日本は1970年代後半のどこかで
一億総中流になったと言われています。
これは経済成長した国の中では
珍しいようですね。
欧米も韓国も中国でも
格差は拡がっていると言われています。
日本でも実際は
格差はそれなりにあったようですが
意識の上では多くの人達が
中流意識だったのかも知れません。
世界で最も成功した社会主義国家と
揶揄されるほどに
平等意識の強い国民性のお陰で
一億総中流を達成したのかも知れませんね。
それは1990年代前半の
バブル経済崩壊以後も続いていましたが
2000年代の小泉改革ぐらいから
新自由主義が導入されはじめ
2010年代の第二次安倍政権から
本格導入の運びになりました。
さすがに20年間続く
年収の減少傾向や、派遣労働の増加や
老後の貯金問題等がクローズアップされるにしたがって
格差が意識されるようになって来ているのかも知れません。
コロナ禍の3年間は
格差意識を強調させたようですね。
貧困にあえぐ生活はどうかと思いますが
日本にはまだ生活保護という制度もあります。
本当の問題は精神的格差なのかも知れません。
日本人はメディアの影響も受けやすい国民ですね。
メディアのマイナスメッセージに
洗脳されないようにして
他人と比較して
優越感や劣等感を持つのではなく
先ずは自分の生活を立て直して行きたいものですね。
精神的・経済的自立力が高まると
運が良くなります。