イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

New Face from ポーランド。

2013年03月23日 | Weblog

海外から犬を輸入する場合~日本では、成田の動物検疫所で定められている手続きをクリアすることが必要で、とても長い期間や手間ひまがかかります。それは、受け入れる日本側よりも、輸出してくださる先方の国のブリーダーさんが行ってくださる仕事が大半です。


まずは、子犬が生まれてからマイクロチップを挿入。その後3ヶ月から狂犬病・ワクチンの予防接種を行い、その1ヶ月後に2度目の狂犬病とワクチン接種をします。それからさらに1ヶ月後に子犬の血液を採取し、抗体検査を行います。その抗体検査が非常に重要です。その検査に異常がなく合格であれば、輸出の書類の作成をします。その後・・180日の保留期間が始まります。検査が終了しても、すぐに送ることはできず、約半年間を生まれたブリーダーさんの犬舎で過ごすことが決められています。。その間、飛行機の予約&空港ペットホテルの予約をします。私の元には、すべての検査の結果の書類がブリーダーさんから送られてきますので、農林水産省が発行した、犬の検疫証明書などを作り、成田の動物検疫所に届けます。書類にに不備がなくOK~が出れば輸入許可の証明書が発行されます。


そして、いよいよ飛行機に乗る前日には、犬の最後の血液検査をしてもらい、その証明書が私の元に届きます。その時点で犬の健康状態(血液検査)に異常がなければ、やっと飛行機に乗ることができ~はるばる遠い道のり・時間をかけ、私の元に来てくれるのです。ポーランドから成田までは直通便がありません。ですから、一旦はドイツのフランクフルト空港に寄り、空港内のペットホテルに泊まります。そして、翌日に成田へと出発です。私はパソコンで、ドイツのルフトハンザ機が無事に出発し~成田に着いてくれることを確認しながら~首をなが~くして待っていました。


このような面倒な手続きを、嫌がらずにスムーズに行ってくれたブリーダーさんに感謝の気持ちで一杯です。検査とうが終わってから、6ヶ月も手元で預からなくてはならないので、肉体的にも精神的にも大変だったと思います。私は数年前からレッドの子を探していました。私はH・P上のレッドの子犬の写真を見て、よろしかったらこの子をお譲りいただけませんか?とメールをしました。すると数時間後には⇒よろしいですよ~ Mrs Matsumura. 貴方なら安心してお譲りできますよ とお返事をくださいました。リスの写真も一緒にくださいました。同じ犬舎から3匹目の犬の輸入です。同じブリ-ダーさんと信頼関係を築き、私を信用して安心して送ってくださったこと・・本当に嬉しかったです。私とポーランドのブリーダーさんとの絆が深いから、このようなお話がまとまったのです。


その子ですが・・・・私のウデが悪くカメラも古いので(いいわけしてます)、うまく写真をとることが出来ずに・・・(輸入したことを)知っている方々からは、いつになったら写真をみせてくれるの~?と催促されていましたので、今日はちよこっと紹介させていただきます。



どう?イケメンでしょう。 お顔立ちははっきりしています。ブラックマスクで引き締まったお顔です。


 


 



この窓際をとても気に入ったわ。きもちいいわぁ~レッド・ソリッドです。白は全くありません。この子のパパ犬・ママ犬ともに、ヨーロッパの各国のCHのタイトルを持っています。素晴らしい血統です。


 



左のモナちゃんと仲良くなったの。ビビ姉さんとは喧嘩友達よ。いつもひなたぼっこしてるよ。



このハウスね~歴代の男の子達がガジガジして上の棒が取れちゃったの。だから、そこから顔を出して・・・お母さんを目で追ってるの。ちょうどうまい具合にお顔が出るので・・・いつも見てます。

でもね、しばらくすると、寝ています。ハウス⇒お休みタイムと分かっています。

この子・・・イケメンって書いたけど・・・女の子なんですよ 最初は男の子を迎えることしか考えてなかったのですが、今うちにいる男の子同士の喧嘩が激しいので・・・老犬のロナ君のことを考えて、今の時点で男の子を迎えたら、ロナはますます老いてしまうだろうと・・・大切な大切なロナルドです。そう考えて、急遽女の子を迎えることにしました。急遽でもないよね。お迎えが決まってから1年近く経ったのですから。


この子の名前はLUCREZIAです。ヨーロッパ語でルクレッツア、英語でルクレチアでしょうか。我が家ではルックと呼んでいます。ルック と呼ぶと、どこからでも飛んできて喜んでペロペロします。とても可愛くてしかたありません。この子が来てくれて3ヶ月が経ちました。ルックは今までうちに居た子たちとは違ったタイプです。私はこの子がきてから、改めてイタリアングレーハウンドの奥の深さを知りました。もっともっとイタリアングレーハウンドのことを勉強していきたいと強く思いました。


ルックちゃん、わたしとご縁があったことを感謝しています。ポーランドのブリーダーさんの誠意に十分こたえられるように、ルックを幸せにします。そして、ショーにも参加させていただいて良いご報告をしていきたいです。


いつも読んでくれてありあとう!よろしかったら、ぷちっ!としてね。

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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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いつもブログみてます◎ (寺島なのはな)
2013-03-23 17:45:37
前のブログから、いつお写真UPするのか楽しみにしていました!色が違うと、雰囲気も全然ちがいますね◎イノセントがますます素敵な場所になりますね~(o^^o)
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Unknown (どびmam)
2013-03-23 22:14:18
すごいイケワン(男)かと思ったら、美人さんだったとは。
これからが楽しみですね。
海外からお迎えするのは、すごく大変なのですね。勉強になりました。
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寺島なのはなさんへ (イノセントママ)
2013-03-25 13:12:41
やっと新入りの子の写真をアップしました(^o^)
ブル-を見慣れていたので、最初は・・別もの(犬種)のようで不思議でした。
でも、この子が来てから、ますますレッドが好きになりました。
これからのイノセントは、ブルー以外のカラーもお目見えすると思います。
また楽しいブログを書きたいと思うので、見てくださいね<(_ _)>
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どびmanさんへ (イノセントママ)
2013-03-25 13:23:27
ありがとうございます!
私も初めてこの子と会ったときは⇒ わぁ~!男の子の顔だ!と思いました(笑)
遠くから来てくれて不安だっただろうに・・私にすぐに懐いてくれてベッタリしてくれています。すごく可愛いです(^^)

日本は、書類上の記載を重要視するので、1カ所でも書き間違えたり、輸出日を変更すると、また作成し直さなくてはならず、融通がきかなくてウルサイです。

外国の方はアバウトな方が多いので、面倒くさい日本への輸出は嫌がるそうです。
私も輸入は慣れてきたので、今回はスムーズにできましたよ。
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