ネットのSNSを使って、儲かるからと「アフィリエイト広告」を出している人がいる。
自分のSNSに広告を貼り付け、その商品の効果を過大に、あるいは虚偽も使って書き込むと犯罪の取り締まり対象になる。
アフィリエイト広告を出すと「広告主の子会社や下請けとして従属的な販売宣伝」となる。広告代理店を個人的にやっていることと同じ意味で、とりわけ健康食品や美容分野で目に余る書き込みを行うと「違法」が問われる。要は「罰金」だ。
(31日付しんぶん赤旗より)
今年の2月15日に消費者庁が「アフィリエイト広告等に関する検討会報告書」を出した。
こちら⇒(PDFで3メガバイト)
自分が使っているSNSに、アフィリエイト広告を出す場合は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と契約する必要がある。
ASPからURLなどバナーをもらい貼り付ける。そして「広告がクリックされた」「その物が売れた」などで報酬が入る。
要は黙っていても、何もしなくてもお金が手に入るということだ。
「アフィリエイトで何万も稼いだ」
「この商品はこんなにすばらしいと書き込んだら、いっきにクリックが増えて収入増!」など。
おいしい話には罠がある。
注意することが必要だ。
追記:アドウェア
ネットの闇として「アドウェア」「アドクラウド」などがある。
スマホ、パソコンで、いつのまにか住み着いてしまう「アドウェア」は、広告の代表的なものだ。
さらに、広告がクリックされる回数で収入が増えるとなると、「ボット」の出番となる。
「隠し広告」「アドフライド」、5年前に発覚した「メスボット」など、ネット広告で稼ぐ闇の世界が広がっている。
・・・(「フェイクウェブ」文春新書の第5章「フェイクニュースとネット広告の裏側」より)
スマホが普及し、誰でもネットに入れる社会になった結果である。
健全な「ネット社会」をどう築くか。多くの人が格闘している。しかし、IT企業の利益で動く自民党には無理だ。
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