「ソーシャルネットワーク」という映画を観ました。
フェイスブックの創業の物語です。
事業としては大成功しましたが
その裏にある友達や仲間との人間関係の難しさを描いています。
これは古今東西、昔からある話で
事業の創業には成功しても失敗してもついて回る話です。
人間関係の難しさは家族も同じですね。
同族企業の事業継承の問題も昔からある話です。
人間関係は相互扶助でなければ成り立ちません。
お互いに助け合う人間関係でなければ続くことは難しくなります。
一方的に助けるとか、助けられるのは共依存です。
共依存の人間関係にならないためには個人の自立が不可欠になります。
戦後に急激に物質的に豊かになり
欧米社会の個人主義・自由主義・資本主義を導入した結果
依存と自立の意味を考えずに来ました。
戦前世代の経済復興へのがんばりと貯えに依存することで
平成の世を過ごしてきました、
アラフォー・クライシスと言われる
「７０４０問題」はご存知でしょうか？
今日は戦前世代は介護や他界の時期になり
アラフォーの戦後の親世代も７０歳を過ぎてきました。
アラフォーまで自立できなかった人達の問題が浮上しています。
家族とか他人の違いではなく
人間には心があり
我欲の執着という問題を抱えているが故に
人間関係の難しさは永遠について回るものです。
人間は魂のレベルによって運や縁を引き寄せるようです。
個人主義・自由主義・資本主義の社会的には
自立のレベルと言ってもよいかも知れません。
自立とは孤立することではありませんが
依存や自立の意味を考えた事のない戦後世代には
なかなか難しい課題かも知れませんね。
精神世界の視点からでは
人間界の人間関係の難しさこそ
魂を磨くチャンスだと感謝して生きる方が
愉しい人生を送ることが出来ると思います。
