ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.4.3 閑話休題、最近の体調のこと

2013-04-03 19:55:22 | 日記
 昨夜から降り続いた雨は収まるどころか今日は本降り。ようやく午後遅くになって上がった。
 昨年の今日も季節外れの台風が来て、大荒れの天候だったことを思い出す。昨日と同じ新入生対象の印刷物配布日だったから、やけにはっきり記憶しているのだろう。
 今日も学部ガイダンスの日だが、新入生にとっても準備する職員にとってもお天気が悪いと大変だ。
 そして、春の嵐は無情に桜の花びらを散らして通り抜けていった。夕焼けが美しい。

 治療日記が母体のブログといいつつ、2月以降は4週間に1度の通院になっているため、ついつい病気であることを忘れ、日々の仕事や友人とのランチ会、あるいはホットヨガに明け暮れる(家事は手抜きの)ずうずうしい私の姿を晒している。
 もちろん全くストレスフリー、痛みからもフリーというわけではないけれど、昨年秋のEC治療中のあの酷い副作用に悩まされた数カ月は、今は遠い忘却の彼方といった感じである。人間は忘れられるからこそ生きていられるのだな、と改めて思う。

 それでも、たまには体調のことや副作用のことを書いておきたい。
 ゾメタ点滴後は、何となく体中の骨がギシギシする、というのはもう慣れっこなこと。そしてずっと続くわけでもない。せいぜい翌日、翌々日くらいまでのことだ。また、昨日今日のように気温が低く雨模様だったりすると、胸骨辺りの胸部圧痛や鈍痛からは逃れられない。ひところより酷くなっている、というわけではないので、気にしても仕方がないといった感じ。

 フェソロデックス注射後、当日から2,3日間は注射をした両方の臀部に痛みと重さが残り、押すと当然痛いし腰痛のごとくちょっと足を引きずる感じ。筋肉注射だからこれまた致し方ない。それでも看護師さんたちが上手なのだろう。酷い痣になったり、硬くなってしまったり、ということはこれまでの4回では一度もない。
 フェマーラやアロマシン等の内服のホルモン剤ほどではないが、朝に限らず手指のこわばりはいつも若干ある。また、忘れたようにホットフラッシュもやってくる。まだ更年期状態なのか良くわからないけれど。
 今のところ、心配した白内障等眼の異常はない。老眼鏡をかけることなく(まだ作っていないのもずうずうしい?)日々を送ることが出来ている。
 口内炎等の粘膜障害や下痢、便秘等の消化器系障害も殆どなし。ナベルビン時代からの足先のしびれは未だ取れずなのが、玉にキズである。

 完全脱毛した髪の毛は、そろそろ全方向に野放図に伸び始めて2センチくらいになる。このペースで夏になると、四方八方かなり爆発的になって、かつらの下に被るガーゼの黒い帽子が、きつくて被れなくなるだろう。けれど、もみ下げの部分やおでこの部分から自分の髪の毛がはみ出しているとこれまた頂けないので、やはり被らないわけにはいかない。いきなり自毛でベリーショートデビューする元気もないので、どうしても我慢できそうになければ、ソフトランディングのためにショートのかつらを被ることになるだろうか。

 そんなこんなで、前回の通院日から早くも20日が経った。来週の木曜日が通院日である。
 「私のノート」も先月末で書き終えてしまった。最低限のメモはしているけれど、有難いことに特記事項が殆どないので、日々の体重や便通の記録+α程度だ。
 抗がん剤治療中というわけでもないので、新しいノートはまだもらわないでおくつもりだ。

 帰宅すると、今月1回目のお花が届いていた。
 オレンジと赤いラナンキュラスが2本ずつ、白と紫と赤のアネモネが1本ずつ、小さな白い花をつけたアリウムコワニーが3本、榊のような葉のルスカスが2本。それぞれの花言葉は輝く魅力」、「はかない恋」、「正しい主張」だという。色がとても鮮やかで花瓶に活けるとぐっと元気が出るようだ。
コメント (4)
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