ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.9.24 職場婦人科検診無事終了

2021-09-24 22:04:21 | 日記

 今日は午前中婦人科検診だった。
 当初は来月に設定されていたが、丁度会議がある日なので日程変更をお願いしたら、年末の27日まで一杯と言われ、のけぞった。自分で空き状況を見ながら変更出来るようだったので様子を見ながらチェックしていたが、本当に年末までひたすら「×」印が並んでいた。
 ようやく「〇」印を一か所見つけたところが今日の午前中だったのだ。例年より早いとか言っている場合ではないな、とそこに変更した。
 
 昨日に続き、よく晴れたが、真夏日にはならない模様。昨年以来対面の会議が全てオンラインになり、平日に都心まで来ることは皆無が続いている。こうして出張で出てきたのは昨年の検診以来だから11か月ぶりである。

 検診事業者は昨年と同じ。去年、移転後初めて出向いた時、地下鉄駅の一番近い出口に辿り着くまでホームや地下道を延々と歩いてとても分かりづらく、ウロウロしたのを思い出した。
今回はちょうど朝のライナーに乗って行ける時間だったので、満員電車に立って揺られることもなく、体力が温存出来てラッキーだった。

 朝のライナーも最近は満席になることが多いと聞いていたが、今日は隣も空いており、荷物も置けてゆっくり読書が出来た。
 今日のお供は湊かなえさんの「未来」(双葉文庫)。
 相変わらず、巧い。嫌ミスそのものなのだけれど、ついつい頁を繰ってしまう。

 時間通りにライナーはターミナル駅に到着し、それから地下鉄に乗り換え、検診機関を目指した。

 駅からはすぐで、ビルの中に入ってから乗るエレベーターがわかりにくかったな、とだんだん記憶が鮮明になってきた。今日は看板を持って道案内をされる年配の方がいらした。やはり皆わかりにくく迷う人が多いのだろう。ほぼ指定時間の数分前に無事到着。

 受付に到着し、検温と手指消毒を済ませると2桁の紙の番号札が渡された。ほどなくして窓口でその番号を呼ばれ、問診票と交換に4桁の番号とバーコードがプリントされたリストバンドを施される。「お着替えして待合室へどうぞ。」と言われ更衣室へ向かう。

 更衣室で紺の上下の検査着に着替え、待合室で問診に呼ばれるのを待つ。待合い席はまだ早い時間なのか午後よりは空いているようで、大体1席空けて座っている感じだった。それでも30人は下らない人が待っている。コロナ対策のため、雑誌等も置いていないのは去年と同じ。スマホと文庫を持ち込み、呼ばれるのを気長に待つ。

 それでも問診室に呼ばれるまで15分ほどだったか。複数のドアから4桁の番号が呼ばれるので、聞き落とすまいと耳を澄ましていると、かなり疲れるのは去年と同じ。

 コロナ対策のため、問診室はドアが開け放たれている。一応、個人情報が聞こえるのを嫌がる人がいるのだろう、「開け放したままでいいですか。」と訊かれ、頷くとお礼を言われた。お互い立ったままでアクリル板を通してのやりとり。

 これまで同様、看護師さんに現在再発治療中であることを報告。既往症の手術の時期、現治療等について訊かれる。今日は最初の受付で既にマンモグラフィは、CVポートが入っていること、術部の傷口の痛み等を理由にキャンセルでお願いした。

 問診が終わる時、「大分待つかもしれませんが・・・」と言われた。なるほど私の番号より遅い番号の方が先に電光掲示板に出ていく。20分ほどして、婦人科診察から番号が出ていた。

 婦人科診察に番号が出て声がかかる。何度受けても、いくつになっても、とても慣れ難い検診である。ヨガの深い呼吸法を続けて、出来るだけリラックスして身体を緩める。男性ドクターによる子宮頸がんの細胞診、超音波、内診、と続いた。
 この間は、目を瞑って瞑想しつつ深呼吸を繰り返す。

 丁寧で物静かな語り口でカーテン越しに「子宮も、卵巣も特に異常はないし、今日は大丈夫そうですね。細胞診の結果は別途連絡がいきます。」とのコメントがあり、御礼を言って無事終了。同席された看護師さんから「それでは次は乳腺超音波です。少し離れていますが、〇番のドアの前あたりでお待ちください。」と言われ、御礼を言って部屋を出た。

