昨夜はすっかり草臥れて、夕食の後はテレビを見ることもなく早々に入浴してベッドに。丑三つ時にお手洗いに起きて、二度寝。目覚ましをかけた時間の1時間前にもう一度起きてしまい、後は夫の鼾でそのままベッドでいじましくもうだうだ。
今日は何年ぶりかで家族揃って+母の4人でバスツアーに。先月のいちご狩りに気を良くした夫が、何を隠そう果物の中では桃が一番好き!と桃狩りのツアーをチョイスした。
一昨日、添乗員さんが「お土産がどっさりなので、エコバッグかキャリーケースをお持ちになるように」とお電話をくださったのだけれど、いかにも1日のバス旅行でキャリーケースはどうよ、と高を括ってエコバッグのみ持参した。
朝の出発が早かったので、朝食はバスの中で、ということでギリギリに息子を起こし、予定通りの私鉄に乗って2つ先の駅まで移動。母は実家から近い乗車ポイントで合流することに。
参加者が時間厳守で、出発時間より10分早く全員が揃ってしまい、そのまま発車。日曜日ということもあり、道路はスイスイ。40分かかる予定が25分もせずに次の乗車ポイントに到着。集合時間よりも20分も早い到着だ。
お手洗いを済ませ、母が来るのを待つが、10分前になっても姿が見えない。朝電話したときは大丈夫と言っていたのに・・・、心配になって電話をするが繋がらない。5分前を切ったところでようやく携帯が通じ、別の方向に歩いてしまったことが判明。慌ててピックアップに行ってなんとか集合時間ギリギリセーフ。出発時間に遅れたわけではなかったが、冷や冷やのスタートになった。
お天気は曇天だが、雨は降っていない。途中行ってみたいSA全国二位だという談合坂でお手洗い休憩。辺りはすっかり緑が濃く、空気が美味しい。
そこから小一時間走り、最初の目的地は河口湖・大石公園のハーブフェスティバル。富士山と河口湖とラベンダー畑が三層になって、実に絵になるフォトスポットだ。
昨日のツアーでは、殆ど雲に隠れて富士山が見えなかったというが、今日はラッキーなことに頂上に傘雲がかかっては(これは明日雨が降る兆候だそう)いたが、散策中にはくっきり全身を表してくれた。ラベンダーも濃い紫、薄い紫、白と多種多様。香りも豊かだ。白だけでなくピンクのカサブランカ、ダリア、グラジオラス、ストケシア等々色とりどりのお花畑をのんびりと歩く。ワンちゃんたちもお花畑の中で笑顔(!)で写真のモデルになっている。途中でちょっと雨がぱらついたけれど、傘を差す程ではなくセーフ。
ラベンダーソフトクリームが気になったとみえる夫だったが、他の皆から「まだ要らない。」と言われて、なんとなくシュンとしてその場を離れる。
次は30分ほど走って、息子が小さな時に試食で大張り切りした漬物センターへ。薬膳白菜キムチや長芋キムチ、海鮮キムチ等を作る工場見学の後は試食タイム。息子の好物の3点セットをお土産に買い求めた。バスに戻ると、グリーンメロンと高菜漬けのお土産も配られている。
皆さん実に時間厳守なので、出発から20分ほど早く旅のスケジュールが進行している。お昼は12時からの予定が11時半過ぎには食堂へ到着。甲州名物が入ったオリジナル御膳を頂く。
寝不足なのか気圧のせいか頭痛が出てきてしまい、食後にはミヤBM錠とフロモックスに加え、ロキソニンを飲む。
そして本日のメインイベント、桃狩りである。園内食べ放題というが、そうそう頂けるものでもない。朝、農園の方がもいだばかりの桃を程よく冷やしてくださったものを、各自皮を剥きながらガブリ。ジューシーな果汁がたまらないが、やはり見た目では味まではわからない。甘みの強いもの、水っぽいもの、ちょっと熟れ過ぎなものなど、大きさも味も玉石混淆だ。私と母はなんとか2人で2つくらい食べただろうか。夫は断然トップで5個、息子も4個食べたそうだ。天晴。その後、木になっている桃を狩って、お土産に。ここでは一人一箱の桃のお持ち帰りがプレゼント。さあ、いよいよ荷物が多くなってきた。
