昔は「他人に叱られなく(注意されなく)なったら終り」という言葉がありました。
意味分かりますか?!(笑)
自立できていない子供(依存)状態の時に
人様からアドバイスをもらえなくなったら終りということです。
仕方がないことですが
「ほめて育てる」とか「ほめ方・叱り方」とか
テクニカルな方法論ばかりが言われてる今日ですが
今の20・30代を観ればお分かりではないでしょうか。
ゆとり教育やモンスターペアレントなど
本質からズレた大人たちの教育により
精神病の増加や、自立心や向上心に欠けた精神性の格差は進行しています。
今年から学校で道徳教育が始まったようですが
おそらくゆとり教育と同じ結果になる事と思います。
アメリカでは子供のエリート教育において
学力よりも精神力を高めることを重要視しているようです。
叱る(注意する)ことを
怒鳴ることや手を挙げることと勘違いしている人も多いものですし
自立もできない、働くこともできない、向上心もない状態を
精神病というレッテルを貼って逃げている人も多いものです。
個人主義・自由主義・資本主義が進み
知識・情報化社会になった日本では仕方がない事かも知れませんね。
怒鳴ることや手を挙げることが減ったのは良い事だとは思いますが
子供の頃や20代で、他人様に揉まれアドバイスをもらえない事は
残念な事かも知れませんね。
こう言う時代は自ら進んでアドバイスをもらう姿勢が大切なのですが
25歳ぐらいまでに安易で楽な道を身につけてしまうと難しいでしょうね。
若い人には自立心や向上心を持ってもらいたいものです。
運も良くなります。