風が吹くとたんぽぽのわたげが舞い上がり、「すごいな」と思うときがある。
たんぽぽの黄色いじゅうたんはいつ見ても感動をおぼえるが、いっせいに真っ白くなったわたげのじゅうたんは・・・一抹の寂しさ、わび、さびの世界となるか?
事務所の駐車場のたんぽぽを抜いたが、これが大変。大きくなると根も太い。
また小さくても花をつけ、わたげになっている。大量の種がかぜに舞い上がり、どんどん領地をひろげていく。すごい繁殖力だ。日本たんぽぽの姿が見えない。
政治の世界も、安倍首相を先頭に右翼的潮流が主流を占めているように、いっけん見えるが、国民の平和への地殻はしっかりしていると思う。
国会の「戦争法案」の質疑にたいする安倍首相の答弁は、ボロボロである。
まともに応えられず、テープレーコーダーのように同じ言葉、抽象的な言葉に終始し、答弁になっていない。
彼が絶対話せない言葉がある。
「戦闘行為になる」、「戦死」
「武力の行使」を「武器の使用」といくら言い換えても、実態は「戦闘行為」だ。もうやめてほしい。「後方地域」、「非戦闘地域」、「戦闘地域」、「戦闘現場」。さらには「存立危機事態」、「重要影響事態」、「緊急対処事態」、「国際平和共同対処事態」。ここまでくると答弁している本人もわからないのではないか。それぞれ、あまりにも抽象的すぎる。
はっきりしていることは、遠い外国で、日本が攻撃すらされていないのに、アメリカ軍のために「戦死」する。絶対に許せない。
いつまでも誤魔化すのは卑怯だ。
「戦争法案」は、廃案しかない。
「仏教界」にも「戦争法案反対」の声があがっている。と報道された。
先の大戦での、宗教界の戦争責任は大きい。政権に入り、推進している勢力があるなかでの、勇気あるとりくみだと思う。
だからこそ、がんばってほしい。
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