国会が閉幕した。
昨日の道新の社説に「言論の府、劣化に歯止めを」が掲載され、夕刊に「脱学芸会?」のコラムが書かれた。
北海道議会の与党議員と幹部の「読み合わせ会」は以前から「すり合わせ」と言われ批判されてきた。その裏には与党議員の質問まで幹部がつくっているといううわさはあった。自民党が政務活動費を使って、調査費として道庁OBに質問を作成していたということも聞く。
私たち共産党の議員からみればあり得ない話であり、そもそも何のために議員になったのかが問われているのではないか。
自らの足で地域の声を、困った住民の声を、その苦難の解決にむけて調査し質問を組み立てていく。この当たり前の事が行われていない。
国会もひどい。
どんなに法案の問題点を指摘しても、参考人が指摘しても、セレモニーがごとく時間がきたからと強行採決する。言論の府の劣化だ。
そこには「政官財の癒着」とともに、小選挙区制と霞が関における内閣府の権限強化が色濃く反映している。ウソとごまかしの安倍前首相による「独裁化」が進行している。
それにつれて自民・公明議員が「イエスマン」化している。
これを変える一番の方策は、自公政権を終わらせることだ。
市民と野党共闘のさらなる前進。小選挙区における野党候補の一本化しかない。
前回の総選挙と同じように、野党分断の策動も強まっている。
これらを乗り越えていかなければ、扉は開かれない。
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