 場所を移動し、再び20分ほど待って乳腺の超音波から番号を呼ばれた。

 女性の検査技師さんから「皆さんに訊いていますが、ワクチン接種はいかがですか。」と訊かれる。「2回終了しました。」と答えると、「2回目はいつでしたか。」と。「7月28日です。」と答えて、検査開始。
 背中にクッションをあてて、傾斜をつけてまずは術側から。温かいジェルを塗った後、プローブが淡々と動く。薄暗いので、画像も視るのは止めて目を瞑る。続いて、万歳をして腋の下をチェックした後、健側も同様に。特にあちこちで引っかかることもなく終了した。
 「この後、診察までお待ちください。」と、ジェルを拭き取るための温かいおしぼりを頂き、無事終了した。再び待合室へ戻る。

 来た時よりも大分待ち人が減っている。本が面白く、待ち時間は全く気にならない。15分ほどして、乳腺診察に番号が出た。女性ドクターによる視・触診。「昨年は健側に低エコーの部分がありましたが、今年はそれも見当たらないようなので、特に問題ないと思います。また1年後にフォローをするようにしてください。」とのことだった。
 来年は退職しているので、こちらの検診機関にお世話になることはないだろうが、通っている腫瘍内科ではこうした視触診はないので、いずれにせよどこかでフォローはしなければ。

 待合い室に戻ると、より一層人が減っている。昼の時間に近づいているからだろうか。
 所要時間は昨年同様で、2時間かからなかった。出口でリストバンドを外して頂いてから着替えとお手洗いを済ませ、受付で御礼を言って待合い室を出た。

 前回は建物の反対側の出口から出てしまい、またウロウロしたのだけれど、今日は間違わずに来た通りの出入り口から無事に出ることが出来てほっとした。いいお天気だ。都心まで来ると特に地下鉄に乗ると、延々とホームを歩いたりして歩数が一気に増える。
 あちこちでアルコール消毒を頻繁にしたせいで、手の平はヒリヒリする。地下鉄に乗って、ターミナル駅まで戻り、ランチを摂る。

 以前にも出張帰りに寄っていたレストランは今日もそれなりに人が入っていた。少し並んで席に案内されたところ、以前は2人用のテーブルが並んでいたのが、2つずつ組み合わせて4人テーブルの数が多くなっていた。
 そして、そこに1人客も案内されていたので、広々だった。

 ランチを摂って私鉄に乗って移動。職場に到着し、午後の仕事。

 現役最後になる職場検診、これで受けるべきものは全て受けた。結果が郵送されるまではまだ時間がかかるが、今年も目立った異常がなかったということで、一安心である。

 昨日2年ぶりに家族以外の友人とランチとお茶を満喫した私同様、この1年半以上夜のお付き合いは一切なかった夫が、お友達と夕食を摂って帰宅するという。まあアルコールもないし、20時閉店だしそれほど遅くならないよとのこと。一人気ままな手抜きの夕食、ウエルカムである。

 治療週の直前で体調が良いことを当て込んで、明日、明後日と色々予定が入っている。来週の治療が無事進みますように、と願いたい。
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2021.9.23 真夏日の秋分の日は涼しく快適に

2021-09-23 22:26:54 | 日記
 木曜日。秋分の日の祝日。
 平日と同じ設定のアラームが鳴る。洗濯機を廻し、新聞を取り、ベッドに戻ってゆっくり読む。洗濯が終わったところで、リビングに移動し、BSの朝ドラを視ながら干していると、夫が起きてきた。
 いいお天気だ。最高気温は32度という真夏日の予報。

 洗濯物をベランダに干し終えてから朝食を摂る。夫は朝一番で美容院にカットの予約。夫を送り出してから最低限の夕食の下ごしらえを終えた私は、第九を歌って以来2年ぶり、大学の合唱団のお友達RちゃんとMちゃんとランチの約束である。

 Rちゃんは声楽の勉強をずっと続けており、民間企業を8月末で定年退職された。半月ほど前、3回目の成人式を迎えるにあたり、企画・演出・プロデュース全てを自分で行って還暦コンサートを開催された天晴な友である。
 本当は何を置いても駆けつけたかったのだけれど、治療後でまだ体調が本調子でなく、無理をして出かけてご迷惑をかけては元も子もない、と馳せ参じることを諦め、作成予定というDVDを楽しみにお待ちすることにした。
 それでも、コンサートの様子は先輩や同期の友人たちのFacebook等で知ることが叶い、本当に便利な世の中になったものだと有難く思う。

