私が初めて芸能人で好きになった人は、ジュリーこと沢田研二さんでした。 まだ小学生だった頃、タイガースというグループが、シーサイドバウンドという曲でデビューしました。 その時、ジュリーの歌う姿を見た私は、すごく衝撃を感じました。まさしく、王子様でした。その後、君だけに愛を
落ち葉の物語・花の首飾り
と次々とヒット曲を飛ばし続け、私はタイガース・ジュリーの大ファンになりました。初めてコンサートを見た時は。興奮しすぎて・・・鼻血がでました
彼の事を人間とは思えませんでした。まさに、天から降りてきた天使 王子様 でした。
タイガースは渡辺プロに所属していました。中学生になってから、私はどうしてもファンクラブに入りたくて・・・当時、親には内緒で現金書留を買い、お金を送ってファンクラブに入会しました。当時の渡辺プロは飛ぶ鳥を落とす勢いで、業界NO１のプロダクションでした。有名スターのほとんどがナベプロの人でした。ファンクラブに入ると、毎月、会報誌ヤング・が送られてきました。そこにはナベプロのスター達の近況やスケジュールが書かれていて、私は月に一度のこの本を見るのが楽しみでした。
同じナベプロ出身で、のちに大ブレークした、すごいスターが現れました。可愛い３人グループの女の子・キヤンディーズです
３人ともすごく可愛くて、たちまち凄い人気になりました。ランちゃん・ミキちゃん・スーちゃん・みんな可愛いかった
歌も踊りも可愛くて上品で、どうしたら、こんなに可愛くなれるの～
って不思議なくらいでした。キャンディーズはすごい人気でした。男の子にも絶大な人気でしたが、女の子にも人気がありました。私も大好きでした。
いきなりの解散宣言も衝撃でした。普通の女の子に戻りたい～は、後々まで語り継がれました。
２～３年前、日比谷公会堂でのイベントに行ったとき、同じ敷地内の公園を散歩しました。きれいな公園です。その中に日比谷屋外音楽堂がありました。そのホールを覗きこみながら・・・キャンディーズはここで解散宣言をしたんだなぁ～と熱い気持ちになりました。
今からさかのぼること３０数年前、中央線で家に帰る途中、水道橋駅に電車が止まった時、ホームには若い男の子があふれており、いきなり電車が満員になりました。男の子達はみな、目を真っ赤に泣き腫らしたようで・・・何かが終わったような・・・ボーゼンとした顔つきをして、異様な雰囲気がただよっていました。 何があったのだろう？ その時は分りませんでした・・あとから知りましたが・・・その日 ４月４日は水道橋の後楽園球場で、キャンディーズの解散コンサートが行われた日でした。ちょうどコンサートが終わった時間帯に、私はファンの男の子達と遭遇したのでした。
その後、解散コンサートのビデオを見ました。TVの衛星放送などでも何度か放映されました。感動しました。素晴らしいコンサートでした。私たちは幸せでした。このような言葉を残して、やめていくことができる・・・素晴らしいですね
私はキャンディーズと同世代です。スーちゃんが亡くなったことはショックでした。神様は、ある人に試練を与えるとき・・・この人なら乗り越えることができる→ 乗り越えることができる強い人を選んで、あえて試練を与えるそうです。乗り越えることのできない、いわゆる弱い人には最初から試練は与えないそうです。 そう考えると、スーちゃんは強い人・選ばれた人なのですね。長い間の闘病生活を決して表に出さなかった強い人。スーちゃんの笑顔はマリア様のように美しい。 彼女は選ばれたのですから、天国でもきっと、一番輝く場所で
・・スーちゃんは皆さんに光を与えてくれることでしょう。スーちゃん今までお疲れさまでした。天国で、ゆっくりと休んでくださいね。ご冥福をお祈りします。
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