加計疑惑をめぐって、安倍首相との質疑が
再開された。
相変わらず「知らない」「連休中に知った」
などと正面から答えず、ことごとくはぐら
かしていた。
自らの疑惑をはらすという姿勢はまったく
ない。
柳瀬氏は、なぜ1年も「会っていない」と
ウソをつき続けてきたのか。
佐川氏もそうだが、徹頭徹尾、安倍首相の
不利にならないようにしている。
だからこそ、今回の柳瀬氏の質疑に対して
「納得できない」という世論調査は80%
に達している。
ますます疑惑が深まった状況だ。
ただ時間さえ過ぎれば国民の関心は薄れる
だろうという思惑がみえみえだ。
そして、繰り返される外国との首脳会談。
なんとシンガポールの帰りに、トランプ大
統領の日本訪問さへ計画されている。
国民の疑惑・不信を「外交」で盛り返そう
としていることが鮮明だ。
その「外交」も完全に失敗している。
北朝鮮への姿勢も「硬直化」しており、同
じ言葉の繰り返しだ。
今日の朝日新聞の7ページに財政破綻のコ
ラムが掲載された。
安倍政権によって、過去にもない異次元の
経済状況になっている日本。
何が起きるか誰もわからない。
それでも政権維持に汲々とし、9条改正に
執念を燃やしている安倍首相。
内政、外交、そして経済も完全に行き詰ま
っている安倍首相に「引導を渡す」ことが
できない自民党。
振り子を外した自民党の政権政党としての
時代の終わりではないか。
そうした目でみれば、安倍首相の国会答弁
は痛々しい。
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