 伺えなかったお詫びと還暦のお祝いを兼ねて、駅ナカで先日予約したフラワーアレンジメントを受け取り(還暦祝いということで、コンサートでのドレスをイメージして赤をメインに白を差し色で華やかに、とリクエストしたところ、秋の訪れも感じさせるような素敵なアレンジメントが出来上がっていた。)、予約したホテルのラウンジへ向かい、2人をお出迎えする準備万端。

 出来れば奥の目立たない広めの静かな席を、とリクエストしたら、その通りに一番奥の席に案内された。オープン間もない空いた時間を狙っての一番乗りである。
 Rちゃんはモノレールに乗ってちょっとお出かけ気分を味わえたと言い、Mちゃんは初めて降りた駅で街並みが綺麗だったので駅周辺を散策して気分転換が図れたとのこと。
 2人とも家族以外の誰かとリアルに会うのは1年半以上ぶりという。本当にそうだ。コロナ禍の今、リアルで誰かと食事をすることがこんなに貴重な世の中になってしまったのである。

 今や学校では、子どもたちがお友達のマスクの下の顔を知らないと言い、以前は給食はお喋りしながら食べて良かったと聞くとびっくりするのだという。
 とんでもない世の中になったものである。

 注文も済まないうちに、マスクを着けたままお喋りが始まって、もう止まらない。ひとまずサンドイッチと珈琲・紅茶を注文し、Rちゃんのコンサートの話(Mちゃんは聴きに行かれた)、仕事の話、老親の話、等々、話題は尽きない。

 もう3時間くらい経ったかしらと時計を見ると、4時間近くが過ぎている。もはやランチどころかおやつの時間である。では、ケーキでも、と注文しようとすると、完売とのこと。今日は暑いし、皆涼みに来ているのだろう。いつの間にか満席になっている。

 2人は冷たいものを、とアイスクリーム等を注文されたが、私は欠食おばさんタームで、なんとなくそれでは物足りない。最近、スカートのウエストがきつくなっているのに限定5食の甘味セットをオーダー。
 お汁粉、芋羊羹、栗の甘露煮、どら焼きが付いたボリューミーなセットにダージリンティーを付けた。さすがに目が卑しいだけで食べきれず、どら焼きは助けてもらったけれど・・・。

 そして「ラストオーダーですが・・・」と注文確認に来られる迄ノンストップでお喋りは続く。結局、一番乗りからクローズまで居座った3人組の昔のお嬢さん(!)たちである。

 今日は、3年近くお会いしていないヨガ友が地元駅まで来てくださる予定だったのだけれど、ご案内する予定で予約した大学のレストランが緊急事態宣言延長により臨時休業になってしまい、残念ながら約束が来月以降に延期になった。

 そんなわけで予定が全くなくなった体調の良い祝日に、急遽Rちゃん、Mちゃんの2人がこちら方面まで来てくれるということになったのだけれど(2人とは昨年、LINE電話でオンラインランチ会をしたことがあった。)、リアルに人と会う楽しさを実感した1日だった。

 ツーショット等の写真も撮り合い、3人の写真もスタッフの方に撮って頂き、名残惜しく駅まで向かった。駅は、隣接するテーマパークにちなんだキャラクターの天井や壁の装飾で賑やかなので、そちらもご案内しつつモノレールで帰るRちゃんとはそこで別れ、都心方面に帰るMちゃんとは改札で別れた。

 家族以外の誰かとこんなに長時間会話を楽しんだのは2年ぶりのこと。本当なら、今頃は10月の本番に向けて練習に熱が入っている筈のOB・OG合唱団の再開もいつになるわからない。合唱団にはまさしく受難の時代。歌うことの大変さを実感する。

 電車に乗って自宅最寄り駅まで戻り、ヨガスタジオへ。先週、「今日で最後です。」と聞かされてがっかりしたストレッチのI先生が、ボディメイクエクササイズという★2つのクラスをされるとのことで参加した。
 いやはや、大臀筋から始まって、腹筋、背筋・・・笑ってしまうくらいきつかったし、滴り落ちる汗が目に染みて大変だったのに、とても楽しかった。明日は一体どれだけ筋肉痛に見舞われるだろう・・・。

 来週の木曜日は休館日なので、本当に今日が最後のクラスだそうだ。このクラスの常連さんたちがお話しされていたのを漏れ聞くところによると、来月からはインストラクターを辞して、別の会社に就職され第二の人生スタートなのだという。

