イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

イタリアのショー2

2010年11月12日 | Weblog

こちらもイタリアのショーのアルバムのひとコマ。 私の好きなタイプのわんちゃんです。

アメリカタイプの子とヨーロッパタイプの子は、ただ、身体の大きさが違うとか・・ソリッド(単色)かアイリッシュ(白が入っている)か・・・などの表面的な違いではなくて・・・身体全体のつくり・・背線・・尻尾の長さ・・顔・・耳のつくりなども違っています。 ソリッドがヨーロッパタイプだと思っている方々が多いようですが、それは間違いです。私が見た感じでは、カラーはソリッド風でも、体つきはアメリカタイプのイタグレちゃんがほとんどです。ヨーロッタイプの子犬をつくろうと思ったら、犬をヨーロッパから輸入しなければつくれません。

それも一代ではつくれません。何代も経て→ やっと自分が理想とするタイプができていくのです。我が犬舎の子も、まだまだ途中の段階です。この先何代か組み合わせて~理想の子に近づけるように、時間・お金をかけて頑張ります。でも、自分の理想とするタイプを第三者が評価してくださるかどうかは、別ものです 自己満足で終わるかもしれないけれど、・・それがこだわりです(笑)

世界は広いです。アメリカ人・ヨーロッパ人・アジア人がそれぞれに違ったスタイル・顔のつくり・髪の色をしています。一代二代でそう変わるものではありません。その国々の特色・・先祖代々つちかってきた歴史だと言えます。

一時期、JKCの規定が変わるからと~こぞってソリッドに近い犬を繁殖し、白い部分の少ない子犬が売られるようになりました。でも、わたしから見ると、単色風に変わってきても、アメリカタイプの身体のわんちゃんなのですよ。アメリカタイプのわんちゃんは、白い部分が華やかで、足が長く、サラブレッドのようで美しいと思います。アイリッシュのIGこそ、アメリカタイプらしく美しいと思います。ショーに出す予定のないわんちゃんやペットショップで売られているわんちゃんまでも、白い部分を少なくすることはなかったのに・・・と思ったりしました。

私は最初、額にブレーズがある犬が欲しくて・・・シルビィに出会いました。額の白いブレーズと首回りの白い部分が美しくて→ これだ と思い、すぐに迎え入れました。可愛かったです その数年後、P・Cを購入し、外国のIGブリーダーさんのH・Pを調べているうちに、イタグレにはヨーロッパタイプもあるんだぁ~と知ってからは、その魅力にはまってしまったのです。私は、自分の好きなタイプを繁殖しているヨーロッパのブリーダーさんを探し出し・・そこの子犬を譲ってもらえるように努力しました。その当時は珍しいことでした。日本にいるイタグレの90%以上はアメリカタイプでしたからね。

2004年だったかな?後には、JKCのスタンダードの規定が変わるからと・・・関係者の間ではウワサになっていましたが、私はその頃はショーに出す気はなかったですから、今後ソリッドのほうが有利になるなどのウワサも、全く関係のないことでした。(のちにJKCの規定は元に戻りました)

ただ純粋に、ヨーロッパタイプのイタグレに魅せられて→欲しくて欲しくてたまらないだけでした。ヨーロッパタイプの身体つきが好きです。しなやかでエレガントです。この写真の子も好きですねぇ ヨーロッパタイプの子は、立った時の足の形がアメリカタイプの子とはちがいます。この写真の子は後ろ足がくの字風です。これがE・タイプの特徴です。数日前にエニオのお父さんと息子の写真を載せました。(よろしかったら下にクイックしてご覧ください) 左のお父さん犬はくの字風でE・タイプ・・・右の息子のほうは後ろに伸びていて台形風→こちらはA・タイプに近い立ち方をしています。このときは写真のの撮り方で、偶然このように立ったのでしょう。 細かくあげるとキリがないです

最近、たくさんの方々・・色々な分野の方々が、このブログを見てくださっているようです(ありがとうございます) さしさわりのあることは書いていないつもりですが・・・せっかくヨーロッパのブリーダーさんと交流し、たくさんの写真や情報をいただいているのですから、またこれからも時々載せさせていただきます。  つぶやき・・・最近ひまなので・・・けっこうマメに更新しています(*^_^*)

 

 


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