ちょっとウトウトとすると30分ほどで次の目的地に。こちらにも息子が小さかった時に何度か来たことのある酒造見学。成人になったから、試飲もOKである。ここで夫は大吟醸のソフトクリームを買い求め幸せそう。皆、甘酒や日本酒、フルーツワイン等あれこれ味見をしてほんのり赤くなっている。私はちょっと舐めるだけで、雰囲気だけご馳走様。
ここでは枡に入ったお菓子と日本酒のミニボトルや名水ペットボトルのお土産付。うーん。これはやっぱりキャリーケースが良かったのでは、とだんだん不安になってくる。
このコースは鉄板の人気だそうで、今日は各地から4台のバスが出ているとのこと。当初は野菜狩りの予定だったが、農園が立て込んでいるということで、最後の日本三奇矯の一つである「猿橋」見学を先に、ということに予定変更。
何度も甲州は訪れているが、猿橋を見学するのは初めてだ。母は父と来たことがあると懐かしそうに言っていた。
階段を下りて、あまりの絶景でびっくりした。青紅葉が美しく、遠い朱塗りの橋とのコントラストが素晴らしい。紅葉の季節はさぞや素晴らしいだろうと溜息が出る。
この猿橋が架橋された年代は不明だが、地元の伝説によると、古代・推古天皇610年頃に百済の渡来人で造園師である志羅呼が、猿が互いに体を支えあって橋を作ったのを見て造られたという。「猿橋」の名は、この伝説に由来するそうだ。桂川(相模川)の両岸が崖となってそそり立ち、幅が狭まり岸が高くなる地点にある深い谷間のために橋脚はなく、鋭く聳え立つ両岸から四層に重ねられた「刎木(はねぎ)」と呼ばれる支え木をせり出し、橋を支えている。刎橋では、岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させる。その上に同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせるという仕組みだ。
すっかり満足してバスに戻り、最後の目的地、野菜狩りに農園へ。富士山の見える天空の大地で完全有機・無農薬の野菜を数種類、収穫体験できるというもの。今日はアンデスレッドというじゃがいもと玉ねぎ、しし唐に人参をもぎ取ってきた。ビニール手袋も配られる至れり尽くせりさである。夫も息子も汗をかきかき、土をほじくっている。大きいものを持って帰ってくださいと言われ、一生懸命だ。私は応援要員。母は農園の方に取ってもらっていた。畑は足場が悪いし、だんだん暑さでクラクラしてくる。先週のツアーのお客様たちは甲府盆地のあまりの暑さに耐えかねて、降りたくない、もらうだけでいい、という顎出しの状況だったとのこと。今日はちょっと曇り空だったけれど、雨にも降られず、カンカン照りよりはずっと良い塩梅のお天気だったようだ。
収穫の後は、冷たい健康茶のサービスや採れたて野菜で作ったおもてなし料理の試食もあってなかなか充実していた。
今日の予定はこれにてコンプリート。いったいどれだけのお土産があることか。そろそろ中央高速が渋滞にかかりそうなので、予定とは別のインターから入って渋滞を切り抜けましょう、と予定よりこれまた30分ほど早く出発。
渋滞に巻き込まれることなく、1時間ちょっとで予定のインターを降りることが出来た。
最初の降車地到着は予定時刻より40分も早かった。皆がお手洗いに行っている間、私は母をタクシーに乗せて見送ることが出来てほっとした。15分もしないで自宅に到着出来た模様。
私たちはそこから30分ほどかかって、朝の出発地点に戻った。エコバッグ4個が一杯になるほどの大荷物。添乗員さんからは「次回はやはりキャリーケースでお越しくださいね。」と言われる。男2人の荷物持ちを従えてイタリアンレストランへGo。あれこれ好きなものを頼んで水分補給もたっぷりしてほっと一息。
さすがにこれで電車に乗るのはしんどいとホテル前から自宅までタクシーで帰宅した。
帰宅後は母に連絡をし、大量のお土産物を冷蔵庫に収め、洗濯物を片付け、ようやくこうしてブログを書いている。