 シャワーでさっぱりして帰宅し、母にご機嫌伺いのDuo通話で、大学時代の2人の友人に会った話をし、夫が用意してくれた夕食を摂り、さて、明日1日職場に行けば体調の良いまま迎えられる最後の週末である。
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2021.9.22 中秋の名月、満月の日に思うこと

2021-09-21 20:20:29 | 日記

 今日は中秋の名月で満月。この2つが重なるのは8年ぶりのことだそうだ。
 昨夜も、ヨガクラスからの帰宅途中にふと空を見上げたらあまりに綺麗なお月さまにとてもほっこりした。
 朝の天気予報によれば、「今日はお天気が下り坂なので、もしかしたらせっかくの名月を愉しめないかもしれない。けれど、昨夜見られた人はそれがほぼ満月ですよ。」とのことだった。
 ところがどっこい、帰路は曇で隠れていたが、夕食を終えてベランダに出てみたらとても美しく銀色に輝いた満月を拝むことが出来た。今日満月が見えた人はツキがある、そうだ。夫は早速カメラを出して写真を撮っていた。

 昨日は墓参りの後、ホテルレストランでランチを摂った。混雑を少しでも避けるために、時間をずらしてお昼を1時間過ぎての予約にしたのに満席だった。予約なしではとても入れなかっただろう。7月の墓参帰りや8月に息子も伴って訪れた時もやはり満席で、予約なしだと1時間以上は待つとのことだった。

 コロナ禍できちんと感染防止対策を取っていて、席の間隔が十分にあって、天井が高くて、・・・というレストランを探すと、消去法で本当に少なくなってしまうのだなあ、と思う。だから皆ここのホテルのレストランを予約するのだろう。

 ふと見まわせば、敬老の日とお彼岸がバッティングして、特に家族で会食の人が多かったように見えた。周りは中年男性と老年女性、中年女性と老年女性、祖父母と子供夫婦、孫の三世代と思しき人達が殆どだった。
 我が家は3人ともシニアだったけれど、隣のテーブルのおそらく母と息子は、夫の観察によれば、施設に入っている母を息子が訪れ、今日は一時外出で一緒にランチ、という感じだったのでは、と。

 お母さんと思しき女性は気の毒なほど髪の毛を断髪にされていた。施設でケアが簡単だからそういうことになっているのかな・・・、とちょっと切ない思いで見た。
 いくつになったって女性にあれほどの短髪を強いるのは酷なことだと思う。抗がん剤で脱毛したという様子ではなかったし・・・。

 向かいのテーブルの母娘も久しぶりに会うような風情。娘は終始マスクをしていて、母親にちゃんとマスクをするように何度も促していた。そして持ってきたお土産のあれこれを説明しながら母親に渡していた。
 母と毎日スマホでやり取りしているとはいえ、同居していない我が家も、周りと似たようなものだ。たまの会食が普段の距離を果たしてどれだけ埋めてくれるのだろうか。

 40年近く前に書いた卒業論文のテーマは「デモクラシーの政治過程における高齢化の影響とその問題点」だった。当時、団塊の世代が皆75歳以上になる2025年なんて遠い先だと思っていたけれど、今や既に超高齢社会。
 65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は29.1%、過去最高だそう。ほぼ3人に一人になっている。やっと還暦、の私が高齢者という範疇まで生きられるかどうかは神のみぞ知るではあるけれど・・・。

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2021.9.20 三連休最終日 夜中の絶不調を過ぎ、お彼岸の入りは墓参日和

2021-09-20 22:00:22 | 日記
 昨夜、夫は夕食後に珍しくお腹を壊し、すっかりお腹が空っぽになった模様。私はなんとなく胃が重い感じはしたけれど、入浴後就寝までは何ともなかった。
 ところがなぜかなかなか寝付けず、そのうちに気持ち悪くて生唾が止まらなくなった。それが真夜中2時くらいのこと。かつての“丑三つ時Wの悲劇”を思い出す。お手洗いに行ったら下痢でもなく普通の排便がありすっきりしたけれど、その後も吐き気は変わらず。

 また無理をして途中でひっくり返って歯を折っても洒落にならない、とお手洗いでちょっと粘るが、気持ち悪いだけで生唾ばかりせりあがってはくるのに、吐くことが出来ない。
 このまま、あまりに具合が悪ければ、明日の墓参やランチ等皆キャンセルだなとぼんやりと考えながら、諦めてベッドに戻る。吐き気は収まらず、左を向いたり右を向いたり悶々として1時間以上過ごす。なんとか眠りにつけたのは4時くらいだろう。4時前までデジタル時計の目盛りを覚えている。

