ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.6.27 困ったなぁ・・・

2019-06-27 20:46:42 | 日記

 最後のハラヴェン投与から3週間。ハーセプチンとパージェタ2剤にして残った副作用は今のところ下痢と腹痛、疲れやすさ、そしてギブアップの決め手にもなった末梢神経障害-手足の痺れ、痛み、浮腫みである。
 依然として早朝腹痛で起き、常時お腹が緩い。ちょっと食べると、いきなり下痢に移行する。それでもミヤBM錠でなんとか水様便は止められ、まだロペミンのお世話にはなっていない。

 それにしても、午前中に5回も6回もお手洗いに駆け込むというのはなんだかなあである。一方、吐き気、だるさからは解放されて本当に楽になった。
 だからこそ、末梢神経障害の手足の痺れ、痛み、そして浮腫みが余計クローズアップされて不快である。人間というものは(私だけ?)かくも欲深いものなのか。
 
 足裏の痛みで、学内の石畳を歩くのが辛いし、夏に予定している旅先で楽な靴があった方がいいんじゃない?と夫に言われ、息子が履きやすいよ、と言っていた某スポーツブランドのエアマックスなるスニーカーを買うことにした。普段スニーカーなるものを履くことがないので、どのくらいのゆとりがあればよいのか、正直言ってよくわからない。

 店頭で普段の靴のサイズと同じ23cmを試し履きしたら、足が痺れて痛いせいか、ぴったりし過ぎて痛い感じ。これではダメだと思って、ひとつ上のサイズを持ってきたところ、店員さんがやってきて、「小さめの作りなので、皆さん大体普通履いているサイズより1サイズか2サイズ上のものを買っていかれます。」という。なるほど、浮腫んで足が肥大している、というわけでもなかったのか、とほっとする。

 足の不調と付き合うようになってから、哀しいかな、ヒールは断念して普段はクッションが良い、かばさん的ウオーキングシューズを履いている。スニーカーほど足の甲も足首も全体にしっかり包み込むものではなく、スリッポンで柔らかくゆとりがある感じ。

 持参したソックスの上から履いてみて、指先は当たらないし、店員さんも「爪先は問題ないですね。あとは他のメーカーより幅が細いので、それが気にならなければ大丈夫ですね。」と仰るので、それを買ってきた。夕方で一番足が浮腫んでいる時間だったし、更に大きなものにして、歩くたびに脱げそうになっても困る、と思って。

 ところが、自宅に帰ってもう一度履いてみるとあまりに皮膚に密着してぎゅっとされるような気がして、もう1サイズ大きなものに交換に行くことにした。せっかく買ったのに却って締め付けられてストレスを感じるのでは、と思って。
 とにかく手も足も痺れて痛いので試し履きも大変。ちょっと力を入れればふくらはぎが攣ったり、足の裏が攣ったり。手袋をしながら紐をしっかり結ぶのも一苦労。傍から見ればただの不器用なおばさんである。トホホ。もはや子ども用のマジックテープ式がいいのかもしれない。

 それはそうと、昨夜の夕食後、いつものようにクッションを積み上げて足を上げて横になってビデオを見ていたら、突然、「電源が云々・・・」とキャプションが出て、録画が止まってしまった。え?何もしていないのに・・・と、隣室でPCで遊んでいた夫を呼んで見てもらったけれど、ハードディスクが壊れたのではなさそう。あれこれ試してTV側の不調ではないかという。いずれにせよ修理に来てもらわないことには、録画したものも見られないし、新たに録画をすることも出来ないことがわかった。がっくり。

 手足の不調でどこにも遠出出来ないし、仕事から帰ってくると常時灼熱感のある手で、食事の支度もやっとのこと。食後にだらだらビデオを見るのが唯一の楽しみだったというのに・・・。
 しかも、昨夜からは今まで感じたことのなかった内腿に刺されるような痛みを感じるようになっている。痛み痺れのピークなのか、まだまだなのか、わからない。

 いずれにせよ困ったなあ、なのである。
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