衆参の代表質問が終わった。
岸田首相の「現実解離」の姿が鮮明になったのではないか。
「経済」を何回も言葉にするが、国民の生活を痛める施策はそのままで、さらなる巨額投資を続ける・・・このままでは。
そもそも「失われた30年」の反省がまったくないどころか、〃政策をさらに強行しようとしている。
日本共産党の小池晃書記局長の代表質問では、
「反省、反省、そして転換」と、ことの本質をズバリ指摘した。
「コストカット経済」を持ち出したが、これを進めてきたのが自公政府。首を切るコストカッターとして「非情な経営者」を天まで持ち上げてきた。売り上げが増えなくても利益は最高となっていった。ブラック企業も増えていった。
インボイスも実体経済を知らない岸田首相の「面目躍如?」だ。
個人事業者のタクシーやアニメーターなど、1カ月分の収入が消えてしまうという悲鳴が聞こえていない。
軍事費が岸田首相で、5.5兆円から8兆円へと、2.5兆円といっきに増やした。
このお金があれば、給食費の無料化、大学の学費半減が実現する。岸田首相の現場での教育をまったく無視する態度だ。
マイナ保険証もまったく反省していない。
マイナ保険証の利用は、いまだに4.7%だ。
2~3兆円もかけてこんな実態だ。
岸田首相は「メリットを感じるようさらなる推進」というだけ。国民はメリットを感じないし、危険性がわかってきたのではないか。
国民の命をあずかる農業も、この10年間に3割も農業者が減っている。食料輸入が止まれば7割の国民が餓死する状況も何らかわっていない。
道東の酪農家の減少もすさまじい。
自公政権を終わりにする時が近づいている。
しかし、野党分断攻撃があいかわらずすさまじい。
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