戦後、第二の人口ボリュームゾーンである
団塊ジュニア世代は
1971・72・73年の生まれと言われています。
この時期を頂点にして
日本の人口は一貫として下がって来ました。
そして結果的には
第三次ベビーブームは起こりませんでした。
団塊ジュニア世代は
就職氷河期の始まりですし
ロスジェネ世代の最初であります。
親世代に比べると
物質的に豊かな時代に生まれ
自由な生き方を選択できる世代ですね。
世界的に見ても
物質的に豊かな国や地域は
少子化になる傾向にあります。
日本では少子化の原因を
婚姻率が下がっているからとの
主張も少なくありませんが
欧米社会では
国で婚外子を認めていて
フランスなどで若干の改善はあるようですが
それでも少子化の傾向です。
お隣の韓国も
日本以上に少子化のようですね。
加えて日本は
世界最速で超高齢化が進んでいます。
中国も今後
少子高齢化社会に急速に入るようです。
もし物質的に豊かな社会になること自体が
少子化の原因であるのならば
果たして少子化対策そのものに
意味があるのでしょうか?
すでに生まれている子供たちの
成長を応援する制度は
待ったなしで大切ですね。
間違った少子化対策に力を注ぐよりも
すでに生まれている子供たちの成長対策と
超高齢化対策の方が
すぐに取り組むべき課題ではないでしょうか。