じ
だ。
賭けに負ければ、選手への中傷や脅しにつ
ながる恐れがある。
スポーツ精神を語る資格はない。


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