明日からまた新しい1週間。あれこれ欲張りな週末だった。疲れが残らないように今日は早めに休みたい。
今日は何年ぶりかで家族揃って+母の4人でバスツアーに。先月のいちご狩りに気を良くした夫が、何を隠そう果物の中では桃が一番好き!と桃狩りのツアーをチョイスした。
一昨日、添乗員さんが「お土産がどっさりなので、エコバッグかキャリーケースをお持ちになるように」とお電話をくださったのだけれど、いかにも1日のバス旅行でキャリーケースはどうよ、と高を括ってエコバッグのみ持参した。
朝の出発が早かったので、朝食はバスの中で、ということでギリギリに息子を起こし、予定通りの私鉄に乗って2つ先の駅まで移動。母は実家から近い乗車ポイントで合流することに。
参加者が時間厳守で、出発時間より10分早く全員が揃ってしまい、そのまま発車。日曜日ということもあり、道路はスイスイ。40分かかる予定が25分もせずに次の乗車ポイントに到着。集合時間よりも20分も早い到着だ。
お手洗いを済ませ、母が来るのを待つが、10分前になっても姿が見えない。朝電話したときは大丈夫と言っていたのに・・・、心配になって電話をするが繋がらない。5分前を切ったところでようやく携帯が通じ、別の方向に歩いてしまったことが判明。慌ててピックアップに行ってなんとか集合時間ギリギリセーフ。出発時間に遅れたわけではなかったが、冷や冷やのスタートになった。
お天気は曇天だが、雨は降っていない。途中行ってみたいSA全国二位だという談合坂でお手洗い休憩。辺りはすっかり緑が濃く、空気が美味しい。
そこから小一時間走り、最初の目的地は河口湖・大石公園のハーブフェスティバル。富士山と河口湖とラベンダー畑が三層になって、実に絵になるフォトスポットだ。
昨日のツアーでは、殆ど雲に隠れて富士山が見えなかったというが、今日はラッキーなことに頂上に傘雲がかかっては(これは明日雨が降る兆候だそう)いたが、散策中にはくっきり全身を表してくれた。ラベンダーも濃い紫、薄い紫、白と多種多様。香りも豊かだ。白だけでなくピンクのカサブランカ、ダリア、グラジオラス、ストケシア等々色とりどりのお花畑をのんびりと歩く。ワンちゃんたちもお花畑の中で笑顔(!)で写真のモデルになっている。途中でちょっと雨がぱらついたけれど、傘を差す程ではなくセーフ。
ラベンダーソフトクリームが気になったとみえる夫だったが、他の皆から「まだ要らない。」と言われて、なんとなくシュンとしてその場を離れる。
次は30分ほど走って、息子が小さな時に試食で大張り切りした漬物センターへ。薬膳白菜キムチや長芋キムチ、海鮮キムチ等を作る工場見学の後は試食タイム。息子の好物の3点セットをお土産に買い求めた。バスに戻ると、グリーンメロンと高菜漬けのお土産も配られている。
皆さん実に時間厳守なので、出発から20分ほど早く旅のスケジュールが進行している。お昼は12時からの予定が11時半過ぎには食堂へ到着。甲州名物が入ったオリジナル御膳を頂く。
寝不足なのか気圧のせいか頭痛が出てきてしまい、食後にはミヤBM錠とフロモックスに加え、ロキソニンを飲む。
そして本日のメインイベント、桃狩りである。園内食べ放題というが、そうそう頂けるものでもない。朝、農園の方がもいだばかりの桃を程よく冷やしてくださったものを、各自皮を剥きながらガブリ。ジューシーな果汁がたまらないが、やはり見た目では味まではわからない。甘みの強いもの、水っぽいもの、ちょっと熟れ過ぎなものなど、大きさも味も玉石混淆だ。私と母はなんとか2人で2つくらい食べただろうか。夫は断然トップで5個、息子も4個食べたそうだ。天晴。その後、木になっている桃を狩って、お土産に。ここでは一人一箱の桃のお持ち帰りがプレゼント。さあ、いよいよ荷物が多くなってきた。
