沖縄のオスプレイの墜落は、夜間給油中で
あった。
あの大きな二つのプロペラの狭い間をぬっ
て給油プローブを差し込むのはどう見ても
危険だ。それも夜間。
まだ事故の原因はわからないが、プロペラ
がホースに接触したと報道されている。
米軍の作戦はほとんどが夜間ではないか。
暗視装置やレーダーなどの高性能化による
ものだ。
こうした軍事技術の革新に躍起となってい
る。
新自由主義の大学版でもある国立大学の独
立行政法人化が進み、独立採算制を強制し、
予算を削減していった。
昔から研究費は大変であったが、削減され
るなか、手を差し伸べてきたのが防衛省で
あった。
軍事研究予算がいっきに増えた。
軍事研究に一度手をつけるともとに戻れな
い。歴史のしめす方向だ。
アメリカのレーガン時代の「スターウォー
ズ計画」といわれた大学などの研究者を取
材した本を読んだことがある。
科学者の言葉は「狂気」としか思えなかっ
た。
人間の知性や能力が、破壊と殺傷のために
使われる。
こうしたことをきっぱり断った京大有志の
会は、勇気ある発言といえる。
ぜひ読んでほしい。
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