 今朝は普段の平日通りにアラームが鳴ったが、とても起きられず二度寝。さすがに朝の連続テレビ小説の時間には目覚めるかと思ったのだけれど、気づいたら8時半。慌ててリビングに行くと夫が朝食の用意をしている。嗚呼。

 夫は夜中に具合が悪くなることなく、お腹はとりあえず落ち着いたようだが、脱水でフラフラしたという。私は夜中にかくかくしかじかで大変だったと話して、朝食は軽めにする。
 原因はなんだろう。ルッコラと生ハムの食べ過ぎか。オリーブオイルの摂りすぎか。いずれにせよ、2人とも何かに当たったのか。
 
 外はいいお天気。洗濯日和である。溜まった洗濯物にシーツ類も足して洗濯機を廻す。ベランダ一杯に干し上げていい気分である。

 母がバスに乗って到着するのをピックアップする前に、駅前スーパーでお供えの花を買い求める。お彼岸用の花が沢山出ているが、デンファレやオンシジウムといった蘭がとても綺麗だったので、洋花を買い求めて、タクシー乗り場に移動して並ぶ。
 こちらも墓参客が多く、長い列である。時間通りに母が到着して、タイミングよくタクシーに乗り込めて公園墓地に向かった。

 雲一つない青空。日差しはきついけれど、暑さ寒さも彼岸まで・・・ではないが、とても爽やかである。さすがにお彼岸の入りで、墓地の駐車場は一杯。沢山の墓参客で溢れている。どのお墓にもまだ新しいお花が供えられている。水場で待つことなど普段はないのに、今日は並んで待つ。ちょうどお彼岸前の掃除が終わったばかりでお墓は綺麗になっている。
 それなりに風があってなかなかお線香に火がつかない。ようやくついたところで夫と母と私と3人でそれぞれ参って無事終了。

 以前は一人で律儀に毎月の命日に訪れていた母も、さすがにしんどくなってきたようで、この頃は私と一緒に来るだけになった。まあ、無理して来て転ばれたりしたら元も子もない。毎朝々々、仏壇にはお詣りを欠かさないというので、口うるさい父も文句は言わないだろう。
 再びタクシーを呼んで最寄り駅まで戻り、今度は電車で2つ先まで移動して予約していたホテルの和食レストランへ。

 夫の誕生日と母の敬老の日の祝いの席とお願いしていたら、箸袋は「寿」とあり、箸置きはめでたいにかけて金の鯛だった。
 夫はいつもならもっと頂くだろうにまだお腹が心配とみえて少し遠慮がち。私も母に夜中にかくかくしかじかだったと説明する。母が珍しくこれがいいと自分で選んだので、私も同じものにした。デザートには夫のものに“Happy Birthday”のチョコレートプレートが付いていた。

 ゆっくり食事を済ませて1時間半ほど。母が最寄り駅前のバスに乗り込むのを見届けて解散。夫は書店に寄ってから帰宅するといい、私はWさんサロンの予約時間まであと5分少々。一昨日、頭痛のためにドタ変更をしたお詫びにお花でも買っていこうか、と駅ナカのフラワーショップを見ると、お彼岸と敬老の日のせいかとても混んでおり、会計に数人が並んでいる。

 うーん、これは時間がかかりそうとお花は諦めて、それに代えてケーキ屋さんに。ここでも2,3組が選び終わって会計の途中。少し待つのはもうやむを得ないとここで焼き菓子等をラッピングしてもらってからサロンに向かった。5分ちょっとの遅刻。

 かくかくしかじかと、またここ1か月の報告等をした後、施術が始まったら瞬く間にウトウトしてしまった。今日はここのところ頭痛に悩まされているのでオプションでヘッドマッサージをお願いした。すっきりと頭が軽くなった。

 施術後はハーブティを頂く。とても美味しかったので、何のお茶ですかと訊くと、金木犀ブレンドで胃腸に良いのだそう。思うに、身体が欲しているものを欲している時に頂くと何より美味しいのだな、と。次回以降の予約を確認し、サロンを後にした。

 その後、駅ナカのフラワーショップで友人に送るフラワーアレンジメントを予約してから帰りの電車に乗った。

 自宅最寄り駅で下車し、さらに欲張ってヨガスタジオへ。今日最後のクラスは45分の★2つT先生のフローヨガ。★2つだけれどT先生だし45分だから大丈夫かな、と参加したのだけれど、今月はお尻を重点に動かしますとのことで、結構きつかった。
 さらにはなぜか45分でなく60分。もう最後の15分はシャヴァーサナに達するまでヨレヨレ。先生はすっかり勘違いをして60分やってしまったようだった。皆汗だく。
 それでもシャワーですっきりして帰宅した。

