ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.3.10 ドセタキセル+フェスゴ+ジーラスタボディポッド1回目9日後のこと 発熱 籠城蟄居に思うこと

2024-03-10 21:23:30 | 日記

 昨夜もブログアップ後、ドラマの録画を視てから入浴。時間調整してコデインとタリージェを飲んで、ベッドに入った。寝る直前にも咳は殆ど出なかった。呼吸の楽さ加減が1週間前と比べて雲泥の差だ。
 そして今朝。咳で目が覚める。とはいえ、まもなく日曜仕様のスマホアラームが鳴る時間だ。7時間近くコデインが効いていたということを思うと、一時に比べて凄いことだ。薬を飲んでも4時間も持たなかったのだから。

 あれ?頭が痛い。身体中痛い。全然起きられない。夫が9時半過ぎに起こしに来て、10時を目途に起きると言ったものの、30分単位で時間が過ぎる。頭がぐおんぐおん、耳鳴りもする。
 抗生剤クラビットを朝食後に飲むことになっているのに、お昼過ぎてはまずい、とヨロヨロとリビングに向かった。可哀想に夫も付き合って朝食を摂っていない模様。

 喉がとても乾いている。いつものようにSpO2と体温を測ってびっくり。SpO2は96%、脈は120、7度8分ある。これでは頭も痛いし、身体中痛いわけだ。それにしても毎回ロキソニンを飲み、クラビットを飲んでいるのに発熱とは。やはり好中球が底を打っている期間なのだろう。改めて感染症に気を付けなければと思う。
 あまり食欲がないのでパンはパスして、果物とヨーグルト、ぬるいカフェオレとアップルジュースを頂く。ミヤ、タケプロン、ロキソニン、コデインとクラビットを飲む。
 せっかく着替えたのに、そのままリビングの簡易ベッドへGo、である。

 そうこうしているうちにまた熱が上がり、8度5分まで。アイスノンを枕に、冷えピタをおでこに貼るが、カピカピになる。少し起きようとすると天井がぐるんぐるん。とても無理。お手洗いに行けば泥便の下痢。

 諦めて2時間ほど寝る。その後、夫がスーパーまで買い物に行くと出かけた。TVでミステリーをやっていたので何となくぼーっと視る。大して面白くもないのに文字通りの時間潰しである。
 とりあえず昨日のうちに洗濯だけは済ませておいてよかった。今日は掃除をして夕飯づくりに復帰、どころの話ではなくなってしまった。夫は、「あなたの身体が心配だから掃除もジムも明日廻し」と宣う。

 遅いお昼に夫がお雑煮を作って食していたので、私はスープだけ頂き、磯部巻をリクエストしてお餅を一つお腹に入れた。時間がかかったけれど、美味しかった。
 そして邦画を1本「アキラとあきら」を観た。以前WOWOWのドラマでも視たので、筋は知っていたけれど、ドラマよりも更に若い主演俳優2人がまた違った味を出していて、なかなか良かった。

 こうしてまた籠城蟄居の日曜日になってしまった。一歩も外に出ず、リビングで横になったままの一日。ようやく6度台に熱が下がった。
 合唱は、先週のドツレク練習も欠席したし、今日は大学OB・OG合唱団主催の発声ワークショップもあった。お誘い頂いたけれど、白血球が一番下がるタイミングなので欠席とお返事していた。一人で都心まで往復して数時間歌ってくるというのは当分無理そうだ。

 来週のドツレクの練習も恐らく欠席。出席率が不足で本番に載れるかどうか自体難しくなってきた。月に2回の練習だけれど、3週毎のドセタキセル+フェスゴの治療が続けば、3週間に1度しか体調の良い週末はない。上手くいっても月に1度の練習に出られるかどうかだ。
 現在ドツレクの指揮をお願いしているY先生が体調不良でE先生に代行のご指導を頂いているが、この後、練習に復帰され、本番の舞台で振れるかどうかぎりぎり5月末迄お待ちする方向でペンディングだそうだ。Y先生が振らないとなれば、本番も延期か中止になる可能性が大きい。
 ドツレク本番、OB・OG合唱団のホームカミングデー本番、息子の結婚式と3週連続だったので、スケジュール的にも体力的にも無理があったのは承知の上だったけれど。

 いつもの時間に母にMeet通話。今日は誰とも話していなくて声がガサガサと言いながら結構喋っていた。今週は月曜日デイサービス、火曜日ヘルパーさんと眼科、マッサージ、水曜日泌尿器科、木曜日デイサービス、金曜日ヘルパーさんと忙しいのだそうだ。とりあえず一人で頑張ってくれていて何より。

 それにしても傷の治りが悪い。ちょっと擦りむいた手の甲がなんとなく膿んでなかなか元通りにならない。驚いたのはジーラスタボディポッドの抜いた針跡がだんだん目立ってきたこと。最初は何でもなかったのに、1週間近く経ってポツンと針孔がわかり、黄色く色づいた。そしてテープ被れした皮膚がクッキリ赤い色をつけている。

 がん細胞ピンポイント攻撃の分子標的治療薬と違って、機銃掃射に例えられる殺細胞性の抗がん剤だから、元気な細胞までダメージは大きいということだ。骨髄抑制を起こすことがわかっているから、予め好中球減少症にならないようにジーラスタを打ち、解熱剤にもなるロキソニンを飲み、発熱予防として今日で5日飲み続けている抗生剤クラビットをもってしてもこうして発熱するのだから、果たして手当をしなければどうなっていたことか。ドセタキセル恐るべし、である。

 明日は午前中Zoomのインタビューがある。まだ頭が重い。今日は早めに休みたい。


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