ちょっとウトウトとすると30分ほどで次の目的地に。こちらにも息子が小さかった時に何度か来たことのある酒造見学。成人になったから、試飲もOKである。ここで夫は大吟醸のソフトクリームを買い求め幸せそう。皆、甘酒や日本酒、フルーツワイン等あれこれ味見をしてほんのり赤くなっている。私はちょっと舐めるだけで、雰囲気だけご馳走様。
ここでは枡に入ったお菓子と日本酒のミニボトルや名水ペットボトルのお土産付。うーん。これはやっぱりキャリーケースが良かったのでは、とだんだん不安になってくる。
このコースは鉄板の人気だそうで、今日は各地から4台のバスが出ているとのこと。当初は野菜狩りの予定だったが、農園が立て込んでいるということで、最後の日本三奇矯の一つである「猿橋」見学を先に、ということに予定変更。
何度も甲州は訪れているが、猿橋を見学するのは初めてだ。母は父と来たことがあると懐かしそうに言っていた。
階段を下りて、あまりの絶景でびっくりした。青紅葉が美しく、遠い朱塗りの橋とのコントラストが素晴らしい。紅葉の季節はさぞや素晴らしいだろうと溜息が出る。
この猿橋が架橋された年代は不明だが、地元の伝説によると、古代・推古天皇610年頃に百済の渡来人で造園師である志羅呼が、猿が互いに体を支えあって橋を作ったのを見て造られたという。「猿橋」の名は、この伝説に由来するそうだ。桂川(相模川)の両岸が崖となってそそり立ち、幅が狭まり岸が高くなる地点にある深い谷間のために橋脚はなく、鋭く聳え立つ両岸から四層に重ねられた「刎木(はねぎ)」と呼ばれる支え木をせり出し、橋を支えている。刎橋では、岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させる。その上に同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせるという仕組みだ。
すっかり満足してバスに戻り、最後の目的地、野菜狩りに農園へ。富士山の見える天空の大地で完全有機・無農薬の野菜を数種類、収穫体験できるというもの。今日はアンデスレッドというじゃがいもと玉ねぎ、しし唐に人参をもぎ取ってきた。ビニール手袋も配られる至れり尽くせりさである。夫も息子も汗をかきかき、土をほじくっている。大きいものを持って帰ってくださいと言われ、一生懸命だ。私は応援要員。母は農園の方に取ってもらっていた。畑は足場が悪いし、だんだん暑さでクラクラしてくる。先週のツアーのお客様たちは甲府盆地のあまりの暑さに耐えかねて、降りたくない、もらうだけでいい、という顎出しの状況だったとのこと。今日はちょっと曇り空だったけれど、雨にも降られず、カンカン照りよりはずっと良い塩梅のお天気だったようだ。
収穫の後は、冷たい健康茶のサービスや採れたて野菜で作ったおもてなし料理の試食もあってなかなか充実していた。
今日の予定はこれにてコンプリート。いったいどれだけのお土産があることか。そろそろ中央高速が渋滞にかかりそうなので、予定とは別のインターから入って渋滞を切り抜けましょう、と予定よりこれまた30分ほど早く出発。
渋滞に巻き込まれることなく、1時間ちょっとで予定のインターを降りることが出来た。
最初の降車地到着は予定時刻より40分も早かった。皆がお手洗いに行っている間、私は母をタクシーに乗せて見送ることが出来てほっとした。15分もしないで自宅に到着出来た模様。
私たちはそこから30分ほどかかって、朝の出発地点に戻った。エコバッグ4個が一杯になるほどの大荷物。添乗員さんからは「次回はやはりキャリーケースでお越しくださいね。」と言われる。男2人の荷物持ちを従えてイタリアンレストランへGo。あれこれ好きなものを頼んで水分補給もたっぷりしてほっと一息。
さすがにこれで電車に乗るのはしんどいとホテル前から自宅までタクシーで帰宅した。
帰宅後は母に連絡をし、大量のお土産物を冷蔵庫に収め、洗濯物を片付け、ようやくこうしてブログを書いている。
明日からまた新しい1週間。あれこれ欲張りな週末だった。疲れが残らないように今日は早めに休みたい。