 夕飯は昼が重かったし、と手抜きでレンチンを駆使しておしまい。
 ということで3連休、結果としてあれもこれも色々こなせてほっとした。

 今週は途中に祝日もあり、3日とも出勤の予定である。
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2021.9.19 三連休中日、気持ち良い秋晴れの日の過ごし方

2021-09-19 22:14:17 | 日記
 
 昨夜は、詰め込み過ぎたスケジュールの所為か、気圧の所為か、ブログを書いているぐらいから頭痛が始まった。なかなか収まらず、諦めて入浴前にロキソニンを飲んでからベッドに入った。

 今朝は日曜日仕様のアラームが鳴ったけれど、しっかり消して二度寝を決め込んだ。
 結局、それからたっぷり2時間も眠ってしまった。日頃の寝不足が解消した感じ。
 夫が「いいお天気だよ~」と起こしに来た。窓の外は、本当に雲一つない台風一過の青空。なんとベランダの温度計は32度を差していたそうだ。
 既にブランチの時間である。夫が、散歩がてらケーキ屋さんのランチに行ってみようよと言うが、それならこのままモーニングに行ってしまおう、ということになった。

 一歩歩き出せば、早くも遊歩道のカツラ並木の紅葉が始まっている。日差しは強いがからりと気持ち良い秋晴れが広がっている。お腹はペコペコ。
 お店に着くと窓際は満席だったが、お気に入りのゆったり出来るソファの席を案内してもらえて却ってラッキーだった。

 ファーストドリンクはポットのダージリンティを、夫は山ぶどうジュースをチョイス。夕食から既にたっぷり14時間以上経った、文字通りのブレックファストはお腹に染み渡る。自家製の野菜ジュースも赤ワイン風味のジャムもパンも美味だ。夫はパンもバターもお代わりし、2人ともそれぞれカフェラテと珈琲を追加し、満足してお店を後にした。途中でランチのお客さんがどんどん入ってきた。うーん、繁盛しているなあ。

 行きはよいよい帰りは怖い坂道をのんびり歩いて、帰宅したらもうすっかりお昼を廻っていた。寝具の洗濯をしてから出かければよかったかな、とちょっと後悔したけれど、今日は掃除を頑張ることにして洗濯は明日廻しに。

 掃除をして身体を動かしたら夕方近く。夫の誕生日のプレゼントがまだ買えていなかったので、アウトレットモールをちょっと覗きに行くことにした。
 それにしても凄い人出だ。ソーシャルディスタンスや緊急事態宣言はどこ吹く風のオリンピック効果(!?)である。幸い、気に入ったという茶色のローファーが見つかってお買い上げ。ついでにパジャマも買って一件落着。その足でスーパーに行って足りない食材だけ少量買ったのだけれど、ここもまた凄い人出で長蛇の列。
 なんとか少量の籠を持った人たちを探してその列に並んだ。いつも思うのだけれど、どうしてこのスーパーは5品以下とか10品以下とか、少量専用のレーンを作らないのだろう。

 夫とはスーパーで別れて私はそのままヨガスタジオへ。大好きなA先生のアロマビューティヨガのクラスに出た。今日は三連休の中日なのか、いつもより少なめの参加者で広々と快適だった。今月は45分のショートクラスなので最初立ちポーズからスタートして、座りポーズ、うつ伏せ、仰向けと続いて、たっぷり骨盤底筋を使いつつリラックス出来て満足した。

 寝坊をしたので、ちょっと短い1日だったけれど、すっかりリフレッシュ出来た日曜日。お腹の調子もようやく落ち着いてきた。そう、3週間に一度の投与なら来週水曜日が治療日だ。これまでは、お腹の調子が良くなるとまた治療で、便秘と下痢を繰り返すタイミングになっていた。1週間投与間隔が延びて本当に良かった。
 これから10日間も体調の良い日が続くのだから、つくづく有難いことである。

 夕食は、ルッコラを収穫して、夫が生ハムとルッコラのパスタを作ってくれた。ハーブクラスの後、頂いた種を蒔いてから2か月ほど。こんなに立派に育ってくれてとても嬉しい。ディルも頑張れ、である。

 明日は連休最終日、敬老の日、彼岸の入りということで、母と一緒に墓参の予定である。
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