ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

脳ある狐になりたいよ~(4)

2007-06-02 14:55:52 | Weblog
ビッチな女性は、自分の希望を優先させるのに彼の許可を求めたりせず、黙ってそのそうにする。
(シェリー・アーコフ作  ラヴ・ビッチより)

家庭とは、カーレースでのピットインのようなものだと思いませんか?
力いっぱい、トラックを走り回っていたレースカーは、
ピットインに入るや否や、大急ぎでチューンナップして燃料を補給するや否や、
また猛然とレースに戻っていきます。
我が家では、外で力を使い果たした家族は、家に帰ってくると、縦のものも横にしようとはしません。
まさしくピットインしたレースカー状態。
さんざ外で走り回って、疲れきって、へとへとで帰宅。
厳しい世の中ですものね。そりゃ、お疲れでしょうよ。
女房の機嫌なんかとっている気力なんぞ、残ってやしませんよね。
そんな閑あったら、少しでも多く寝ていたい…うん。わかる、わかる。

考えてもしょうがない。悩んでもしょうがない。
これが我が家の現実ですもの。
だとしたら、とりあえず、要求された勤めははたしましょう。
それが「いつもニコニコ。笑顔で対応」「清潔、整頓、迅速な家庭環境」「ウエルカム、VIPお客様状態」です。

そしてピットインが安全で正常な働きをするためには、
そこに働く従業員の為の 「あるレベル以上の労働条件が必要」なのも道理…でしょうね。

というわけで、私が主人に出した要求は以下の如し。
「細かいことに口をだすな。」
「家庭内のことは全ておまかせに」
「運営方式に口を挟まない。」
「金銭管理はまかす」
「私にも休みが必要である。」エトセトラ。
なんのことはない。カカァ天下でございますね。

イソップ童話の「北風と太陽」のお話は私の人生テキストです。
主婦が、帝国ホテルも真っ青という極上家庭サービスを目指せば、その居心地のよさにお客(主人)は感激し、
いいお客で長期滞在したいものだと、ほとんどのことは見てみぬふりでいてくれるものなのです。

恋愛中の若い女性は、彼こそ全てという甘い幻想に陥りやすい。
その為、日々の欲求を全て犠牲にして、彼に合わせ、尽くそうとする。
すると彼は彼女が自分に尽くしてくれることを知り、彼女への奉仕の手を緩める。
彼女はそれを感じ取り、ますます、彼の言いなりになる。
女性が彼との関係にしがみつこうとする理由は恐怖です。
彼に捨てられてしまうのではという不安です。
ビッチな女性は彼を失う恐怖に支配されません。
本当に恐ろしいのは自分を失うことだと知っています。(シェリー・アーコフ作  ラヴ・ビッチより)









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