ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.6.4 せめてご機嫌で暮らしたい

2019-06-04 20:52:31 | 日記

 昨日は下痢が収まってからも一日中ずっと腹痛が続き、恥ずかしいほど何度もお手洗いに行った。けれど、お腹は空っぽなので既に排出するものもない。なんだか身体に力が入らず貧血気味で帰宅した。
 だるいしふらふらする。両方の足裏がほぼ全域で痺れているので、地面をきちんと捕まえて歩けない。土日はPCもろくに触らなかったし、家事らしいこともろくにやらなかったから、手足の痺れと痛みが緩和したかのように感じていたが、実際普段どおりの生活をしてみたら、全然軽減などしていないことに気付いた。痛いし、痺れているし、力が全然入らない。

 結局、ほうほうの体で帰宅して、ご飯を炊いただけで台所に立ち続ける元気がなく、夫が帰ってくるまで横になって過ごした。なんという体たらく。いつからこんなになってしまったのだろう。

 衝撃だった先週火曜日の登戸20人殺傷事件に続いて、70代の元事務次官が同じような事件を起こすかもしれないと自らの40代の息子を殺害したというショッキングな事件が続いた。
 体調が悪いと、こうした社会的な動きに対してもいきなり感度が悪くなる。ひたすら自分の体調の悪さばかりグダグダと愚痴るばかり。思うこと、書いておきたいことはあるのに、全然身体も手も言うことを効かない。

 エンドレスの治療から逃げられないステージ4の再発患者ではあるけれど、それでも出来るだけ心穏やかにご機嫌で暮らしたいーそんなささやかな(それでもとても尊い)望みがなかなか叶わない。治療中にそれを望むのは無理なのかなとも思うけれど、治療中だからこそ、そうありたいと思う。
 その思いが空回りして却って落ち込む。患者歴14年半を超え、再発歴11年半を超えてもまだまだだなあと思う。
 
 それにしてもこの手足の不快感、なんとか軽減出来ないものか。手も足も使わないわけにはいかない。この痺れという不快な感覚はどうも人様にうまく伝えられないように思う。とても主観的な感覚だからだろう。
 繊細な感覚を持つのはもう全然無理。寝ても覚めてもビリビリジリジリが続く。滅入るしイライラしてきて、堪え性がなくなる。
 一度こうなってしまうと、なかなか簡単には治らないのもわかっている。だからこそ余計気持ちが萎えてくる。せめて転ばないように、怪我をしないように、である。

 こんな体調のまま早くも明日は通院日。同時に母が先日撮影した腎臓の超音波の結果説明もある。治療日とバッティングしてしまったので、夫が私の代わりに休暇を取って同席してくれる。質問してほしいことのメモは作った。スケジューリングがうまく行くといいのだけれど・・・。

 3週間に2回の通院、そして3週間単位で体調よく動ける日がごくごく限られるというのが悲しいけれど今の私の現実。
 折り合いをつけて出来る範囲で母のケアを進めて行かなければならない。大風呂敷は広げられない。今、私が出来る範囲で落としどころを見つけていかなくては。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019.6.3 朝から脂汗 | トップ | 2019.6.5腫瘍内科診察、イメ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。