安倍首相や自民・公明は、安保法制=戦争法
こそ平和を作り出すと訴えている。
ここには「軍縮」の発想もないし、平和構想
もない。あるのは軍事力=力こそ平和だとい
う思考だ。
そもそも安倍首相は、自らの先輩たちが、日
本を戦争という地獄に引き込んだ反省も教訓
も持っていない。ただ戦前の「大日本帝国」
への旅愁ではないか。
公明も「平和」の党と言っているが、支持基
盤の創価学会の戦前の戦争協力の実態が明ら
かにされている。
そうした人たちが、安保法制=戦争法の廃止
を主張する共産党を「無責任」と攻撃してい
る。
過去の反省もしない。近代国家の基本中の基
本の「立憲主義」をいとも簡単に壊してしま
った自公こそ無責任極まりない。
そこには巨大な軍需産業のイエスマンの姿が
あるだけだ。
安保法制=戦争法の、今そこにある危機は、
アフリカの南スーダンで自衛隊が駆けつけ警
護で戦場に入ることだ。
部族抗争、反政府武力紛争に、銃器をもって
参戦することだ。
そこには多くの少年兵がいる。
遠いアフリカの南スーダンの紛争が、なぜ我
が国への脅威なのか? 日本が侵略されたわ
けでもないのに。
このことをゴマかすために、あれこれ持ち出
している。
平和外交
この言葉を失った自民・公明政権は、退場し
かない。
その第一幕を、今の参院選にしなければ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます