女一人旅 ミステリーツアーその３

主人は車内でカップ酒でほろ酔い、いい気分そう。
帰りの登りが大変そうよ～というのを
「このくらい平気！」
急な下り道をどんどん行ってしまった。

私はそこいらへんをうろうろ。
足湯があったのでそこで、時間をつぶしました。
「あ～なんでこんなところへ来たんだろう。」
山と雲を眺めながら、出るのはため息ばかり。

帰りの車内で再びカップ酒を飲みだした主人。
社交家の彼はこのツアーで私の知らないうちにかなりの知り合いを作ったようで
「いい顔色になりましたね。」「ご機嫌ですね～。」
たくさんの人から声をかけられていました。
トイレ休憩以外、彼は爆睡してました。
彼は彼なりに楽しんだようです。
めげてうんざりしているのは私だけ…。
予定より早く５時に戻ったので、お風呂に入り、夕食も食べずそのままベッドに直行。
いやぁ～楽しくないと疲れるモノなのだな～。

女一人旅 ミステリーツアーその２

ミステリーツアーといっても説明文のはしばしから推測できるのは
越後湯沢のアルプの里。
推測通り、アルプの里到着。

入笠高原みたいな場所だろうと推測しました。
ツアー客全員が乗れる巨大なゴンドラで山頂に向かったのはいいが
山頂のそこは雲の中。
しかも見どころの花畑やロックガーデンはここからかなり下ります。
そこから登ってくるシャトルバスは、本日休みとか。
下りはいいが、帰ってくる登りが大変です。

女一人旅 ミステリーツアー

女一人旅ではありません。
主人がなぜか、
「日曜の暇つぶしに駅前から出るツアーバスを予約してくれ。」
突然、言いだしました。

以前、駅前から出るツアーバスで、「赤城千本桜と渡良瀬渓流トロッコ電車に乗る旅」
というのに参加して
「貴方を会社に送り出してからゆっくり駅に行って、ツアーバスに乗って、
貴方が帰宅する前に帰ってこれて、チョー便利な日帰りツアーだった。」
と、言っていたのを思い出したらしい。

私が参加したのは平日だったから、道路も現地もバスも空いていてよかったんだけど、
主人が行くのは日曜だから…色々、混むんじゃない？と及び腰。
でもまぁ、せっかくその気になっているんだから
水を差すのもどうかー渡る世間のお付き合い？。
とにかく、日曜朝、7:40出発のツアーバスを予約しました。
ミステリーツアーとかで、どこへいくのかわからないツアーです。

うぅ～む。
いつもは一人参加なので、二席使用で、ゆったりなはずが、
隣が大男の主人…窮屈感、半端ない。

しかも彼は行くところで必ず試飲しておいしい越後の酒を購入。
おつまみになりそうな品も大量購入。
彼の自払いだから、文句も言いませんでしたけど、買い物をめちゃ楽しんでました。
このツアーでメロンとさくらんぼのお土産がつくので
かなり大きな袋を持って行ったのですが、
帰る頃には彼のおみやげ品でパンパン。

帰りの車内で
「このツアーどうだった？」聞いたら
「こんなもんだよ。」それなりに満足していました。
「私はおおいに不満。天気は悪いし、アルプの里はつまらないし、昼食にいたっては
今までのバスツアーで最低最悪だったし。もう二度とミステリーツアーなんか
行かないから宜しく。行きたいなら、貴方一人で行って。」
旅は、「平日、一人で旅する」のがベストだと改めて思った次第。

写真は越後湯沢。
ここのレストハウスで昼食でしたが
稀に見る貧弱なまずい食事でした。
越後へぎ蕎麦と山菜天ぷら山菜おこわ食べ放題のはずが、
お替りなんかできないお粗末な内容。
よくまぁ、こんなひどいもの出せるわね～。
てんやの天丼のほうがよっぽど美味しいわ…と隣席のご夫婦がぼやいていましたわ。

ここで1時間もあるので、（１階のお土産店で買い物してくれという趣旨らしい）
主人は燗酒を頼んで、不味い山菜をおかずに過ごしました。
私はざっと食べて、「ちょっとそこらへんを探索＆散歩してきます」と、
早々に店を逃げ出しました。

写真はその散歩中の越後湯沢の風景。
時折、小雨ぱらぱら。
晴れ女の効力、まったく効かず。
なんだかんだ言っても、近来まれに見る最悪の旅でしたわ～。