ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.12.27 エンハーツ23クール目、さらに減量19回目投与後5日目のこと 息するだけで精一杯・・・

2021-12-27 20:21:27 | 日記
 昨夜はあの後8度まで熱が上がり、冷えピタをし、アイスノンをしてお風呂も諦めてロキソニンを飲んでベッドに入った。途中たっぷり汗をかいたので熱が下がることを期待しつつ・・・。
 一人旅真っ最中の息子は高松駅前の高層ホテルに宿泊し、客室もグレードアップして頂いて、宿泊者特典のオリーブ牛すき焼き膳や地酒飲み比べに舌鼓を打った模様。元気印な若者、心底羨ましい。
 まあ、自分が弱っているときは元気な人のFacebookやら何やらは覗かないに限る。

 週明け月曜日、出勤日。
 目覚めて熱を測ったら6度6分に下がっていた。なんとか起きてみるが、まさしくよれよれのふらふら。空腹はあまり感じないけれど、全く食べていかないわけにいかないのでノロノロ用意する。
 ひとまずピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでからフォッカチオを一切れ、いちご、シャインマスカット、バナナをひとかけずつと極上はちみつ紅茶をマグカップ7分目。
 休務日の夫はまだ寝ていたので、起こさないようにそっと支度をしていたけれど、結局起こしてしまった。食後は遅発性吐き気止めのカイトリルと疲労止めエルカルチン。
 洗濯機を廻していっていいよというので、お願いする。

 土日はほぼずっと寝ていたし、髪の毛の寝ぐせは酷いし、顔はパンパンに浮腫んでいるし、出かけたくない気満載。けれどそうも言っていられない。なんとか身支度をして家を出た。丸3日半日ぶりに靴を履いての外出だから、足元はかなり怪しげだ。
 フワフワしていてこけそうだし、とにかく息苦しい。途中何度か座り込みそうになったけれど、なんとかベンチでの1回の休憩で済ませられた。
 
 数年に一度の寒気、東京では45年ぶりの低温とのこと。家のベランダにある寒暖計は0度だった。ババシャツにウエストゴムのニットスーツ。ロング丈のソフトガードルに厚地のタイツ、大判のストールにダウンコートブーツにも出動願ったが、それでも耳が千切れるのではないかと不安になるほどの寒さだ。フワフワなんてしていられない。
 自席に到着すると机上の寒暖計は11度。いつになったら温まるやら、である。

 事務室はまたしても匂い攻撃だ。今日は柔軟剤、香水に加えてアロマの匂いがきつくて辛くてとんでもなかった。オリジナルな精油の匂いだったらここまで気分が悪くなるわけないので、多分ケミカルな不純物が入った物を使っているのだろう。ずっと息を止めているわけにいかないけれど、マスク越しなのに頭がガンガンしてくる。本人は良い香りだと思っておられるだろうだけに全く始末が悪い。耳鳴り、火照り、気持ち悪さでクラクラする。また熱が上がっているような気がする。

 これは午後までとても持たないなと諦めて午後休暇を頂いて、強引に仕事を片付けて仕事納めにした。
 それでも昼過ぎにこれから行きます、という来客があって時間通りには退勤出来なかった。
 いいお天気なのに、帰路もびっくりするほど風が冷たくて耳は痛いし、肩をいからせて歩いていたのか、すっかり凝ってしまった。
 
 夫は朝のうちに、今年最後のクリニックに行き、スーパーで買い物して帰宅していた。昼食はまだだったようだが、私はとにかく食事より横になりたかったので、2時間ほどまたリビングでそのままウトウトしてしまった。結局可哀想な夫は、またカップ麺を啜っていた模様。私は最低限の片づけをして、夕方近くにレンチンの担々麺を頂いた。
 洗濯物を畳むとか、何か一つするだけでびっくりするほど疲れる。

 エンハーツを1年半近く23クール続けてきて8度を超える発熱があったのは初めてのこと。普段8度くらいの熱ならそれほどダメージは大きくないのだけれど(結構熱には強い。)、治療後の副作用で苦しいやら食べられないやら、の数日を経た後の発熱のダメージはかなりのものだった。夕方また7度6分まで上がってきてしまった。
 ともあれ、明日は一日家にいられる。夫は仕事納め。

 息子は旅先からそのまま、ようやく取れた夜行の個室寝台に乗って明朝帰宅の予定だったが、可哀想に大雪のために運休になったとのこと。払戻してもらって今日は大阪に戻り、明日新幹線で出直すそうだ。
 到着が早朝ではなくなったので、少しほっとしている。
 昨日はとても具合が悪くて、旅先から次から次へと送られるLINEの写真を殆ど見られなかったけれど、やれアンパンマン列車に乗っただの、やれポケモンのマンホールを見つけただの、25歳児(!)は元気である。

 そして、早くもお正月のお花が届いた。松に千両、菊に百合。あと2,3日遅くても良かったのだけれど、と言ってみても仕方ない。今の私にはお花の始末をするのも結構大儀いのである。それでも頑張って活けたら、気持が少しシャンとした。
 それにしても60年生きてきて、年賀状のコメント欄、27日の夜、現段階で1枚も書いていないのは前代未聞のことである。
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