いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

東京都→神奈川県→東京都、そして→神奈川県、丘陵散歩:鶴川⇒新百合ヶ丘

2017年09月03日 12時13分06秒 | 武相境

 

小田急鶴川駅から新百合ヶ丘駅まで歩いた。<ねらい>=目的は、多摩丘陵の散歩。

さらには、神奈川県の横断である。このあたりは神奈川県が舌状に東京的に食い込んでいる。

1⇒2 小田急鶴川駅 ⇒ 東京都町田市/神奈川県川崎市麻生区境界

この先は川崎市麻生区となります。

2 ⇒ 3 神奈川県川崎市麻生区⇒片平川

3 ⇒ 4 ⇒ 5  片平川 ⇒ 小田急線

5 ⇒ 6 小田急線 ⇒ 神奈川県川崎市麻生区/東京都稲城市境界

小田急線五月台近くの五力田というところの雑木林に覆われた急峻な坂を上ると、東京都稲城市に至る。(上の画像の下部から左上の住宅地の間の雑木林を通過)

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6 ⇒ 7 神奈川県川崎市麻生区/東京都稲城市境界 ⇒ 東京都稲城市/神奈川県川崎市麻生区境界

7 ⇒ 8  東京都稲城市/神奈川県川崎市麻生区境界 ⇒ 小田急 新百合ヶ丘駅

まとめ

1.この地球上で「丘陵」に、これだけ人が蝟集している地域はないだろう。

自然として=農業として「丘陵」はそれほど人口を保持できない。江戸時代。

2.しかし、近代、特に高度成長期以降、この丘陵には、流れ者=故郷喪失者が流入し、これだけ人が蝟集しているのだ。 おいらもその一匹だ。

ほとんどの蝟集者の目的は居住だ。それは、生産ではない。労働力の再生産のためだ。

生産現場へは「小田急」で通うのだ。「いっそ小田急で逃げませうか!?」と思っても実行できないのがほとんだ。

3.そして、この「丘陵」の開発がなされていない地域(おもに急斜面地域)では、旧住民が住んでいる。

上記、5 ⇒ 6の農夫を見よ。

すなわち、この「丘陵」は流れ者=故郷喪失者と「なぜわれらは田舎に留まるのか?」=旧住民のモザイクなのだ。

このモザイクは精霊馬の有無が指標のひとつとなる。

4.これだけ人が蝟集している地域においても、自然条件が厳しい場所(急斜面)には人が住んでおらず、雑木林であり、しばしば、行政区域の境界となっている。そういう「秘境」を跨ぐ散歩は楽しい。

5.最後に、流れ者=故郷喪失者に土地を売って、ひともうけ?した人たちの行方はこの散歩では、全くわからないのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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