えむ

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ノーベル賞益川教授の話

2009-02-05 | その他
先日の朝日新聞に記事から
受賞講演で「自国が起こした無謀で悲惨な戦争」と話したように
自身も5歳のとき空襲に被災し家に焼夷弾を落とされ逃げ回った経験がある。

大学では、湯川秀樹の弟子坂田昌一氏の影響を受け「素粒子の研究も平和運動も
同じレベルで大切。科学の成果は平和に貢献しなければならない。原爆も水爆もあるべきではない」と教えられた。自分は研究者であるが、戦争で殺す側にも殺される側にもなるのはいやと言う思いで、日本を戦争の出来る国にしたい人たちが改憲の動きを強めているのにほっとけないで「九条の会のアピールを広げる科学者、研究者の会」の呼びかけ人になった。

とかく学者は自分の研究だけに没頭するものだが、やはり偉大な人は違うと思った。世界規模で平和を考えていることに感動した記事でした。
コメント
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