この25年ぐらいの間
「根性論」が嫌われるようになりました。
確かに昔は
勉強や仕事の成績や成果が上がらない場合
「根性がない」と
先輩や上司から説教されて終わりということが
良くありましたね(笑)
この25年ぐらいは
具体的な方法論のアドバイスが
求められるようになり
書店にもマニュアル本が増えてきました。
子供の教育は
ゆとり教育が推奨され
努力すること・がんばることなど
根性が必要なことは
否定される傾向にありました。
一方で社会の知識・情報化は
心や精神の問題が浮き彫りになり
心理分析も盛んになりました。
そのような経過で
専門家と称する医師や学者が
心や精神の問題さえも
マニュアルと薬物で
解決しようとする傾向が増えました。
心や精神とは
根性や意識や意志の問題です。
単なるやる気の無さや
単なる落ち込みや
単なる注意不足を
精神病に認定して
薬物でどうにかしょうとするのは
いかがなものでしょうか?
確かに
コンピューター社会は身体を使わなくなり
インスタントな食べ物も氾濫している社会です。
心と身体は連動しているので
年齢を重ねる程に
身体の踏ん張りも衰え
心も萎えやすくなるものです。
身体のケアーや
心を開いて話し合う
カウンセリング的な機会は
必要だと思います。
そういう意味では
老若男女関係なく
心や精神のためにも
身体を鍛えることや
ケアーすることは
大切な時代ではないでしょうか。
またゆとり教育等で
甘やかされてきた世代も
体感や経験を積み重ね
失敗をしても落ち込まず
向上心や継続心を養わないと
どんなにマニュアルや方法論を求めても
なかなか人生思うようには行きません。
楽なことや甘いことに
逃げれば逃げる程に
運が悪くなります。
また先輩や指導する立場の人達も
怒鳴ったり・けなしたりすることは
いかがなものでしょうか。
それはむしろ指導力に関して
「根性なし」の状態かも知れませんね(笑)
根性とは
やる気や意志の強さのことです。
「失敗と書いて成長と読む」と言われますが
現在の精神の格差社会では
心や精神の成長のためにも
自分で意識して
「根性あり」に
なって行きたいものですね。
人生が愉しくなり運も良くなります。