ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.7.25フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目翌日のこと 一睡も出来ずに朝を迎える、夫無事退院、夜は断捨離読書会

2024-07-25 23:08:46 | 日記

 昨夜はブログアップ後、生協で届いたぶっかけ素麺を夕食に頂き、赤いヨーグルトを食べてからミヤ、タリージェ15㎎、コデインを飲む。こんな時間に夕食とは。
 その後、短時間の足湯を済ませた。案の定ステロイドハイで眠れない。ぐずぐずリビングで録画したドラマを視ながら手足のケアを終え、寝室に向かったのは1時過ぎ。

 それでも一向に眠くならない。瞑想CDをBGMにしても全然眠れない。今回で最後となる7回目の装着となったジーラスタボディポッドの位置が微妙に左に寄り過ぎている。
 左側を下には出来ないし、これまでより酷く痛むフェスゴの注射跡の右側を下にも出来ず、仰向けで眠るか、うつ伏せで眠るしかない。寝るポジションがなかなか決まらない。息を吸う時、ゼコゼコヒューヒューいうのも気になって眠れない。咳も出る。

 そうこうしているうちに1時間のCDが終わってしまう。2時過ぎ。もう一度聴こうかどうか迷って悶々と寝返りを打ちながら気づけば3時。
 ダメだ。4時前、諦めて先日の停電で録画し損なったドラマをスマホの無料動画配信で視始めた。1時間半近くが過ぎる。窓の外はもう明るい。蒸し暑く寝苦しい。
 平日仕様のスマホアラームが鳴るまでにはもう時間がない。1時間遅らせてセットし直したが、結局一睡もできないまま、朝を迎えてしまった。治療当日、睡眠時間ゼロはさすがに堪える。

 今日は昨日より気温が下がるという予報。夕方は大気が不安定になるという。明日、明後日はまた猛暑日とのこと。洗濯機を廻す。
 義父の38回目の祥月命日。ケイトウとリンドウを一輪挿しに差して仏壇に供える。

 BSと地デジで2回朝ドラを視て、一人でのんびり朝食を摂る。ミニクロワッサンを2つ、シャインマスカットを2粒、ピンクグレープフルーツを1房。青いアロエヨーグルト。ストレートリンゴジュースとジャスミンティをグラスに半分ずつ。お腹はそれほどモタモタせずに、空腹の方が勝ってそれなりに頂けた。
 食後はミヤBM、タケプロン、今日明日限定のステロイド、デカドロン4㎎。タリージェを飲まずとも、殆ど完徹だから眠くてぼーっとしている。

 仕上がった洗濯物をベランダに干す。日差しがどんどん強くなってきた。
 手足が痛む。たっぷりステロイド入りのヒルドイドクリームを塗る。足の右親指の爪廻りは相変わらずジュクジュクしている。誤って触れると声が出るほど痛い。絆創膏を2重にしてバンテージで固定し、5本家では指の指先が空いた靴下を履いている。
 
 夫から断続的なLINE連絡。昨夜は9時に消灯だったそうだ。宵っ張りの夫が9時就寝では、それは可哀想な。それでも痛みもなく、痛み止めも頂かずに済んだという。
 朝は受診後に朝食だったようだ。大きなガーゼを外し、すぐにゴーグルをつけたが、術側の右眼はとても良く見えるようになったとのこと。もともとかなりの近視だが、これで左眼もこの位見えれば随分楽になるだろうとのこと。眼鏡は作り直さなければならない。

 手術は怖かったようだが、実際には顔にクロスがかけられ、眼の大きさだけ穴が開いて、最終的には点くらいしかわからなかったので、手術器具が目に近づくという感触はなかったし、押されるような感じはあっても痛みは感じなかった。これなら大丈夫とのこと。
 ただ大部屋(6人部屋で5人だったが)では、夜中もピーピーと器具が音を出したり、看護師さんがひっきりなしに出入りしたりで、眠れず、次回は個室にしたい、枕も合わなかったので持っていくとのこと。

 退院手続きに間に合うように身支度をして家を出る。あいにく私鉄が遅延しており、10分以上待つ羽目になった。すると、既に退院した夫が改札で待っていた。
 さすがに昼食を摂るには早すぎる。生協で届いた麺類やお弁当類が今晩の分まであるので、それを捨てるわけにもいかない。
 カフェでお茶をご馳走すると言われ、有難く頂く。アイスカフェラテの氷をうんと少なくして頂く。見慣れないゴーグルだったが、思いのほか元気で安心した。

