戦前から教師として、教育学者として
卓越した成果を上げてきた
故・森信三先生がおっしゃるには
「腰骨を立てる教育以外に
子どもたちを真に主体的な人間にする道はない」
とおっしゃっていたそうです。
主体的とは自立の基礎ですね。
言い換えれば自立が出来ないのは
腰骨を立てることが出来ないからからだと思います。
仕方がないことですが
戦後は、特に物質的に豊かになり
一億総中流と言われた戦後30年を過ぎたあたりから
腰骨を立てる教育が廃れて来た感じがします。
現在の物質的に豊かな社会の中での
共依存や精神病の増加は
腰骨を立てることが出来ない
大人が増えた証拠かも知れません。
心と身体を養うためには
腰骨を立てることが最重要項目になります。
超高齢化社会の進む今日
子どもに指導する前に
まずは大人が腰骨を立てて行きたいものですね。
腰骨を立てると運も良くなります。