ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

インド仰天紀行(16)

2006-10-15 16:23:18 | パソコン画
インドと言えば紅茶のイメージですが、実は、コーヒーも輸出するほど作られています。
但し、ほとんどは輸出されてしまうので、国内産コーヒーには滅多にお目にかかれません。
そのかわり飲まれているのがネスカフェ。
…なんかおかしくない?インドで「コーヒー」というのは「ネスカフェ」と同義語なのであります。
だから「コーヒー飲まない?」と言うところを「ネスカフェ飲まない?」と言います。
しかも「アイスコーヒー」と注文すると、出てくるのは冷たく冷やされたコーヒー(コールドコーヒー)なんですわ~。
氷を浮かべて飲む習慣がありません。
そりゃそうだ。水道の水が飲めない国です。
氷を作るとしたら、ペットボトルの蒸留水を買ってこなくちゃならない。
氷を作るケースも消毒しなくちゃならないし、氷をはずすのに水道の流水は使えないし…とにかく不便。
ホテルで氷をオーダーしてウイスキー飲んだ日本人が下痢…なんて、よくある話です。
原子力発電所の開発に血道をあげるのもいいですが、
暑いインドでは、氷をたくさんいれたアイスコーヒーの登場こそが最重要課題に思えました。
ちなみにコーヒーに添えられるミルクは水牛の乳です。
それを聞いた最初は「げげっ!」と薄気味悪く思い、使用しませんでしたが、
モッツァレラチーズの原料でもあるーと知ってからは平気になりました。
でも、インドでは美味しいコーヒーにはお目にかかれないと覚悟したほうがいい。
やはり名産の紅茶を飲むべきでしょう。

我々が泊まっていたSホテルは新宿にもあるおなじみの米国資本のホテルで、サラダバーが「売り」です。
でもこのホテルに宿泊していると告げると、
インド駐在員のある方に「あのホテルのサラダバーは食べないように。
野菜をどんな水で洗っているか不明だから、用心に越した事はない」と釘をさされてしまいました。
インドにいて何がつらかったといって、生野菜が食べられないことが一番つらかった!
大根おろし、もろみきゅうり、パリパリレタス、おかかを乗せた玉ねぎスライス等々・・・・。
日本にいれば何と言う事もない、シンプルな野菜料理が恋しくてたまらない。
蛇口をひねれば、飲料水がタダで出てくる日本って、まさしく水の国。
日本の豊かな水の恩恵をしみじみ感謝しました。
日本に生まれた有り難味を再認識する為にも、みなさん、どんどん海外旅行したほうがいいですね。


追記:今週は旅行あり、娘の引越しあり、友達の個展あり、訪問客ありで、大忙しの1週間でした。
金曜にUPする予定が大幅に遅れ、日曜になってしまいました。インド話も中途半端です。ごめんなさい。

絵は「海の朝焼け」
水彩教室の宿題が「朝景色又は夕景」というので描きました。
でも、あまりにそのまま…なので、締め切りまで、これからの2ヶ月もあるので描き直す事にします。
こういうお題だと、たぶん他のみな様の絵も、同じような構図になってしまうはず。
ちょっと捻った絵…にすることにしました。うふふ。乞う、ご期待?



コメント
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