 そのまま自宅までタクシーで帰ってもよかったのだが、一人で階段上り下りして診察に行けたし、最寄り駅まで電車で大丈夫、そこからタクシーで、とのこと。まだ電車は30分以上遅れていたが、タイミングよく滑り込んできた。隣の駅止まりだったが、乗ってしまったら終点まで行くかもしれない、と乗り込む。
 夫は半信半疑だったが、思惑通り終点まで行先変更になった。1台待たずに早く帰れてラッキー。
 体調不十分の中お迎えに来てくれたのお礼にお茶菓子も買って帰ろうというので、カフェでケーキとドーナツを買ってもらい、タクシーで帰宅した。

 あれこれ片付けてから、昼食にはサラダうどんと助六寿司を頂く。あとは洗濯物を取り込んで畳み、ソファと一体化してゴロゴロ。眠れそうで眠れないまま夕方になった。

 ジーラスタの装着は前回より1時間ほど遅かった。装着から27時間経過すると緑のランプの点灯が早いペースになり、24分かけて薬液投与が始まる。ランプが点灯したままになり、正常終了。今回も一応説明書を見ながら慎重に外す。こうして自分で抜針するのもこれが最後だ。夫が記念に写真を撮ろうと人のお腹にスマホを向ける。なんだかなぁである。

 針先をガッチリ固定されたテープを水で濡らしながら丁寧に剥がす。アルコールカット綿を用意し、針の部分を躊躇わずに一気に引き抜く。出血はなかったが、アルコール消毒をしたらやけに沁みた。こんなことは初めて。やはり針刺が痛いと、抜針も痛むのだ。針跡に絆創膏を貼る。
 本体の廻りを固定した粘着力の強いテープを剥がす時のも、皮膚が引っ張られて赤くなる。本体を頂いた廃棄用のビニール袋に入れて終了。お腹から異物が取れて、ようやくスッキリする。外した後、一時間ほど何となく違和感が続いた。 

 夕食もインスタントのスープを足しただけで、お弁当と冷やし中華。それに常備菜をテーブルに並べる手抜きオンパレード。退院記念には程遠い寂しい食卓であるが、まぁ致し方ない。
 母にMeet通話。今日はデイサービスの日。夫が無事に退院した旨報告し、夫からもご挨拶をしてもらった。良かった良かった、と喜んでいた。母は2017年、黄斑前膜の硝子体手術で苦労し、その後、何度も注射に通ったけれど、視力はあまり改善しなかった。よく見えるようになったという夫、有難いことである。
 明日はヘルパーさんが来てださるだけで一日家にいるけれど、明後日はデイサービスだから、私は大丈夫、とのこと。涼しく過ごすように念を押す。

 食後はケーキとドーナツにアールグレイの紅茶を淹れて頂く。治療翌日に3食お腹+お茶まで頂くことが出来た。立派だ。

 先週は失念してしまった断捨離読書会のため、自室へ移動。
 オンライン読書会第10回目。23名の参加者でトレーナーさんが3人。今夜もIさんが司会進行をされた。
 まずはトレーナーと今季のトレーナー講習生2名の自己紹介の後、今日は5人の方が立候補してそれぞれの指定された範囲を読んでくださった。その後、いつものように3,4人のブレイクアウトルームに別れて感想のシェアを行った。

 今回はトレーナーのOさんが入った4名のルーム4だった。それ以外のお二人は今日読んでくださった方ばかり。お一人は今季の講習生の方。トレーナーさんが進行してくださり、私は2人目に指名され、今日も昨年からの体験談等をお話しながら、今日の部分で気になった部分をお伝えした。
 11分+カウントダウン60秒はあっという間。その後別のルームでの素敵なシェアが1件あり、時間通りに終了。記念写真撮影タイムはなく解散した。

 昨日は夫も私もお風呂に入れなかった。夫は1週間は眠る間も(無意識に手で目の周りを触れてしまうと感染症の恐れがあるため)ゴーグルを外してはいけないそうだ。火曜日までは自分でシャンプーもダメとのこと。ドライシャンプーか美容院かである。それでも首の下からは湯船に浸かれるようなので、今日はゆっくり自分のベッドで眠って欲しいと思う。
コメント
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